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最先端&高性能を巡る最前線:sub-5nm競合、Nvidiaはじめ次世代対応

最先端&高性能を巡る最前線:sub-5nm競合、Nvidiaはじめ次世代対応

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜26日午後時点、世界全体で4億7901万人に達し、7日前から1088万人増の見え方である。世界でも我が国でも、新規感染者数は減少傾向が見られるが、大幅ではなく一気に緩められない警戒である。春の時節を迎えて、日進月歩の半導体の世界で、最先端&高性能を巡る最前線での注目の動きである。TSMCとSamsungが競い合うsub-5nm対応について、歩留まりが取り沙汰されたSamsungが改善方向に対し、TSMCは生産踏み上げの予定である。今週は恒例のGPU Technology Conference(GTC)開催のNvidiaが、次世代GPUアーキテクチャー、Hopperを披露、そしてインテルをファウンドリーとする可能性の動きがある。そして、アップル、AMDの現下の新製品関連にも以下注目している。 [→続きを読む]

今後への布石:インテルの欧州工場&拠点計画、Armの人員削減、他

今後への布石:インテルの欧州工場&拠点計画、Armの人員削減、他

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜19日午後時点、世界全体で4億6813万人に達し、7日前から1387万人増と高まる増え幅である。オミクロン型の派生型「BA.2」のアジア・欧州での感染拡大が顕著とされている。我が国では、まん延防止全面解除が決定され、徐々に経済再開への軸足である。それぞれの事情を踏まえ今後の展開に備える半導体各社の動きが続いている。インテルが、向こう10年を見据えた欧州での$88 billion規模の工場&拠点計画を発表、Magdeburg, Germanyでの2つの新しい工場建設などである。Nvidiaによる買収が不調に終わったArmは、IPOに向けた体質強化で人員削減の動きである。Samsungでは、後工程強化の組織設立が見られている。 [→続きを読む]

新技術&新製品の取り組み関連:Apple Silicon、TSMC、AMD-Xilinx

新技術&新製品の取り組み関連:Apple Silicon、TSMC、AMD-Xilinx

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜12日時点、世界全体で4億5426万人に達し、7日前から1124万人増である。金曜11日での新規感染7日移動平均の前週比が、我が国で15%減、世界では7.5%増となっている。コロナ、侵攻のインパクトの覆いの渦中、春の雰囲気が着実に高まってきて、半導体の世界でも今後の有望な新技術&新製品の展開に目を奪われてくる。アップルが、5G対応の廉価版スマホ「iPhone SE」、新PC「Mac Studio」を発表、独自開発の新たな半導体「M1 Ultra」はじめ半導体の重みの一段の高まりを感じさせている。3-nm半導体対応の前倒しが見られるTSMC、そしてXilinxを買収したばかりのAMDの積極的&多彩な取り組みに注目している。 [→続きを読む]

高まる九州シリコンアイランドの価値〜人材育成強化、国内生産43%シェア

高まる九州シリコンアイランドの価値〜人材育成強化、国内生産43%シェア

九州シリコンアイランドの始まりは、1967年7月の三菱電機による熊本新工場の稼働である。その後、世界一のDRAM工場となった九州日本電気の設立、これまた世界一のメモリ工場と言われた東芝大分工場の進出などが相次ぎ、九州エリアは半導体産業の集積を加速してきた。 [→続きを読む]

1月半導体販売高、$50B台キープ:ロシア制裁&ウクライナ支援関連

1月半導体販売高、$50B台キープ:ロシア制裁&ウクライナ支援関連

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜5日時点、世界全体で4億4302万人に達し、7日前から1057万人増の見え方である。我が国では、18都道府県について、まん延防止措置が3月21日まで延長されている。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高が発表され、2022年1月について$50.7 billion、前年同月比26.8%増、前月比0.2%減、と前月、2021年12月に次ぐ史上2番目の販売高である。年間販売高最高を記録した2021年の増勢が維持されるかどうかに注目である。ロシアのウクライナ侵攻の情勢が日々生々しく伝えられている中、半導体関連市場でのロシア制裁&ウクライナ支援に関係する動きが引き続いている。 [→続きを読む]

