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泉谷渉の視点

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VRは本格開花の予感で電子デバイスに期待感〜トップのHTCを急追するソニー

VRは本格開花の予感で電子デバイスに期待感〜トップのHTCを急追するソニー

VR(仮想現実)の世界がいよいよ本格開花の様相を見せ始めている。VRの世界市場は少なくとも2020年までに約3兆円までに成長すると見られており、そのうちハードウエアやアクセサリーを除いたコンテンツの規模は約2兆円、さらにゲームに絞ると1兆円規模程度が予想されるだろう。また、2025年を超えてくればVR全体で10兆円のマーケットがあると明言するアナリストも出てきており、要するに全く新たな巨大市場が誕生することになる。 [→続きを読む]

半導体製造装置が足りなくなる!!〜2020年東京五輪に装置の売上倍増

半導体製造装置が足りなくなる!!〜2020年東京五輪に装置の売上倍増

筆者は仕事柄、地方での講演を頼まれることも数多い。最近では九州シリコンアイランドにとどまらず、東北、上越、北陸、関西、四国など多くのエリアで「まるで落語のような講演」を楽しんでいただいているようだ。先ごろは三重県下の中小企業を対象とする講演をさせていただいたが、地元企業の1社は講演後に、次のような質問とも悲鳴ともいうべき発言をされたのだ。 [→続きを読む]

IoTの一番大きな効果は生産革新、次いで車載、データセンタに有効

IoTの一番大きな効果は生産革新、次いで車載、データセンタに有効

「IoTが一番効力を発揮するのは、世界のあらゆる産業における生産ラインの革新である。ここが何といってもマーケットとしても大きい。次いで安全走行、自動運転に向う次世代のコネクテッドカーに大きな市場がある。もちろん、データセンタの規模も大きくふくらみ、半導体メモリが一大ブームになる」。こう語るのは、半導体アナリストとして長く活躍する南川明氏である。筆者との交流は30年にもなる古き友人でもある。 [→続きを読む]

NANDフラッシュは超高層ビルに〜東芝は驚異の200層開発をアナウンス

NANDフラッシュは超高層ビルに〜東芝は驚異の200層開発をアナウンス

「NANDフラッシュメモリーはIoT時代の本格到来にあって、今やサーバー用途が急拡大している。クラウドサービスの普及により、フラッシュメモリベースのSSD市場は、2019年には1兆円を上回ってくる見通しだ。東芝はこの3次元タイプにおいて、200層を積み込む技術開発をひたすら追求している」。 [→続きを読む]

「トランプは笑うとかわいい」〜強い米国の復活は日本輸出企業に追い風

「トランプは笑うとかわいい」〜強い米国の復活は日本輸出企業に追い風

トランプ政権の誕生で「世界の株価が大暴落し、日本は超円高で苦しむ」というシナリオを書いたジャーナリスト、評論家、アナリストは一体どうやってその責任をとるのだろう。メディアの予想を全く裏切り、トランプが次期大統領に決定した途端にアメリカの株価を一気に押し上げる原動力となった。日本の株価もこれに追随し、約1年ぶりの高値をつけ、1万8000円を軽々と突破していった(2016年11月22日現在)。円安も加速し、1ドル110円台という信じがたい水準となった。 [→続きを読む]

スーパープレミアム家電は新市場を創出〜パナを先頭に日立、シャープも追従

スーパープレミアム家電は新市場を創出〜パナを先頭に日立、シャープも追従

「通常の家電製品はいまや低価格化とそこそこの機能が達成されたことで、言わば枯れた製品となっている。世界中どこへ行ってもテレビ、洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫などは当たり前の常置製品であり、誰もが買える製品であるために付加価値がなくなっている。ところがここにきて、とりわけ日本企業が前面に打ち出したスーパープレミアム家電はかなりの力を見せ始めた」。 [→続きを読む]

国内半導体設備投資、世界の10%のみ〜東芝とソニーが引っ張る展開

国内半導体設備投資、世界の10%のみ〜東芝とソニーが引っ張る展開

「世界全体の半導体設備投資は、アップルの不振が明らかとなってきた以上、下期に減速する恐れはある。それでも、今のところは2015年を上回る勢いで進んでおり、前年を少し上回る6兆5000億円以上が想定されるだろう。それにしても日本勢の存在感はない。大型投資を構えるのはひたすら東芝とソニーだけだ」。 [→続きを読む]

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