2021年2月22日
|長見晃の海外トピックス
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜20日昼前時点、世界全体で1億1065万人を超え、1週間前から約259万人増と幅は減っている。我が国でもワクチンの接種が始まる一方、緊急事態の解除はまだ予断を許さない現時点である。この時期恒例、今年で68回目を迎えるISSCC(International Solid State Circuits Conference:国際固体素子回路会議)はコロナ禍でvirtual開催に。最先端の微細化&プロセッサはじめプレゼンが行われるのと並行して、メモリ各社およびTSMCからの最先端の取り組みの打ち上げも行われている。さらに、半導体最大手、インテルの新しいCEOにPat Gelsinger氏が就いて、業界に向けた"革新の源泉"になろうと社員への訴えかけである。
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2021年2月15日
|長見晃の海外トピックス
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜13日昼前時点、世界全体で1億806万人を超え、先週金曜昼前から約325万人増となっている。我が国でも米製薬大手ファイザーが製造する新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まる運びである。コロナ禍の需要増、米中摩擦などで半導体市場が世界的に逼迫し、特に自動車では各社工場が止まる事態も相次いで、各国政府が台湾に増産を働きかけている。この状況の中、台湾ではTSMCが生産増強とともに我が国に後工程R&D拠点を設ける動きが見られている。対して米国および欧州では自らの国・地域での製造を増やす気運が高まっている一方、米国・SIAはBiden政権に半導体製造&リサーチへの出資を強く働きかけている。
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2021年2月 9日
|泉谷渉の視点
「足元の車載向け半導体不足が目立ってきた。何しろ、データセンターや5Gスマホなどへの供給が優先されるのだ。世界中すべての自動車メーカーの完全回復は2年先になってしまうだろう。タマ(半導体チップ)がなければどうにもならない!!」
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2021年2月 8日
|長見晃の海外トピックス
新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜5日昼前時点、世界全体で1億481万人を超え、1週間前から約350万人増となっている。コロナワクチンの接種回数は67カ国で1億795万回を超え、我が国は治験中で、承認には至っていない段階である。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から世界半導体販売高のデータが発表され、今回は2020年12月および年間販売高があらわされている。12月も$39.2 billionと高水準を維持、年間では6.5%増の$439.0 billionという結果である。コロナ禍での巣ごもり需要など支えて、メモリの高値が引っ張った2018年の$468.8 billionの史上最高に次ぐ値となっている。本年がこれを越えられるかどうか、今後に注目である。
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2021年2月 5日
|鴨志田元孝の技術つれづれ
展示会やセミナーがオンラインでも行われるようになり、自宅に居ながらにして展示会を見学、あるいはセミナーに参加できる時代になった。一方、新しい分野のオンライン展示会に参加しても、個人的なことで恐縮だが、筆者にとってはどうしても昔馴染みのあった半導体関連企業のブースには目が行くが、馴染みのない新興ベンチャー企業のブースは通り過ぎがちである。
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2021年2月 2日
|服部毅のエンジニア論点
Intelの2020年売上額は前年比8%増と業界平均でしかなく、第4四半期は前年同期比1%減だった。これに対してIntelのライバルAMDの2020年売上高は前年比45%増、4Qに限れば53%増という急成長ぶりで、インテルの市場シェアを脅かしている。
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2021年2月 1日
|長見晃の海外トピックス
新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜29日昼前時点、世界全体で1億128万人を超え、大台突破とともに6日で約830万人増とむしろペースが高まる見え方である。今回は対中国、米国が制裁に動くと世界の半導体supply chainに動揺が走るのが常であるが、時あたかも活況の世界半導体市場の中で、自動車用半導体が不足、各国主要自動車メーカーが減産を迫られる事態に立ち至っている。世界の半導体製造を主導する台湾に各国政府が増産を働きかけて、TSMCはじめ精一杯の支援対応を行おうとしている。高信頼性・高品質が求められる自動車用であり、いろいろ手間、関門を要するだけに、効率的な生産性に向けた課題があらわれる動き、反応が見られている。
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2021年1月25日
|長見晃の海外トピックス
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜23日昼前時点、世界全体で9300万人を超え、8日前から約430万人と増加ペースを維持している。Biden米国新大統領の就任を迎え、矢継ぎ早の政策転換が行われて、米中摩擦はじめ半導体関連でも一層目が離せないところとなっている。2021年に向けて、史上最高更新の見方もある年間半導体販売高であるが、その勢いを反映して$500 billion、はたまた$1 trillionが先々の大台として見えてきている。
QualcommおよびMediatekからのhigh-endスマホ向けプロセッサはじめ、各社新製品の打ち上げが行われ始めている。そして、TSMCはじめ半導体業界を先行して引っ張る台湾の取り組みに引き続き注目させられている。
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2021年1月20日
|岡島義憲の集積回路の明日に向けて
本ブログでは、「並列演算回路」に取り組んだNvidia社の起業以来の足取りを振り返っている(参考資料1、2)。「IT(情報技術)分野のロジック系半導体市場」の再興を成すには、日系半導体企業の弱点を突き止め、次の『風』に備える必要があるからである。
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2021年1月18日
|長見晃の海外トピックス
新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜15日昼前時点、世界全体で9300万人を超え、1週間前から約520万人増とペースをむしろ高めている。コロナ緊急事態対応、米国大統領就任関連など波乱含みの新年早々、半導体業界ではその草創期からほぼ不動のトッププレイヤー、インテルにおいて激しい動きが見られている。ここ2-3年、14-nm CPUの生産供給対応に遅れが見られたのに続いて、10-nmの開発&立ち上げの後れが取り沙汰されて、その間にTSMC、続いてSamsungが7-nm、5-nmはたまた3-nmと先行の打ち上げ&ビジネス対応を行っている。TSMCへの生産委託、そしてCEO交代とここ数日の間に相次いだ同社の動きに否応なく注目である。
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