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英国特集2011・性能を下げずに低消費電力を追求する携帯用パワーアンプ

英国特集2011・性能を下げずに低消費電力を追求する携帯用パワーアンプ

プロセッサコアの代表的IPベンダーであるARM社をはじめとする英国企業は、携帯機器向けに低消費電力をこれまでずっと追求してきた。IPコアやワイヤレスチップの低消費電力化は進んできたが、携帯電話用送信機のパワーアンプの低電圧化も進んでいる。携帯電話のインフラや電話機に使うパワーアンプの低消費電力化をレポートする。 [→続きを読む]

MIPSが64ビットのマルチスレッドIPコアを発表、2011年後半にICが登場

MIPSが64ビットのマルチスレッドIPコアを発表、2011年後半にICが登場

「32ビットの壁」がいよいよ、邪魔になってきた。32ビットのメモリーアドレス空間は4GB(2の32乗)が上限となっているが、32ビットシステムを使う限りこの壁を突破できない。英ARMのCortex-A15はメモリーアドレス空間のみ40ビット(1TB分)を確保しているが、米MIPSは上限をほぼ撤廃できる64ビットのプロセッサIPコア「Prodigy」を発表した。64ビットのIPコア時代の幕開けである。 [→続きを読む]

英国特集2011・各国LTEに向けRFからベースバンドまでソフトウエア無線活発1

英国特集2011・各国LTEに向けRFからベースバンドまでソフトウエア無線活発1

Mobile World Congress 2011では、始まったLTE時代をにらみ、世界各地で異なる周波数帯やデータ変調方式、全二重化方式など、プログラムによって即座に対応できるソフトウエア無線が本格化してきた。機能を固定しては市場を縮めてしまうため、LTEの専用ASICは大きな市場に照準を合わせるしかないが、プログラマブルICだと各国に対応できる。 [→続きを読む]

英国特集2011・M2M通信モジュールを生かし、市場拡大へのエコシステムを形成

英国特集2011・M2M通信モジュールを生かし、市場拡大へのエコシステムを形成

データ通信は、従来の通信機器を超えて発展している。M2M(machine to machine)と呼ばれる通信モジュールは、あらゆる機器に通信手段を持たせるのに使われ始めている。Mobile World Congress 2011のUKパビリオンではM2Mに関するハードウエアからソフトウエアに至るエコシステムを構成する要素技術が集まってきた。 [→続きを読む]

英国特集2011・半導体に焼きつけられるソフトを開発しているベンチャーたち

英国特集2011・半導体に焼きつけられるソフトを開発しているベンチャーたち

MWC(Mobile World Congress)のUKパビリオンでは、自力で出展できないがテクノロジーは自慢できるものを持つベンチャーが並んでいる。いくつか拾ってみると、OSやゲーム機が違っていても変換して使えるソフトウエアを開発したAntixLab社、携帯機器をトントンと叩き、叩く場所でコマンドを使い分けられるソフトウエアを開発したInput Dynamics社、携帯で切符を購入、そのまま改札口も通れるソフトウエアのMasabi社などが出展した。 [→続きを読む]

NvidiaがタブレットXoomに使えるほどの低消費電力化を達成させた技術とは?

NvidiaがタブレットXoomに使えるほどの低消費電力化を達成させた技術とは?

欧州通信産業・半導体産業のプロフェッショナルがモトローラのタブレットXoomを絶賛したことはすでに伝えた(参考資料1)が、iPad2が3月2日に米国で発表されるとXoomと同レベルかそれ以上の仕様であることがわかった(参考資料2)。iPad2にはデュアルコアCPUが使われている点もサクサク動くという点も裏表にカメラ2台を載せている点も全く同じ。アップルはプロセッサA5の中身を明らかにしないが、Xoomに搭載されたNvidiaのプロセッサTegra2の消費電力削減技術を紹介する。 [→続きを読む]

フリースケールがARMアーキテクチャもマイコンシリーズに追加

フリースケールがARMアーキテクチャもマイコンシリーズに追加

米フリースケール・セミコンダクタはARMのプロセッサコアの一つ、Cortex-M4をコアとするマイクロコントローラ(マイコン)を製品シリーズに加えると発表した。これまで同社独自のColdFireコアとPowerコアに加え、業界標準のコアを追加することでマイコンの製品ポートフォリオを広げ、巻き返しを狙っている。 [→続きを読む]

65nmNORフラッシュから4G NAND、省ピンSPIまで攻めに転じるスパンション

65nmNORフラッシュから4G NAND、省ピンSPIまで攻めに転じるスパンション

業績回復から攻めに転じ始めたスパンション社が従来の90nmおよび110nmのGLシリーズから65nmプロセスのGL-Sシリーズへと製品を転換していく。このほど都内で記者会見を開き、NANDと比べて高速動作が可能なNOR型フラッシュメモリーの製品をすべて65nmラインに替えていく旨を発表した。 [→続きを読む]

FD-SOI CMOSは20nm以降ではバルクよりも断然有利とSOIコンソーシアムが発表

FD-SOI CMOSは20nm以降ではバルクよりも断然有利とSOIコンソーシアムが発表

完全空乏型(fully depleted)SOI CMOS技術は20nm以降のCMOS技術として性能、消費電力、コストの点でバルクCMOSと比べ有利になることをSOIインダストリコンソーシアムが発表した。このため携帯機器に使うべきSoCには向いていると同コンソーシアムの上級ディレクタを務めるHoracio Mendez氏は主張する。 [→続きを読む]

アルテラ、ハイエンドからローエンドまで全て同時に28nmプロセスを採用

アルテラ、ハイエンドからローエンドまで全て同時に28nmプロセスを採用

アルテラは、ローエンドからミッドレンジ、ハイエンドに渡る広いアプリケーションに向けたFPGAを28nmプロセスで一気に作ると発表した。これまでは、微細化プロセスはハイエンドから始まり、ミッドレンジ、ローエンドへとマイグレーションしてくるのが普通だった。今回は全てのクラスを一気に28nmへと持ってくる。 [→続きを読む]

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