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2012年11月

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日本からのISSCC2013発表論文は30件で2位に復活

日本からのISSCC2013発表論文は30件で2位に復活

半導体回路のオリンピックと言われるISSCC。2月に米国で開かれるIEEE主催International Solid-State Circuits Conference 2013では、日本から発表される論文数は米国の73件に対して30件と第2位に返り咲いた(図1)。ISSCC 2012では韓国からの論文件数が2位だったため、今回は巻き返したことになる。 [→続きを読む]

シリコンバレーのベンチャーがスマホ周辺デバイスで独自の地位狙う

シリコンバレーのベンチャーがスマホ周辺デバイスで独自の地位狙う

スマートフォンの周辺デバイスに的を絞り、ユニークな半導体製品を開発しているベンチャーがいる。一つはビデオ用の高速シリアルインターフェースとして最近注目を集めてきたDisplayPortチップのファブレスAnalogix Semiconductor社、もう1社はiPhone向けの小さな充電器を構成するAC-DCコンバータチップを設計しているiWatt社だ。 [→続きを読む]

インテル、オッテリーニCEOの退任発表からIT産業の変化の激しさを見る

インテル、オッテリーニCEOの退任発表からIT産業の変化の激しさを見る

インテルのCEOであるポール・オッテリーニ氏が2013年5月に退任すると発表した。同氏は現在62歳。11月19日の日経産業新聞によると、シスコシステムズのジョン・チェンバーズCEOも2〜4年後には退任すると伝えている。チェンバーズ氏の在任は18年、マイクロソフトのスティーブ・バルマー氏も13年、と長い、と報じている。 [→続きを読む]

新たな時代のうねりを迎えて、グローバルに備える動き

新たな時代のうねりを迎えて、グローバルに備える動き

新興経済圏の台頭、パソコンと携帯電話の2大分野と、半導体の市場の世界を追っていきながらこの10年余りで経てきている時代のうねりであるが、ここにきてパソコン停滞、モバイル機器活況という新たなうねりを強く感じるところがある。身近にはパソコンで十分事足りるという感じ方であるが、若い世代を中心に目的地に辿り着くなどリアルタイム情報にスマホが急速に浸透している。直接、間接どの程度結びつくかはあるが、新しい時代の波に合わせた大手プレーヤーの動きというものを受け止めている。 [→続きを読む]

IOT時代を見据えて製品ポートフォリオを広げる中堅半導体企業たち

IOT時代を見据えて製品ポートフォリオを広げる中堅半導体企業たち

センサネットワークシステムがIOT(Internet of Things)へと進化している。これを受けて、米国アナログ・ミクストシグナル半導体のシリコンラボラトリーズ、リニアテクノロジが相次いで、ワイヤレスセンサネットワーク企業を買収、IOT時代を見据えた製品ポートフォリオの充実を図っている。 [→続きを読む]

昔のラジオ少年が最新の電子回路キットを見た

昔のラジオ少年が最新の電子回路キットを見た

かつて、ラジオ少年だった頃、3球ラジオや5球スーパーラジオ、あるいは1石鉱石ラジオをいじくっていた。トランジスタが現れた頃、1石トランジスタあるいは3石トランジスタのラジオにも飛び付いた。トランジスタや真空管の配線を図面通りにつなぐと、ラジオの動作はよくわからなかったものの、スピーカーから音が流れた時は興奮した。無線の電波を何かしら増幅すればスピーカーで音を聞くことができるという自然科学を体験した。 [→続きを読む]

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