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オルバニーナノテクの成果

オルバニーナノテクの成果

米国のオルバニーナノテクは2001年(注1)にニューヨーク州政府が主導しニューヨーク州立大学オルバニー校ナノスケール理工学部を中核として結成されたナノエレクトロニクス研究開発のための産官学連携コンソーシアムである。その後、発展的にここを母体としてナノスケール理工学カレッジ(CNSE)が創設され(注1)、ニューヨーク州の5つの「卓越した研究拠点」、即ち「センター・オブ・エクセレンス」の1つに選定されて成長し、今や半導体クラスターの成功例と報告2)されるに至っている。ここでは知事の予算教書と合わせてその成果を考えてみたい。 [→続きを読む]

経営者は潮の流れを読むべし

経営者は潮の流れを読むべし

いかなる企業であっても顧客を探し売り上げを計上しなくてはならない。従って顧客とのコミュニケーションが必要だ。顧客がどんな心理で製品を買い求めるかは永遠のテーマである。よってこのテーマを導くトレンド、即ち市場の潮流を見極める力が企業の経営者に必須になる。 [→続きを読む]

日本に半導体集積回路産業は必要か?

日本に半導体集積回路産業は必要か?

同志社大学 ITEC研究センター COEフェロー 長岡技術科学大学 極限センター 客員教授 湯之上隆 人類には半導体集積回路は必要  現在、人類の文化的な生活には、半導体集積回路(以下ICと略す)が欠かせない。パソコン、携帯電話、各種デジタル家電、クルマ、更には、ライフラインや公共交通網の制御・管理など、ありとあらゆる所にICが使われている。また、米国や日本などの先進国10億人だけでなく、BRICsやVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン)など経済発展を遂げつつある発展途上国にも、ICが必要である。したがって、今後、ICの需要は決して減ることはないといえる。 [→続きを読む]

サムスンSDIの有機ELの技術は本物か?

サムスンSDIの有機ELの技術は本物か?

同志社大学 ITEC研究センター COEフェロー 長岡技術科学大学 極限センター 客員教授 湯之上隆 2007年末、薄型テレビのニュースが相次いだ。注目は有機EL。11月末にソニーが世界初の有機ELテレビ「XEL-1」を発売した(注1)。続いて、年末、にサムスンSDIが31型の有機ELパネルを開発したと発表した(注2)。 [→続きを読む]

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