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泉谷渉の視点

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車載向けパワー、MCU、センサは急増へ〜GaN-on-Si、MCU、ミリ波レーダー

車載向けパワー、MCU、センサは急増へ〜GaN-on-Si、MCU、ミリ波レーダー

世界的なSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の運動が拡大する中にあって、車載向けの省エネに世界の注目が集まっている。もちろん焦点は排出ガス削減であるが、とにもかくにも、まずはエコカーに移行する際のパワーデバイスの開発と生産増強が焦点になっていくのだ。 [→続きを読む]

Intel・TSMC・Samsung、米国に巨大工場〜中国外しとファンドリ時代を象徴

Intel・TSMC・Samsung、米国に巨大工場〜中国外しとファンドリ時代を象徴

ついにIntelは、2兆円強を投じてアリゾナに2つの新工場を建設することを決定した。同社は10nm/7nmで出遅れたために、TSMCのファンドリ利用をアナウンスしていたが(編集室注1)、一転して自前の生産にこだわることになったのだ。そしてまた、これは米国政府が進めている中国たたきの新たな半導体産業強化策にも呼応しているプロジェクトにもなるのだ。このことの意味は大きい。 [→続きを読む]

キオクシアは正念場、巨大投資断行で突破口を切り開け!〜四日市にY7棟建設

キオクシアは正念場、巨大投資断行で突破口を切り開け!〜四日市にY7棟建設

東芝の半導体事業はここに来て、正念場を迎えたと思えてならない。NANDフラッシュメモリで世界第2位を誇る東芝の持分会社であるキオクシアは、10月に予定していた東京証券取引所への新規上場を延期すると発表した。一般的には、米中貿易戦争のあおりでファーウェイへの輸出が不透明になったことなどが挙げられている。 [→続きを読む]

追いつめられた中国ファーウェイはスマホ70%減!!〜SMICも厳しい状況に

追いつめられた中国ファーウェイはスマホ70%減!!〜SMICも厳しい状況に

「これまで中国のファーウェイは何回ものクライシスを乗り越えてきた。米中貿易戦争は今に始まったわけではない。2014年段階で米国政府はファーウェイ製のルーターの利用を規制している。これに対抗し中国はWindows 8を政府調達から締め出した。しかし、今回の米国政府による新たな輸出規制は9月15日に発動され、これによりファーウェイは各国・地域からの半導体調達が事実上できなくなる。ついに、ついに追い詰められたと言ってよいだろう」。 [→続きを読む]

爆裂成長を続けるTSMCは2nmの新工場建設へ!!〜新竹に2兆円投資

爆裂成長を続けるTSMCは2nmの新工場建設へ!!〜新竹に2兆円投資

台湾TSMCの爆裂的成長が止まらない。2020年7〜9月期の半導体ファンドリ売り上げランキングにおいて、TSMCは実に前年比21%増を達成し、1兆2485億円の実績となった(編集室注1)。2位のSamsungはわずかに4%増であり、金額で言えば4032億円であったわけだから、何とTSMCはSamsungの3倍強の売り上げを上げて一人勝ちの様相となっている。ちなみに、3位のGlobalFoundriesは前年比3%減と振るわなかった。 [→続きを読む]

半導体製造装置業界、超強気の2020年業績予想〜TELは純利益11%増見込む

半導体製造装置業界、超強気の2020年業績予想〜TELは純利益11%増見込む

半導体製造装置業界は、5G高速移行およびテレワーク拡大などを背景に、一気に拡大するデータセンター投資に大きな期待を寄せている。2020年のデータセンター投資については、どんなに少なくても12兆円は投入されると予想されているが、このうち約40%が半導体分野に充てられるため、コロナで苦しむ世界情勢の中にあってまさに干天の慈雨が降り注いでいるのだと言えるだろう。 [→続きを読む]

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