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半導体投資、ファウンドリ・メモリ・パワー半導体で活発に

半導体投資、ファウンドリ・メモリ・パワー半導体で活発に

台湾で総額16兆円に及ぶ巨額の投資ラッシュが起きている。日本経済新聞の調べでは台湾全土で20もの工場が新設ないし建設中だという。Micronの広島工場でも1βnmのDRAMの量産を今年末までに始める。パワー半導体ではロームが2026年3月期までに最大1700億円をSiCデバイスに投資する。パワー半導体を使う電気自動車や再エネ設備の応用拡大を受けたもの。 [→続きを読む]

2022年の世界の半導体市場は16%成長の6465億ドル(84兆円)へ

2022年の世界の半導体市場は16%成長の6465億ドル(84兆円)へ

WSTS(世界半導体市場統計)は、2022年の世界半導体市場は前年比16.3%増の6465億ドル(約84兆円)になる、という予測を発表した。半年前は8.8%成長と見ていたため大幅な上方修正である。図1にある通り、2017年から半導体市場は急速に立ち上がり、1986年から2016年までのほぼリニアな伸びだったが、それ以降指数関数的な成長に変わっている。 [→続きを読む]

日本電産が半導体に関わる理由とは?

日本電産が半導体に関わる理由とは?

日本電産は半導体ソリューションセンターを設立、半導体の調達、開発の両面から自社の半導体戦略を明らかにした。最近同社に入社した、ルネサスの車載事業のトップを経て、ソニーの前執行役員も経験した執行役員の大村隆司氏がプレゼンを行い、半導体メーカーを買収する・内製化するといったうわさを一蹴、日本電産の戦略を明確にした。 [→続きを読む]

グリーントランスフォーメーションの基本、バッテリ技術の進展進む

グリーントランスフォーメーションの基本、バッテリ技術の進展進む

IoTがDX(デジタルトランスフォーメーション)の基本技術として年率20%で着実に成長している間に、エネルギーの効率化を目指すグリーントランスフォーメーション(GX)も着実に始まっている。ここでは半導体とバッテリが基本技術となる。トヨタが家庭用電池事業に参入、米スタートアップが安価な材料で低価格電池の開発、パナソニックが大増産、日立が送電線の点検監視サービス開始、といった動きが目立つ。 [→続きを読む]

Industry 4.0導入を早められるマイコン、NXPが開発

Industry 4.0導入を早められるマイコン、NXPが開発

Industry 4.0は、そう簡単には進まない。世界各地の工場はそれぞれ独自のネットワーク規格やプロトコルで動いているからだ。独自規格をIndustry 4.0を実現するTSN(Time Sensitive Network)規格に変換しながら下位互換性を持たせる作業を工場ごとにしなければならない。NXPはTSN規格と主要な複数の産業用ネットワークを切り替えられるマイコン「i.MX RT1180」を製品化した。 [→続きを読む]

AMD-Xilinx、ロボットOS2搭載のSoMスターターキットを発売

AMD-Xilinx、ロボットOS2搭載のSoMスターターキットを発売

コンピュータの最大のメリットは、共通のハードウエアを基にソフトウエアを入れ替えるだけでさまざまな機能を実現できることだが、ロボットでもそれが可能になる。AMD-Xilinxは、FPGAを集積したSoCを搭載しR(ロボット)OS2 を採用したロボット向けのシステムオンモジュール(SoM)「Kria」を開発、そのスターターキットを発売した。ロボット開発が大幅に短縮されそうだ。 [→続きを読む]

NANDフラッシュ、22年1Qは販売額がQoQ3%減るも2Qは10%超成長の期待

NANDフラッシュ、22年1Qは販売額がQoQ3%減るも2Qは10%超成長の期待

メモリに強い市場調査会社TrendForceによると、直近のNANDフラッシュメモリの売上額ランキングではキオクシアは2位を死守した(参考資料1)。2022年第1四半期におけるNANDフラッシュ市場全体では、前四半期比3%減の179.2億ドルとなったが、2位のキオクシアは不純物混入によるトラブルがあったのにもかかわらず、4.5%減にとどまった。 [→続きを読む]

DRAMのトップ3社による市場シェアは94%、寡占化続く

DRAMのトップ3社による市場シェアは94%、寡占化続く

2021年のDRAM市場は、前年比42%増の961億ドルになったとIC Insightsが報告した。約11兆円である。この内、Samsung、SK Hynix、Micron Technologyの3社が占める市場シェアは94%で、寡占化が続いている。トップのSamsung、Hynix、Micronのそれぞれのシェアは、43.6%、27.7%、22.8%となっており、その他は5.9%しかない。 [→続きを読む]

笛吹けど踊らず、中国でのIC生産が全く遅れている

笛吹けど踊らず、中国でのIC生産が全く遅れている

中国の半導体IC市場(ICを使って電子機器を作る産業)は2021年に1870億ドルだったが、国内のIC生産は16.7%の312億ドルに留まることがわかった。これは定点観測を続けているIC Insightsの調査からわかった。中国共産党政府が半導体の振興を呼び掛けても産業としてなかなか立ち上がらないことを示している。笛吹けど踊らず状態だ。 [→続きを読む]

ルネサス、閉鎖中の工場建物を再利用、300mm生産ライン構築へ

ルネサス、閉鎖中の工場建物を再利用、300mm生産ライン構築へ

ルネサスエレクトロニクスは、山梨県甲府にある空っぽの建屋を改造し300mmウェーハの生産ラインを作ることを発表した。元々甲府工場は150mmと200mmウェーハの生産ラインの工場であったが、工場の売却先が見つからず、2014年10月に閉鎖された。半導体不足がまだ解消されないこの折、ここに半導体生産ラインを作ることを決めた。 [→続きを読む]

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