米中の半導体新仕組みやTSMCの日本での活動などの疑問を明確に

米中の半導体新仕組みやTSMCの日本での活動などの疑問を明確に

SPIマーケットセミナー「世界半導体市場、2022年を議論しよう」がオンライン形式で2月16日に開催され、Omdia主席アナリストの南川明氏が「2022年の半導体市場」について講演し、引き続きセミコンポータル編集長の津田建二氏が市場調査会社各社の見方を紹介した。 私もコメンテータとして参加させていただいた。 [→続きを読む]

ウクライナ侵攻インパクト関連:最先端半導体技術を巡る実態模様

ウクライナ侵攻インパクト関連:最先端半導体技術を巡る実態模様

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜26日時点、世界全体で4億3245万人に達し、9日前から1472万人増の見え方である。我が国では、新規感染の減少速度が鈍化の状況、再増加の懸念の専門家の指摘が見られて、依然警戒を要している。ロシアのウクライナ侵攻を受けて、半導体はじめ技術輸出の対ロシア規制が西側各国に広がるとともに、半導体の製造に必要なウクライナのネオン、製品用のロシアのパラジウムがsupply chainに懸念を生じる状況が見られている。そして、ISSCC 2022がオンラインで開催のこのタイミングで、最先端の技術&製品への取り組みが打ち上げられる一方、3-nm量産化に向けた課題含みの実態模様があらわされてきている。 [→続きを読む]

2021年販売高$555.9B史上最高:インテルおよびAMDそれぞれのM&A

2021年販売高$555.9B史上最高:インテルおよびAMDそれぞれのM&A

新型コロナウイルスによる累計感染者数は木曜17日時点、世界全体で4億1773万人に達し、5日前から996万人増の見え方である。国内の新規感染はピークを越えつつあるが、減少率は海外に比べて鈍く依然課題山積である。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)より月次世界半導体販売高が発表され、2021年12月が$50.9 billionと増勢を維持して大台突破、そして2021年年間販売高が$555.9 billionと、これまでの最高、2018年の$468.8 Billionを大きく上回ってこれも$500 billion台半ばに一気に到達である。一方、M&Aの動きが続いており、AMDがXilinxの約$50 billion買収を完了、インテルがTower Semiconductor買収合意に近づいている。 [→続きを読む]

注目2件:M&Aの明暗…AMDおよびNvidia/「欧州半導体法案」の波紋

注目2件:M&Aの明暗…AMDおよびNvidia/「欧州半導体法案」の波紋

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜12日時点、世界全体で4億777万人に達し、1週間前から4148万人増と急増の見え方である。地域別では欧州が最多で世界全体の36.3%、北米、アジア、中南米と続いている。半導体市場&業界では、相次ぐ注目の動き。まずは、2件の大型M&Aの推移であるが、AMDによるXilinxの買収が、独占禁止規制当局の承認がすべて得られて、来週に完了予定とのこと。対して、NvidiaによるArm買収は、米国および英国の当局の反対でこの先展望が開けない状況から、中止に至っている。 次に、米国内半導体製造投資法案の進展に続いてEUにて世界シェア20%を目指す「欧州半導体法案」が公表され、台湾の前向きの反応が見られている。 [→続きを読む]

メタバースが通信トラフィックを一気に押し上げ、データセンター投資50%増

メタバースが通信トラフィックを一気に押し上げ、データセンター投資50%増

「世界で定着してきたWeb会議システムが激変しようとしている。Teamsがメタバースに置き換わると約3倍近い画像データ転送になると見られている。こうしたこともあってGAFAMは22年のデータセンター投資を前年比50%増に引き上げる考えだ」。例によってある種の優しさと、そしてまたある種の厳しさを込めた視線でこう話しかけるのは、今や我が国ニッポンを代表する半導体アナリスト、南川明氏である。日本電子デバイス産業協会(NEDIA)が、1月24日に開催した新春セミナーにおける興味深い談話である。 [→続きを読む]

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