米国金融危機の波紋/最近の中国事情/グローバル雑学王−12

先週からの米国発の金融危機に対して、米国の国を挙げた対策が連日続けられる中、エレクトロニクス、そしてデバイス業界にはどのような影響、波紋、推移があるか、ここしばらくは注意してもし過ぎることのないテーマと思う。そして、オリンピックが終わった今、これもいくらアップデートしても度を越えることはあるまい、と一人勝手に思っている中国の状況である。 [→続きを読む]
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先週からの米国発の金融危機に対して、米国の国を挙げた対策が連日続けられる中、エレクトロニクス、そしてデバイス業界にはどのような影響、波紋、推移があるか、ここしばらくは注意してもし過ぎることのないテーマと思う。そして、オリンピックが終わった今、これもいくらアップデートしても度を越えることはあるまい、と一人勝手に思っている中国の状況である。 [→続きを読む]
米国大統領選挙を間近に控えて、米国証券会社を発端とする金融再編の慌しい動きが世界を駆け巡っている。(Herbert Clark) Hoover大統領以来の事態ではないかとするテレビのニュース番組でのコメントがあったが、1929年の世界大恐慌のことを指しているとのこと。ここはその後積み重ねた知恵に基づく世界を見据えた勇気ある対応の決断が求められるということと思うが、半導体および関連業界にも時を合わせるかのような余波が見られている。 [→続きを読む]
この2008年9月12日が、Jack Kilby氏IC発明の50周年になるとのこと、Texas Instruments社では先端半導体研究センターをDallasに設立すると発表している。一方、Bell研が基礎研究を停止することについて米SIAからの発表があり、ともに合わせて半導体業界の大きな節目を感じるところがある。 [→続きを読む]
前回はわが国のアントレプレナーについて述べたので本稿では、多数誕生したアメリカのアントレプレナーを論じて見よう。1840年代に始まったゴールドラッシュでも解るように、アメリカ人は競争が好きで自分の力で富を築きたいという欲望が強い。日本でも金鉱は発見されているがゴールドラッシュは発生していない。自分の力で富を築きたいという発想は、同一民族が相和して仲良く住み分けるという日本人が慣れたものとは違う。 [→続きを読む]
世界半導体販売高、今年1月から7月までの累計は前年比5%増の伸びとなっているとともに、300-mmウェーハが初めて比率が最大に、すなわちcrossoverが見られたとのこと。グローバルな拡大、シフト傾向という市場の様相の一方、支える技術基盤は大きな節目を越えて堅調な進展ぶりを示していると思う。 [→続きを読む]
猛暑も突然と去った感じの今夏であるが、秋の気配も見えてきて各業界、秋の陣突入である。本当にあっという間の時の移行、小刻みにアップデートしていかないと追い着けない変化と早さ。今回取り上げているテーマもその範疇と感じている。 [→続きを読む]
私はアントレプレナーと言う言葉が好きだ。日本では起業家と訳すらしい。基本的には発明があってそれを事業化することが出来る人だ。即ち「無から有」を産む。もちろん、ホンモノの起業家は成功して従業員を雇い売り上げを拡大し利益を上げ納税し、かつ会社は繁栄し長続きすることが必要だ。 [→続きを読む]
創立40周年を迎えたというインテル社、ここのところ市場状況を説明するのに基軸となる2つのキーワードである"新興国市場"と"CE製品"、に注目している。 [→続きを読む]
2008年後半以降の半導体市場ははどうなるか?前半ですでに半導体は振るわなかったし、市場researchersの多くが、sub-prime housing危機、原油高騰などの要因から、IC予測を下方修正している一方で、World Semiconductor Trade Statistics(WSTS)からの2008年第二四半期グローバル半導体販売高データでは、力強い伸びの傾向および後半で市場が活況になる可能性が示されている(8月11日付け EE Timesの2つの記事から)。 [→続きを読む]
原油高、サブプライムなど足元がすくわれる要因に見舞われて、デバイス各社の業績発表でもレイオフや先行きへの警告が目に付く感じ方が強くなっている。猛暑の続く中、怪談を聞くよりも寒気を感じるところがあるが、以下、この上半期、1-6月の比較的堅調な世界半導体販売高、そして北京オリンピックと同期して非常に大きく輝きを増していると感じるLEDに注目している。 [→続きを読む]
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