メモリ
東芝が48層のNANDフラッシュメモリを3月26日からサンプル出荷すると発表した。128Gビットの製品で2ビット/セル構造を持ち、当社の3次元メモリBiCS技術で生産する。これはモノリシックにメモリセルを縦に積み上げる方式で、いわゆる3D-ICとは違う。
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NANDフラッシュを大量に使う、フラッシュアレイストレージがこれまでハイエンドのティア0ストレージから、1次ストレージのティア1ストレージへと下位展開を図ろうとしている。これはNANDフラッシュが今後、大量に使われることを意味する。これまでは速度(レイテンシ)を優先するハイエンドのティア0レベルがメイン用途だった。
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NANDフラッシュの2014年第4四半期でのトップ6社が前四半期比2%増の87億4620万ドルになったとDRAMeXchangeが発表した。1位Samsungから6位のIntelまでの順位に変わりはないが、下位3社が前期比で2桁成長を示し、上位3社を追い上げている(図1)。
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セミコンポータル主催のSPIフォーラム「3次元プロセスの壁とソリューション」が1月30日、東京御茶ノ水で開催された。ここでは、16/14nm時代から本格的に導入されるFinFETや、NANDフラッシュのような縦型メモリといったプロセスの3次元化を採り上げた。2014年12月のIEDMでもFinFETが大きなトピックスを占めたようだ。
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半導体産業の好調が依然として続いている。この2014年10〜12月期の四半期決算が明らかになり、半導体メーカーだけではなく、関連材料メーカーやテスターメーカーも好調という結果が出ている。東芝、ルネサス、信越化学、JSR、ディスコ、アドバンテストの四半期決算が相次いで報道された。
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2014 IEDM(International Electron Devices Meeting)での大きな問題は、IC業界が将来に向けてどこに向かっているのかを明確にすることだった。
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2014年の世界半導体ランキング見込みを米市場調査会社のIHS Technologyも発表した。日本メーカーは円安の影響もありドル表示では伸び率が下がりそうだ。1位Intel、2位Samsung、3位Qualcommと続き、9位までは2013年と同じだが、10位は大きく変わる。
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東芝は、NANDフラッシュメモリ技術の機密情報を不正に取得したとして、韓国のSK Hynixを訴えていた問題で、和解したことを発表した。これは、今年の3月13日にHynixの元従業員が、2008年当時、東芝四日市工場内でサンディスクの従業員として共同開発していた東芝の機密情報を不正に持ち出し、その情報をHynixが使用していた、として提訴していたもの。
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先週、日本経済新聞社が「日経フォーラム世界経営者会議」を東京で開催し、その中から半導体メーカーとしてMicron Technologyの経営者インタビュー記事が多かった。旧エルピーダメモリの広島工場に約1000億円を投資し、DRAMの生産能力2割増産する、と11月11日に報じた。MicronはDRAMをIoT市場においても期待しているようだ。
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