Nvidiaの成功に学ぶ(その3)
本ブログでは、「並列演算回路」に取り組んだNvidia社の起業以来の足取りを振り返っている(参考資料1、2)。「IT(情報技術)分野のロジック系半導体市場」の再興を成すには、日系半導体企業の弱点を突き止め、次の『風』に備える必要があるからである。 [→続きを読む]
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本ブログでは、「並列演算回路」に取り組んだNvidia社の起業以来の足取りを振り返っている(参考資料1、2)。「IT(情報技術)分野のロジック系半導体市場」の再興を成すには、日系半導体企業の弱点を突き止め、次の『風』に備える必要があるからである。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜15日昼前時点、世界全体で9300万人を超え、1週間前から約520万人増とペースをむしろ高めている。コロナ緊急事態対応、米国大統領就任関連など波乱含みの新年早々、半導体業界ではその草創期からほぼ不動のトッププレイヤー、インテルにおいて激しい動きが見られている。ここ2-3年、14-nm CPUの生産供給対応に遅れが見られたのに続いて、10-nmの開発&立ち上げの後れが取り沙汰されて、その間にTSMC、続いてSamsungが7-nm、5-nmはたまた3-nmと先行の打ち上げ&ビジネス対応を行っている。TSMCへの生産委託、そしてCEO交代とここ数日の間に相次いだ同社の動きに否応なく注目である。 [→続きを読む]
新年始動第1週、新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜8日時点、世界全体で8779万人を超え、1週間前から約450万人増とほぼ同じペースである。我が国もまた緊急事態宣言発出、米国大統領就任を控え連邦議会乱入の事態、など波乱要因を孕んだ動き出しである。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高が発表され、2020年11月について$39.4 billion、前月比1.1%増、前年同月比7.0%増と、それぞれ5ヶ月、10ヶ月連続の増勢を維持している。2020年は、史上最高の2018年に次ぐ年間販売高が確実に見込まれている。コロナ禍に覆われる中、半導体需要は力強く、自動車はじめゲーム機など供給逼迫の事態が見られている。 [→続きを読む]
SamsungやSK グループなど財閥系企業にとって毎年12月はグループ会社の社長や役員の人事発表、即就任(あるいは即辞任)の季節であるが、2020年12月に韓国半導体関係者の間で最も話題になった人事発表があった。 [→続きを読む]
新年、2021年を迎え、コロナ打倒&乗り越えと世界の共通する見出しの受け止めである。新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜元旦の昼前時点、世界全体で8330万人を超え、1週間前から約430万人と衰えない増加である。次期大統領の就任を間近に控える米国、EUを離脱して独自の道を歩む英国、そして引き続く米中摩擦などそれぞれに目が離せない中、今年のスタートを切る半導体業界は、現下の堅調な伸びを維持して年間販売高が2018年の史上最高を更新するかどうか、そして自前設計の動きも見られ公正取引で一層厳しい視線が注がれるGAFAはじめ巨大IT関連の動き、など市場パイが拡大基調ながらもベンダー景観が大きく揺さぶられる可能性を孕んでいる。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜25日昼前時点、世界全体で7900万人を超え、1週間前から約425万人と衰えない増加である。該ウイルスの変異種が世界各国から報告され、一層の用心が求められている。2020年が終わろうとしているタイミングでこの1年の半導体業界関連の動きを振り返ってみる。休戦状態で第1段階の合意に年初に至った米中貿易摩擦に対して「COVID-19」インパクトが圧し掛かってきて、当初の何もわからない段階から「第3波」の渦中に至る現時点である。半導体業界は、封鎖による打撃から段階を経て再開していく中、世界全体が対応せざるを得ないNew Normalが引き起こす需要により約5%増の年間販売高が見込まれる健闘である。 [→続きを読む]
今回は、Nvidia社の創業直後の6会計年度(1993年4月〜1998年)の変遷を、2016年11月30日刊のForbes誌(参考資料1)と、2016年9月7日のPC Watch誌(参考資料2)および、1999年の上場に向けて提出したSEC-File(FORM S-1)から読み取ってみる。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜18日昼前時点、世界全体で7475万人を超え、1週間前から約530万人余り増加と勢いを増している。地域別では欧州が最多で、ドイツではロックダウンの強化が行われる一方、我が国でも年末年始の旅行の自粛が広がる状況である。米中摩擦が半導体関連でSMICの「エンティティー・リスト」入りの事態を迎える現時点であるが、中国と台湾それぞれの半導体業界について目覚ましい伸長が見られる一方、宿命からくる障壁が並存する状況を一層色濃く受け止めている。すぐには到底払いきれない覆いの中での今後に向けた中国と台湾の方向性について、いろいろな切り口の分析、見方が続いて注目させられている。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜11日昼過ぎ時点、世界全体で6943万人を超え、1週間前から約440万人余り増加と増す勢いである。米国・Johns Hopkins大は、日本時間12日未明、7000万人を超えたとしている。一層のコロナ禍に覆われる中、米国のGAFAはじめ巨大IT、そして新分野を引っ張る注目の各社を巡る様々な動きに注目させられている。自前設計を拡げるApple、自動運転など子会社を売却する配車サービスのUber、シリコンバレーからの本社移転の流れ、そして独禁法違反で米国当局から提訴されたFacebook、とまだまだ続いていく感じ方がある。「深すぎる分断」が大きく濃く影を落とす中、激しい潮流を受けた動き、対応を感じるところである。 [→続きを読む]
液晶ディスプレイの世界はついに中国勢の制覇が目前に迫って来た。巨大投資を続行した中国勢は、ここ1年くらいの間に世界シェア80%を握ることは確実であり、韓国のSamsung、LGは白旗を揚げて液晶分野からの撤退を表明しはじめている。 [→続きを読む]
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