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市場拡大、体質強化に向けて、戦略的連携、買収の相次ぐ動き

市場拡大、体質強化に向けて、戦略的連携、買収の相次ぐ動き

Intelが、中国のRockchipとモバイル半導体プラットフォームの開発でコラボ、モバイル市場への積極的な追及を図る戦略的な連携の動きが見られたのをはじめ、米シーゲイト・テクノロジーが米アバゴ・テクノロジーからフラッシュメモリ関連事業、これは米LSIの傘下にあって買収が済んだばかりのものであるが、それをまたすぐさま買収してストレージ製品拡大に充てるという慌ただしい取引が行われている。今に限ったことではないが、市場シェア拡大、新路線確立に向けた矢継ぎ早の動きが方々で相次いでいる。 [→続きを読む]

マイクロソフトがハードウエアで正しい道を見つけたか?

マイクロソフトがハードウエアで正しい道を見つけたか?

Microsoftがコンピューティングデバイスでハードも作製する方針を採用し、最初にチャレンジしたのがタブレットだった。Windowsにタッチインターフェイスを採用し、薄型軽量のSurfaceがそのデビューだった。Pro 2がまさにそのタイプの商品で、「タブレットですけどPCにもなります」的な商品だった。 [→続きを読む]

クルマ、IoTに軸足を置いた様々な展開、アプローチ

クルマ、IoTに軸足を置いた様々な展開、アプローチ

モバイル機器関係の次を目指す取り組みと並行して、半導体市場の一層の拡大につながる新分野に向けた製品展開、新たなアプローチが進んでいる。今回は、いくつか挙げられる市場開拓の切り札の中から、現下の動きが特に目についたクルマ、車載関係、そしてInternet of Things(IoT)に注目している。成熟感が見えてきていると言われるスマートフォン、タブレット市場であり、次の伸びる種の育成が欠かせず、他にも医療、ロボットなど新たな分野の様々な芽生え、開花具合に絶えず目が離せないところである。 [→続きを読む]

Update:最先端微細化を競う動き …3D NAND、FD-SOI、各社戦略

Update:最先端微細化を競う動き …3D NAND、FD-SOI、各社戦略

最先端の微細化を巡る動きの打ち上げが引き続き目についている。3次元(3D)技術を駆使した3D NANDフラッシュメモリに向けたサムスン電子および東芝の新工場の稼働および建設計画がそれぞれ発表されている。次に、STマイクロが主導するFD-SOI(fully depleted silicon on insulator)プロセス技術をサムスン電子にライセンス供与してファウンドリーサービスを展開するとし、特に欧州半導体業界での期待感が見られている。ほか、20-nm台から10-nm台を窺う各社の取り組み、攻防の現時点アップデートである。 [→続きを読む]

史上最高が続く世界半導体販売高、こんどは第一四半期販売高

史上最高が続く世界半導体販売高、こんどは第一四半期販売高

米Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高のデータが発表され、今回は3月、および1-3月、第一四半期である。今年に入って、1月としては史上最高から始まり、前年同月比で見ると1月が8.8%増、2月が11.4%増、そしてこの3月もまた11.4%増と大きく伸び、第一四半期がまた史上最高の販売高を記録している。地域別では、その大きさからAsia Pacific、そして世界を主導するAmericasが引っ張っており、我が国は欧州に続く位置づけという状況が続いている。早期奮起に引き続き期待である。 [→続きを読む]

新市場拡大に向けて、SSDの多様化、wearableの課題

新市場拡大に向けて、SSDの多様化、wearableの課題

フラッシュメモリを用いるデータセンター向けsolid state disks(SSDs)、スマートフォンに続くwearable electronics、ともに今後の有望市場として各社の取り組みが盛んに進められている。SSDsに向けては、Micron, SanDisk, およびSamsungからビッグデータ、cloud応用などを扱う新しいenterprise SSDsについて多様なportfoliosの拡大が相次いで発表されている。wearableについては、消費者浸透に向けて機能、価格など商品企画の課題への対応に迫られる現状を受け止めている。 [→続きを読む]

FPDの市場鈍化に対し様々なトライアル〜湾曲・透明・バイオディスプレイ

FPDの市場鈍化に対し様々なトライアル〜湾曲・透明・バイオディスプレイ

電子ディスプレイの市場規模はディスプレイサーチによると、2014年段階で1620億ドルに達する見込みであり、半導体市場の約半分を占めると予想されている。しかしながら、この市場調査会社の調べでは2010年から2020年までの10年間の伸び率は、7.4%と鈍化する見込みだ。 [→続きを読む]

陣営間の様々な駆け引きの様相:綱引き、ためらい、働きかけ

陣営間の様々な駆け引きの様相:綱引き、ためらい、働きかけ

アップルとサムスンの間の特許侵害係争、ファウンドリー業界各社の最先端プロセスへのアプローチ、そして中国のタブレット市場開拓を図るインテルはじめ各社の動き、とそれぞれの中での各陣営の様々な駆け引きの動きが目立ってきている。アップル陣営とアンドロイド陣営の間の綱引き、最近提携が発表されたサムスン-グローバルファウンドリーズ陣営への参加の誘いをためらうUMC、そしてpricing優位性、奨励金とあの手この手の中国タブレット市場での働きかけ、とそれぞれの様相、情勢を受け止めている。 [→続きを読む]

インテル、SamsungおよびTSMC、それぞれの業況、戦略的な動き

インテル、SamsungおよびTSMC、それぞれの業況、戦略的な動き

14-nmに向けた最先端技術そしてモバイル機器を軸としたビジネス対応について、IDMのトップ2、インテルおよびSamsungとファウンドリーNo.1のTSMCの現時点の状況、取り組みに注目している。現在の半導体業界の方向性を知り、占う上で、特にこれら3社の動きを追うことがますます欠かせなく感じるところがある。パソコンが圧倒的であった時代からモバイルはじめ市場の多様化が進むなか、トップランクを維持し続けているこれらプレーヤーの一挙手一投足にグローバルな目が向くここしばらくと受け止めている。 [→続きを読む]

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