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続く業界再編/市場実態PickUp/グローバル雑学王−41

続く業界再編/市場実態PickUp/グローバル雑学王−41

ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスの経営統合についての第1報には、本当に驚かされたところがある。一寸先は闇、と政界ではよく表わされるが、半導体業界も土壇場にきてどう転ぶか、昨今のDRAM業界、そして今回となかなか分からないところを感じている。 [→続きを読む]

日本の電機再編は意味あるか〜ルネサス/NECエレの経営統合がもたらすもの〜

日本の電機再編は意味あるか〜ルネサス/NECエレの経営統合がもたらすもの〜

ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが統合するとの一部報道があり、世間を騒がせている。これをスクープした日本経済新聞の論調は、この両社を合わせた生産額は、およそ約130億ドルとなり、インテル、サムスンに次ぐ世界第3位の半導体メーカー誕生と持ち上げている。しかしながら、辛口で知られる高名なアナリストにこの経営統合をどう思いますかと聞いたところ、次のような答えが返ってきた。 [→続きを読む]

隆盛の宴の後/市場実態PickUp/グローバル雑学王−40

隆盛の宴の後/市場実態PickUp/グローバル雑学王−40

原油価格高騰、新興国市場の急拡大、と昨年の今頃にワンパターンで表わし続けたのが、今となっては懐かしい感じすら湧いてくる。昨秋の金融危機以降のあまりにも大きな様変わりで、なにやら本欄を記すのも凝り固まってしまって、何か明るさの見える糸口はないものか、と逆転のこれまたワンパターンが続いている。 [→続きを読む]

日本が誇るパワー半導体の実力、IGBTは日本の発明

日本が誇るパワー半導体の実力、IGBTは日本の発明

わが国の半導体産業は立体的であり良いバランスがとれた形を成しているといえよう。DRAMやフラッシュメモリー、マイコンとも呼ばれるMCU、そしてロジックLSI…の数々。その上に多彩なディスクリートデバイスを展開していて、中でもパワー半導体は素晴らしい。 [→続きを読む]

日本半導体の第二次再編について――分社化に伴う危険性

日本半導体の第二次再編について――分社化に伴う危険性

2008年10-12月期決算で、とうとう韓国サムスン電子も赤字に転落し、米国のインテルおよびテキサス・インスツルメンツ以外の半導体メーカーは全て赤字決算となった。特に、もともと営業利益率の低い日本半導体メーカーの赤字は深刻だ。2008年通期で、東芝が2900億円、ルネサステクノロジが1100億円、NECエレクトロニクスが550億円、富士通マイクロエレクトロニクスが700億円、エルピーダメモリが1500億円の各赤字を計上する見通しを発表した。 [→続きを読む]

消費浮揚を図る動き/市場実態いくつか/グローバル雑学王−38

消費浮揚を図る動き/市場実態いくつか/グローバル雑学王−38

深刻な経済危機の打開に向けて、世界の各国・地域で景気回復、消費浮揚を図る動きが伝えられている。一方、在庫が払底して生産が立ち上がる動きも一部に見られて、全世界的な期待というものをありありと感じるところがある。落ち込み、低迷もいい加減にという強い気分があるが、回復軌道のシナリオについては十分過ぎるほどの見極めが求められると感じている。 [→続きを読む]

海水を真水に変える逆浸透膜が一気上昇〜半導体で培った技術が環境に向かう〜

海水を真水に変える逆浸透膜が一気上昇〜半導体で培った技術が環境に向かう〜

「海水を真水に変えるというのは人類にとって長い間の夢であった。以前より海水を蒸発させて真水を得る方法はあったが、今日において、私たちの技術がより効果的にそれを可能としたことは、喜ばしい限りだ。この技術は高分子分離膜(メンブレン)という新素材の登場で可能になった。膜ろ過により溶液に含まれる物質を分離、精製、濃縮するというものだが、実はこの技術のベースを作ってくれたのは、半導体産業なのだ。」こう語るのは、日東電工 メンブレン事業部滋賀事業所の所長・田坂謙太郎氏である。 [→続きを読む]

展開&打開を図る動き/3-D IC技術の現状/グローバル雑学王−37

展開&打開を図る動き/3-D IC技術の現状/グローバル雑学王−37

国内多くの各社の年度末が近づいて、組織改正や事業再構築の報道が連日のように相次いでいる。相変わらずの厳しい市場環境の見方が続く中、好転の兆しと思しき内容にどうしても目が行くとともに、生き残りをかけて取り組む様々な動きには引き続き注目せざるを得ない。今回は今後に向けた3-D IC技術の取り組みをアップデートしている。 [→続きを読む]

市場実態&今後の見方/米国競争力維持の主張/グローバル雑学王−36

市場実態&今後の見方/米国競争力維持の主張/グローバル雑学王−36

好材料探しにどうしても躍起になる現状の市場状況であるが、第二四半期、4-6月に向けて、半導体ファウンドリー業界および国内自動車業界の一部から戻しに転じる動きが伝えられている。米国Semiconductor Industry Association(SIA)からは、半導体はじめ科学技術について世界をリードする競争力維持・向上のために一層の政府支援を求めるwhite paperが出されており、以下これらに注目である。 [→続きを読む]

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