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インサイダーズ

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜12日午前時点、世界全体で1億7510万人を超え、1週間前から約278万人増と僅かに減少ながらもまだまだ高水準である。英国では変異株の流行で新規感染者が増加に転じており、ワクチン接種が進みながらも依然警戒である。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)より月次世界半導体が発表され、この4月について$41.8 billionで前月比1.9%増、前年同月比21.7%増と増勢を維持している。年間販売高予測も表わされて、現下の活況が経済回復により今後一層加速との読みから、$527.2 billionと大台を一気に突破している。半導体製造およびsupply chain強化に向けた日米での動きが引き続き活発化している。 [→続きを読む]
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「東京エレクトロンのこのとてつもない株価は一体どうなっているんですかね。とうとう4万5000円台突入ですよ。半導体市況が緩み始めた2018年下期頃には1万1000円台でした。なんと5倍です。世界的な評価が高いとしか言いようがありません」。驚きの目を見開きながらこう語るのは、電子デバイス産業新聞の稲葉雅巳記者である。彼は仕事熱心で業界の人たちに可愛がられている。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜5日午前時点、世界全体で1億7232万人を超え、1週間前から約306万人増とまだまだ高水準である。我が国では、緊急事態宣言の中、五輪開催を控えて、一層の自粛が求められている。米中摩擦、コロナ禍の中、自動車用半導体の不足が騒がれ始めたのが今年1月後半という覚えであるが、米国はじめ各国が台湾に緊急生産支援要請する事態に至っている。以降、半導体の国内製造およびsupply chain強化を喫緊の課題とする各国の様々な動きが連日のように続いてきている。我が国でも、政府、経済産業省、自民党そして業界と、それぞれ成長戦略の検討&打ち上げの中で半導体関連が急浮上しており、一連の動きを追っていく。 [→続きを読む]
SMICへの半導体製造装置の輸出は実は禁止されていない。同社への米国製半導体製造装置の輸出は全面禁止されたと多くの方が思っておられるようだが、これは事実ではない。実際はどうかというと、中国への米国製半導体製造装置は、SMICを含めて、事実上、何の問題もなく輸出されており、そのおかげで、今や世界最大の半導体製造装置市場となった中国での売上が急騰し、米国製造装置メーカー各社は、今年に入り史上最高の月次売上を更新し続けている。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜29日午前時点、世界全体で1億6926万人を超え、1週間前から約341万人増とまだまだ高水準である。我が国では、緊急事態宣言が6月20日まで延長され、一層気を緩められない状況である。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)の世界半導体販売高が、2021年第一四半期について前年同期比17.8%増と、年間最高をうかがえる勢いが発表されたが、IC Insightsからも、違った見方ながら同四半期のトップ15サプライヤの販売高合計が同21%増と好調な内容のデータがあらわされている。半導体製造装置Billingsなど現下の関連市場データも最高水準の推移であるが、台湾でのリスク&抑制要因懸念が見え隠れである。 [→続きを読む]
筆者は、4月末に、1人で小さな会社を起こした。2019年末に40年近く勤めていた企業を退社して以来、名詞も所属もない状態の「不都合」を次々と実感し決断した。社名は、「情報統合技術研究合同会社」とした。設立目的は、「曖昧検索回路をスケールアップする技術」をまとめ、世に問うためである。本ブログでは、その技術にこだわりを持つに至った経緯を記載したい。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜22日午前時点、世界全体で1億6585万人を超え、1週間前から約437万人増と依然高水準の拡大である。 我が国では、緊急事態宣言にさらに沖縄県追加と、決して気を緩められない状況である。自動車用はじめグローバルな半導体の不足への対策に向けて半導体製造およびsupply chainの強化を図る動きが続いており、米国では、連邦出資法案の促進はじめ政府と半導体はじめ関連団体の日々の取り組みが伝えられている。我が国でも、日米連携で打開を図るべく自民党そしてJEITAから具体化に向けた取り組み&提言が行われている。韓国は、米韓首脳会談にて米国での投資を発表し、各国・地域の競合にも似た状況模様である。 [→続きを読む]
日本や欧米でTSMCはじめファウンドリの工場誘致のうわさが出るたびに、TSMCは常に「ファブ建設場所の選択に関しては、顧客のニーズを含む多くの要因を考慮する必要がある。TSMCは全ての可能性を排除はしないが、現時点では具体的な計画はない」と紋切型の答えを繰り返してきた。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜15日午前時点、世界全体で1億6148万人を超え、1週間前から約505万人増と依然高水準の拡大である。 我が国では、緊急事態宣言が3道県に拡大など一層の厳格な強化、決して気の抜けない状況である。米国では、半導体の製造強化に向けて政府への働きかけが活発化するとともに、半導体会社および主要ユーザの分野横断alliance、Semiconductors in America Coalition(SIAC)が結成され、米国内半導体製造へのより多くの連邦出資獲得の働きかけを行うとしている。一方、韓国では、メモリ半導体に加えてファウンドリー事業の強化に向けた非常に積極的な計画、取り組みが、政府および各社から打ち上げられている。 [→続きを読む]
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世界的なSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の運動が拡大する中にあって、車載向けの省エネに世界の注目が集まっている。もちろん焦点は排出ガス削減であるが、とにもかくにも、まずはエコカーに移行する際のパワーデバイスの開発と生産増強が焦点になっていくのだ。 [→続きを読む]

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