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最先端技術&製品&生産、米中摩擦を巡って、打開を図る多彩な動き

最先端技術&製品&生産、米中摩擦を巡って、打開を図る多彩な動き

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜6日お昼前時点、世界全体で4845万人を超え、1週間前から約370万人増加とさらに勢いを増している。民主党候補、ジョー・バイデン(Joseph Robinette Biden, Jr.)氏が過半数に迫って今なお激戦状態の米国大統領選挙であるが、半導体関連業界では今後に向けて様々な壁の打開を図る多彩な動きが見られている。最先端の挽回を図るインテルはchiplet実装への取り組みなどの一方、先端生産を外部委託する動きも。米国の輸出規制に苦しむ中国・Huaweiは、上海にウェーハfab新設を検討かとの報道が見られている。アップルは自前設計ArmベースCPU「アップルシリコン」搭載パソコン「Mac」の発表を控える、などである。 [→続きを読む]

増勢続く世界半導体販売高:高まるインテル絡みのM&Aインパクト

増勢続く世界半導体販売高:高まるインテル絡みのM&Aインパクト

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜30日お昼前時点、世界全体で4474万人を超え、1週間前から約334万人増加と勢いを増している。米国の新規感染者が10月29日、1日当たりの最多を更新する一方、欧州では都市封鎖の連鎖が生じている。正常化が遠のく感じ方の中、米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高の発表が早め月末の週末に行われ、9月が$37.9 billionと昨年以降最高の水準、7-9月四半期が前四半期比11.0%増と先行き不安定性の中で増勢を保っている。NAND事業を売却したインテルであるが、こんどはライバルのAMDがXilinxを買収して対抗の色合いを強めるなど、インテル絡みのM&Aインパクトが高まっている。 [→続きを読む]

注目の動き2点:米司法省のGoogle提訴、インテルのNAND事業売却

注目の動き2点:米司法省のGoogle提訴、インテルのNAND事業売却

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜23日お昼前時点、世界全体で4140万人を超え、1週間前から約270万人増加と勢いが増している。1日あたりに確認された新規感染者数が、10月22日に世界全体で42万3819人で過去最多となり、地域別では欧州が19万人を超え、10日連続で10万人を上回っている。業界関連で2つの注目の動きが見られ、米国司法省が「検索で競争阻害」 とする独占禁止法違反でGoogleを提訴したのが1つ、そして半導体最大手、米国IntelがNANDフラッシュメモリ事業の韓国SK Hynixへの売却を発表している。GAFAの一角にメスを入れる裁判の成り行き、そして後者は各国の独禁法当局の承認が得られるかどうか、ともに目が離せないところである。 [→続きを読む]

米国規制下のAppleの新型iPhone発表、スマホ&半導体市場への波紋

米国規制下のAppleの新型iPhone発表、スマホ&半導体市場への波紋

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜16日お昼前時点、世界全体で3870万人を超え、1週間前から約250万人増加と勢いが増している。感染再拡大が目立つ欧州は10月15日、地域別でも過去最多となる12万7770人の感染者が見つかっている。地域別では中南米が最も多く、アジア、北米、そして欧州と続いている。この9月、新型の「Apple Watch」と「iPad」などを発表したAppleが、米国西部時間13日午前からのオンライン特別イベントで「5G」に初めて対応する「iPhone」を発表、これで5G対応スマホの各社揃い踏みとなっている。時あたかも米国のHuawei、SMICなど対中輸出規制の影響が渦巻く中、スマホおよび半導体市場にさまざまな波紋が投げかけられている。 [→続きを読む]

追いつめられた中国ファーウェイはスマホ70%減!!〜SMICも厳しい状況に

追いつめられた中国ファーウェイはスマホ70%減!!〜SMICも厳しい状況に

「これまで中国のファーウェイは何回ものクライシスを乗り越えてきた。米中貿易戦争は今に始まったわけではない。2014年段階で米国政府はファーウェイ製のルーターの利用を規制している。これに対抗し中国はWindows 8を政府調達から締め出した。しかし、今回の米国政府による新たな輸出規制は9月15日に発動され、これによりファーウェイは各国・地域からの半導体調達が事実上できなくなる。ついに、ついに追い詰められたと言ってよいだろう」。 [→続きを読む]

8月半導体販売高、7ヶ月連続で前年比増;引き続く米国規制の余波

8月半導体販売高、7ヶ月連続で前年比増;引き続く米国規制の余波

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜9日お昼前時点、世界全体で3620万人を超え、1週間前から約200万人を越える増加の勢いが続いている。 地域別では中南米が最も多く、アジア、北米、そして欧州と続いている。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)より8月の世界半導体販売高が発表され、$36.2 billionで前月比3.6%増、前年同月比4.9%増となっている。米中、コロナと不安定要因に覆われる中、今年の2月以降7ヶ月連続の前年比増加と健闘している。昨年は後半盛り返した経緯だけに、この増加基調がこの先保たれるかに注目している。Huawei、そしてSMICに対する米国の輸出規制の各方面への影響、余波が引き続く現時点でもある。 [→続きを読む]

キオクシア上場やソニー売上にも影響が及んできた米国の対中半導体輸出規制

キオクシア上場やソニー売上にも影響が及んできた米国の対中半導体輸出規制

キオクシアは、10月6日に予定していた東京証券取引所への上場手続きを延期する、と9月28日発表した。米国商務省の8月17日付け通達によりキオクシアが主要顧客の一つであるHuaweiへのNANDフラッシュメモリの輸出を全面的に取りやめざるを得なくなったため、業績の先行きが不透明になり、同社の株式価値が大幅に下落してしまい、キオクシアが想定していた公募株価が内外の投資家の支持を得られそうにはないのが上場延期の主因だと業界関係者は見ている。 [→続きを読む]

日経BP IT Japan 2020 を視聴して(前編)~キーノート講演より

日経BP IT Japan 2020 を視聴して(前編)~キーノート講演より

2020年8月26日から3日間、日経BP社主催によるBusiness Executive Forum「IT Japan 2020」(参考資料1)が開催された。「開催概要」によると、「ニューノーマルに備えシナリオプランニングと共にDX(Digital Transformation)に挑む経営者やビジネスリーダーに向け、IT企業/コンサルティング各社のトップや専門家、有識者の知見を集積した完全オンラインセミナー」とある。充実したプログラム内容で、しかも無料ということもあって、興味津々、参加登録した。 [→続きを読む]

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