深刻な余波と対策の動き/今後の有望技術/グローバル雑学王−23

悪いニュースにはもうこりごり、英語の見出しにもTired of the bad news?とあり、グローバルな経済危機の渦中にあって、何処も同じ心境ということと思う。そうは言っても休んでいても仕方なし、何か打開に向けて動かなければ何も出てこないし、有望な材料をなんとか見い出していかなければ。 [→続きを読む]
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悪いニュースにはもうこりごり、英語の見出しにもTired of the bad news?とあり、グローバルな経済危機の渦中にあって、何処も同じ心境ということと思う。そうは言っても休んでいても仕方なし、何か打開に向けて動かなければ何も出てこないし、有望な材料をなんとか見い出していかなければ。 [→続きを読む]
1GビットDRAMのスポット価格が1ドルを切った。PC、インターネット、携帯電話などのIT技術が一般汎用技術となったことが、この背景にある。すなわち、半導体は、一般汎用技術を支える基盤となったのである。IT革命の本質は、情報処理コストと通信コストの劇的な低下にある。これにより、半導体は、常に、価格下落の猛烈な圧力に曝されている。現在、世界金融恐慌が吹き荒れている。生存の危機に瀕している半導体関連メーカーもあるに違いない。しかし、明けない夜はない。必ず夜明けがやってくる。ただし、昨日とは異なる明日になるに違いない。一般汎用技術の基盤となった半導体に対して、それに相応しい企業への転換が必要である。 [→続きを読む]
この1年を締め括る時節であるが、グローバルな金融危機の影響がデバイス、エレクトロニクス業界の直近の業績予測および今後の見通しに一層具体的に表れてきている。ここ数ヶ月の急変事態であるだけに、なるべく多くの角度から全貌、実態の把握に努めて、今後の方向を的確に見定めることと感じている。 [→続きを読む]
9月後半の金融危機以降、じっと我慢のなるべく早期回復を願うトーンしか表わしようがない状況である。そうは言っても、こういうときこそ新しくて本当に良いものへの切り替えタイミングの絶好機、今はひたすらその方向で精励することと自分に言い聞かせる日々である。 [→続きを読む]
「これはどうしたことだ。8インチウェーハの需要は急落すると思っていたのに、再上昇の気配すらある。まさにサプライズだ。」 8インチのシリコンウェーハ供給で、月産40万枚の設備能力を持つ、コバレントマテリアルの香山晋社長の談話である。 [→続きを読む]
米SIAはじめ半導体関係の市場予測の見直しが相次いで発表されている。9月後半以降の金融危機の影響を受けて、急転直下の大幅なマイナス修正となっており、本年のグローバル半導体販売高は前年比やっとプラスをキープするか、あるいはマイナスに落ち込むか、といったすれすれの見方になっている。 [→続きを読む]
世界金融恐慌のあらしが吹き荒れる中、超低価格PC・ネットブック市場が急成長している。機能や性能をそぎ落としたネットブック(図1)からは、"イノベーションのジレンマ"の到来が予感される。かつて、日本半導体産業は、コンピュータ市場がメインフレームからPCへシフトしたにも関わらず、25年保証の高品質DRAMを作り続けた結果、韓国、台湾勢にコストで敗北した。この敗北を教訓に、ネットブック専用の超低価格半導体を製造するべきだ。そのためには、"インド向けの50万円の低価格車から、更に、1部品2.1円のコスト削減を目指す"というスズキ自動車の姿勢を見習うべきである。このような超低価格半導体で利益が出せる体質になることが、世界金融恐慌に打ち克つための方策であると考える。 [→続きを読む]
9月後半からの米国発の金融危機が世界規模に波及して、金融と世界経済の安定化策を話し合う緊急首脳会合(金融サミット)が招集されるに至っている。デバイス業界にもいろいろな場、切り口で具体的な下方修正、削減、鈍化、・・・などの形で見えてきている。 [→続きを読む]
グリーンIT構想を進めよう。そのバックグラウンドから述べる。 ウェッブ百科事典のウィキペディにでは英国人、サーT. Berners-Lee が1990年のクリスマスに世界で最初にインターネット上で http プロトコルにて通信に成功したと記述されている。この新しいブレークスルーによって、サー Berners-Lee がインターネットの発明者と言われるのだが、実はこの時に使ったハードウェアがインターネットサーバーであり、サー Berners-Lee はインターネットサーバーの発明者でもある。 [→続きを読む]
所用で訪れた韓国、滞在中の行く先々で見る米国大統領選挙の開票速報のニュース、そしてオバマ次期大統領誕生後の世界の反響である。先端技術には理解が深い一方、Fair Tradeには一層厳格、というスタンス評価を感じている。金融危機の波及が様々な業種に広がる中、世界の激動というものを随所で体感させられる昨今である。 [→続きを読む]
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