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コロナ禍乗り越え、2021年の注目:半導体市場伸長、巨大IT、…

コロナ禍乗り越え、2021年の注目:半導体市場伸長、巨大IT、…

新年、2021年を迎え、コロナ打倒&乗り越えと世界の共通する見出しの受け止めである。新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜元旦の昼前時点、世界全体で8330万人を超え、1週間前から約430万人と衰えない増加である。次期大統領の就任を間近に控える米国、EUを離脱して独自の道を歩む英国、そして引き続く米中摩擦などそれぞれに目が離せない中、今年のスタートを切る半導体業界は、現下の堅調な伸びを維持して年間販売高が2018年の史上最高を更新するかどうか、そして自前設計の動きも見られ公正取引で一層厳しい視線が注がれるGAFAはじめ巨大IT関連の動き、など市場パイが拡大基調ながらもベンダー景観が大きく揺さぶられる可能性を孕んでいる。 [→続きを読む]

コロナ禍&米中摩擦の重しの中、健闘の半導体販売高:2020年

コロナ禍&米中摩擦の重しの中、健闘の半導体販売高:2020年

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜25日昼前時点、世界全体で7900万人を超え、1週間前から約425万人と衰えない増加である。該ウイルスの変異種が世界各国から報告され、一層の用心が求められている。2020年が終わろうとしているタイミングでこの1年の半導体業界関連の動きを振り返ってみる。休戦状態で第1段階の合意に年初に至った米中貿易摩擦に対して「COVID-19」インパクトが圧し掛かってきて、当初の何もわからない段階から「第3波」の渦中に至る現時点である。半導体業界は、封鎖による打撃から段階を経て再開していく中、世界全体が対応せざるを得ないNew Normalが引き起こす需要により約5%増の年間販売高が見込まれる健闘である。 [→続きを読む]

米中摩擦の渦中、中国と台湾、半導体業界それぞれの伸び&障壁

米中摩擦の渦中、中国と台湾、半導体業界それぞれの伸び&障壁

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜18日昼前時点、世界全体で7475万人を超え、1週間前から約530万人余り増加と勢いを増している。地域別では欧州が最多で、ドイツではロックダウンの強化が行われる一方、我が国でも年末年始の旅行の自粛が広がる状況である。米中摩擦が半導体関連でSMICの「エンティティー・リスト」入りの事態を迎える現時点であるが、中国と台湾それぞれの半導体業界について目覚ましい伸長が見られる一方、宿命からくる障壁が並存する状況を一層色濃く受け止めている。すぐには到底払いきれない覆いの中での今後に向けた中国と台湾の方向性について、いろいろな切り口の分析、見方が続いて注目させられている。 [→続きを読む]

巨大IT、新分野リーダーを巡る様々な動き:独禁法、M&A、移転、…

巨大IT、新分野リーダーを巡る様々な動き:独禁法、M&A、移転、…

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜11日昼過ぎ時点、世界全体で6943万人を超え、1週間前から約440万人余り増加と増す勢いである。米国・Johns Hopkins大は、日本時間12日未明、7000万人を超えたとしている。一層のコロナ禍に覆われる中、米国のGAFAはじめ巨大IT、そして新分野を引っ張る注目の各社を巡る様々な動きに注目させられている。自前設計を拡げるApple、自動運転など子会社を売却する配車サービスのUber、シリコンバレーからの本社移転の流れ、そして独禁法違反で米国当局から提訴されたFacebook、とまだまだ続いていく感じ方がある。「深すぎる分断」が大きく濃く影を落とす中、激しい潮流を受けた動き、対応を感じるところである。 [→続きを読む]

10月世界半導体販売高、2年ぶり高水準、2021年過去最高の期待

10月世界半導体販売高、2年ぶり高水準、2021年過去最高の期待

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜4日正午前時点、世界全体で6500万人を上回り、1週間前から約415万人増加と変わらない勢いである。米国では死者も急増、西海岸Bay Areaのいくつかのcountiesでは都市封鎖の動きが見られている。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)よりこの10月の世界半導体販売高データが発表され、$39.0 billionに達して、前月比3.1%増、前年同月比6.0%増となっており、2018年11月以来の高水準である。本年の世界半導体販売高が、5.1%増の$433.1 billionと予測され、さらに来年、2021年は8.4%増の$469,4 billionと、これまでの最高、2018年の$468.9 billionを僅かながら上回る見方となっている。 [→続きを読む]

ムーアの法則を終焉させず1nm以下めざす本気のimec、撤退した日本勢

ムーアの法則を終焉させず1nm以下めざす本気のimec、撤退した日本勢

ベルギーの半導体・ナノテク研究機関imec CEO兼プレジデントのLuc Van den hove氏は、同社と蘭ASMLが密接に協業して次世代高解像度リソグラフィ技術である高NA EUV(極端紫外線)リソグラフィ技術を実用化することで、ムーアの法則を終焉させることなく、微細化を1nm以降も継続させると宣言した(図1)。 これは、11月18日にバーチャルオンラインで開催されたimec主催の 年次研究紹介イベントimec Technology Forum (ITF) Japan2020の冒頭、同氏が研究の全体像を紹介する基調講演の中で述べたもの。 [→続きを読む]

米中摩擦の狭間、半導体業界における台湾の急伸長および脈動

米中摩擦の狭間、半導体業界における台湾の急伸長および脈動

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜27日正午過ぎ時点、世界全体で6085万人を超え、1週間前から約410万人増加とほとんど変わらない勢いである。欧州が最多で、11月22日に1600万人を上回り、北米は11月26日に1300万人に達している。今年の世界半導体販売高関連のデータがあらわれ始めたが、米国SIAの月次販売高が前年比5〜6%増の堅調な推移を示して、このまま順調であれば過去最高を記録した2018年($468.8 Billion)に次ぐ年間販売高が見込まれる。このほど発表のIC Insightsの2020年サプライヤ・トップ15予想データでは、特に30%を越える伸び率のサプライヤの顔ぶれでの台湾勢、そして台湾系米国人がCEOの会社の席巻の状況に改めて注目している。 [→続きを読む]

米国の制裁下、厳しい局面続きの中国半導体業界および関連評論

米国の制裁下、厳しい局面続きの中国半導体業界および関連評論

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜20日正午前時点、世界全体で5675万人を超え、1週間前から約420万人増加と依然勢いを増す一途である。 欧州が最多、11月18日に1500万人を上回り、中南米、アジアそして北米と続いている。米国との貿易摩擦で輸出制裁を受ける中、9月15日から基幹半導体を入手できなくなったHuaweiはこのほど低価格スマホ事業の売却を発表、生き残りを図っている。特に10月から中国の半導体関連プロジェクトの中断あるいは中止の記事を目にしているが、Wuhan Hongxin Semiconductor Manufacturing Company(HSMC)が最新の犠牲者との表され方がある。中国半導体業界の今後について、分析および戦略に向けた評論が続いている。 [→続きを読む]

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