Semiconductor Portal

ブログ

» ブログ

新しい市場、応用、そして技術に向かう嗅覚およびアプローチ

新しい市場、応用、そして技術に向かう嗅覚およびアプローチ

1月の世界半導体販売高が4年ぶりの前年同月比マイナスのスタートとなり、2月の台湾の半導体各社業績も旧正月が入ることもあって、TSMCはじめ前年比大きく落とす結果となっている。長らく市場を引っ張ってきているスマートフォンはじめモバイル機器の飽和感、伸びの減速が高まっていく中、勢い新しい市場、応用、そして技術への注目が熱気を帯びてきており、新たなキーワードの揃い踏みを受け止めている。標準化など本格的な市場化に向けたそれぞれの動き、進展に当面目を向けていくことになりそうである。 [→続きを読む]

1月の世界半導体販売高は鈍いスタート、新たな路線への動き&模索

1月の世界半導体販売高は鈍いスタート、新たな路線への動き&模索

米国Semiconductor Industry Association(SIA)から恒例の月次世界半導体販売高のデータが発表され、今回は本年の出だし1月についてである。年初から世界的な同時株安、原油価格低下が影を落とし、中国の経済成長の減速、さらにはアップルiPhoneの減産など半導体を取り巻く市場環境の鈍化基調を反映して、1月の世界半導体販売高は、前月比2.7%減、前年同月比5.8%減と鈍いスタートとなっている。昨年からのM&A関連の動きが世界各地で続くとともに、新市場、新路線に向けた戦略的な動きや模索が活発化してきている。 [→続きを読む]

政治的摩擦の色合いの深まり、様々なM&A関連の激しさを増す動き

政治的摩擦の色合いの深まり、様々なM&A関連の激しさを増す動き

同時株安、原油価格低下と世界経済の懸念が高まって、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が上海で開かれて討議が終わったばかりであるが、M&Aの嵐が吹き荒れていまだに引き続いている半導体業界において、なかなか一筋縄の決着とはいかず激しさを増す動きの展開が方々で見られている。それぞれの国・地域間の政情が働いて、摩擦の色合いが深まって、先行きの読みを非常に難しくしているケースが増えていきそうな予感をもたざるを得ず、M&Aそれぞれの推移に当面注目である。 [→続きを読む]

中国の半導体技術買収への懸念、高まる警戒感、様々な摩擦の兆し

中国の半導体技術買収への懸念、高まる警戒感、様々な摩擦の兆し

南シナ海の人工島を巡って中国と米国・ASEAN諸国の対立が続いているが、半導体業界では国家目標として数年以内の自立強化を掲げる中国の買収攻勢が昨年から大きく目立ってきているのは繰り返し述べてきているところである。注目される1件、半導体業界の老舗、Fairchildの中国投資家オファーへの対応であるが、Fairchildはこれを拒絶して入札額は低いものの同じ米国のON Semiconductorの方を選んでいる。米国政府の警戒感が一層強まるなか、半導体もその1つ、様々な摩擦の兆しが表れてきている現時点である。 [→続きを読む]

iPhone 7のチップを推察する

iPhone 7のチップを推察する

そろそろ、iPhone 7のうわさがいろいろなメディアやウェブサイトで流れるようになってきた。ただし、全て外側のデザインの話ばかりが目につく。iPhone 7に使われる半導体や部品は何か。セミコンポータルは、こういった視点でiPhone 7を探っていく。 [→続きを読む]

今年を見る「半導体市場レポート2016年1月版」を発行

今年を見る「半導体市場レポート2016年1月版」を発行

今年の半導体市場はどうなるか。半導体チップそのものの市場、それを使う電子機器メーカーの動向、電子機器を使う企業・個人・社会の動向、半導体市場に直接関係する製造装置・材料の動向、こういったさまざまなレイヤーの動向が関係する。セミコンポータルは、最新動向を取材・執筆、「半導体市場レポート」を年に2回発行している。今回は「半導体市場レポート2016年1月版」(図)としてこの1月に編纂した。 [→続きを読む]

厳しさが増す2016年の見方のなか、中国への対応、インドでの動き

厳しさが増す2016年の見方のなか、中国への対応、インドでの動き

春節、旧正月のお休みの週、台湾南部では地震の被害に見舞われ、世界的な株安そして止まらない原油安と世界経済の厳しさが強まるなか、半導体業界でも2016年に向けて一層慎重な気分の見方が高まっている。一桁台前半の伸びがせいぜいという予測が大勢の様相であり、IoTはじめ新市場がどう固まっていくか模様眺めの気分が目立つ見方となっている。半導体業界の強化に向けて攻勢に走る中国への各国、各社の対応、そして半導体を盛り上げようというインドでの動きが見られる現時点である。 [→続きを読む]

0.2%と僅かに減少、2015年の世界半導体販売高、慎重な2016年の読み

0.2%と僅かに減少、2015年の世界半導体販売高、慎重な2016年の読み

米国Semiconductor Industry Association(SIA)から定例の月次世界半導体販売高が発表され、今回は2015年12月そして注目の2015年年間の販売高が表わされている。史上最高である前年、2014年の販売高、$335.8 billionを2015年が上回れるかどうかが注目されたが、モバイル機器の伸びの鈍化、そして半導体業界に吹き荒れたM&Aの嵐が象徴する世界経済の減速に覆われて、盛り返しに至らず0.2%減の$335.2 billionと僅かながら下回る結果となっている。2016年はどうなるかについて、現下の続く減速基調から慎重な見方が大勢になってきている。 [→続きを読む]

<<前のページ 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 次のページ »