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泉谷渉の視点

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中国半導体は国産AIチップ開発で注目集める!!〜産業スパイ、台湾の技術流出急増も

中国半導体は国産AIチップ開発で注目集める!!〜産業スパイ、台湾の技術流出急増も

中国ファーウェイは計算能力を高めた新しいAI半導体技術を発表した。グラフィックスカードを1万5488枚も相互接続が可能であり、まことにもって優れものなのである。そしてまた、中国の国有通信会社のチャイナユニコムは、アリババなどが開発した国産AI半導体を活用した大規模データセンターを建設し、注目を集めている。このデータセンターは約2万3000個の国産AI半導体を使用し、3579 Peta FLOPS(ペタフロップス)の演算能力を構築したのである。 [→続きを読む]

SiCパワー半導体、一時的減速から復活へ!〜中国勢は量産、ロームはトヨタ向け採用決定〜

SiCパワー半導体、一時的減速から復活へ!〜中国勢は量産、ロームはトヨタ向け採用決定〜

EVブームのトーンダウンにより、パワー半導体は一時的な減速を余儀なくされている。SiCパワー半導体で世界トップシェアを狙うロームは、売上額がかなり後退しているのだ。インテリジェントパワーモジュールで世界トップシェアの三菱電機もそれほど伸びは良くない。ただ、トヨタ向けのパワー半導体を作る富士電機は堅調に伸びてきており、SiCシフトを強めるために青森津軽工場の拡張に走っている。 [→続きを読む]

世界半導体はトランプ関税で減速懸念も〜台湾の生産額は前年比19%増、中国のSiCは急浮上〜

世界半導体はトランプ関税で減速懸念も〜台湾の生産額は前年比19%増、中国のSiCは急浮上〜

全くもって馬鹿げた米国トランプ大統領の関税問題が半導体業界にとっては懸念材料になると言われはじめた。なにしろ、世界のすべての国・地域に例外なく関税をかけてやるとの公約を実行しようとしているのであり、これこそクレイジーとしか言いようがない。我が国においても国家半導体戦略カンパニーともいうべきラピダスに逆風が吹き始めており、2027年以降のラピダスの最先端半導体の米国輸出について、徹底的な関税をかけられてしまえば、かなりの打撃になるのである。 [→続きを読む]

ファブレス半導体、トップはNvidiaの前年比125 %増〜Qualcomm、Broadcom、AMDも健闘、AIサーバが柱

ファブレス半導体、トップはNvidiaの前年比125 %増〜Qualcomm、Broadcom、AMDも健闘、AIサーバが柱

ファブレス半導体メーカーの動きが急ピッチで再成長軌道に乗り始めた。業界トップを行くNvidiaは実に2024年のファブレス企業トップ10(編集注1)におけるシェアの50%を占めており2番手のQualcommも健闘し、シェア14%。三番手のBroadcomもシェア12%を保持している。 [→続きを読む]

半導体パッケージの重要性が一気に高まる〜TEL、キヤノン、レゾナックに注目

半導体パッケージの重要性が一気に高まる〜TEL、キヤノン、レゾナックに注目

「半導体の後工程に対する関心がいやがうえにも高まっている。材料関連においても、この動きは急速であり、住友化学、三菱ケミカル、旭化成などの動きに注目する必要がある。もちろん、後工程材料にめっぽう強いレゾナックについてはきっちりとウォッチした方が良いのだ。」 [→続きを読む]

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