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技術分析(半導体製品)

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SiCパワーモジュール、MOSFETの製品化相次ぐ

SiCパワーモジュール、MOSFETの製品化相次ぐ

SiCのパワーモジュールが相次いで市場に出てきた。三菱電機が8月からサンプル出荷を開始、ロームは3月にSiCパワーMOSFETを2個組にしたモジュールを市場に出している。サンケン電気もSiCやGaNのパワートランジス開発に取り組みショットキダイオード(SBD)を13年後半には生産する予定だ。パワーモジュールはSiC MOSFETやSiCショットキバリヤダイオードなどをハイブリッドICのように集積したもの。 [→続きを読む]

スパンション、音声認識専用コプロセッサを開発、760ビットの内部バス利用

スパンション、音声認識専用コプロセッサを開発、760ビットの内部バス利用

NORフラッシュメモリを大量に使う新しい用途が開けてきた。音声認識用の辞書や意味解析などのデータベースをNORフラッシュに大量にため込むという用途である。高速・不揮発性・大容量という特性を生かした応用といえる。スパンションがNORフラッシュをベースにした音声認識用のチップを開発、音声認識技術の要求の強い自動車市場に向けた。 [→続きを読む]

MEMSをワイヤレスセンサネットワーク応用へ拡大するアナデバ

MEMSをワイヤレスセンサネットワーク応用へ拡大するアナデバ

アナログ・デバイセズ(Analog Devices, Inc.)は、動作時2μA、静止時10nAと消費電流が極めて小さな3軸MEMSセンサICを8月から量産する。消費電流が小さいため電池駆動のワイヤレスセンサネットワークや、ヘルスケアモニタリング、動物のモニタリングなどの応用(図1)において、電池交換を不要にできる。 [→続きを読む]

80cm離れても静電容量の変化を検出できる超高感度ICを国内ベンチャーが開発

80cm離れても静電容量の変化を検出できる超高感度ICを国内ベンチャーが開発

静電容量方式で最大80cm離れても容量変化を検出できるICチップを国内のベンチャー企業エーシーティー・エルエスアイ(ACT-LSI)が開発、愛知県江南市のサン電子が販売することになった。静電容量方式センサで数10cm以上離れても近接状況や距離測定ができ、しかも電源電圧が3V系とごく一般的なこのICは「組み込みシステム開発技術展」で大きな反響を呼んだ。 [→続きを読む]

デュアルDSPコアを集積、ビジョンシステムに特化した画像処理プロセッサ

デュアルDSPコアを集積、ビジョンシステムに特化した画像処理プロセッサ

デュアルコアDSPをベースにして、ビジョンシステムに特化したPVP(Pipelined vision processor)プロセッサをアナログ・デバイセズ社が製品化した。これまでのFPGAやハイエンドDSPは高精度・高速の画像処理はできるがコストが高い。ビジョンシステムに特化させたプロセッサは低コストで、低消費電力のシステムが可能になる。 [→続きを読む]

使いやすさがマイコン成長の道、ルネサス/シリコンラボがGUI開発環境を充実

使いやすさがマイコン成長の道、ルネサス/シリコンラボがGUI開発環境を充実

半導体の応用分野が広がってくるにつれ、半導体チップはこれまでとは違い、いろいろなユーザがいかに簡単に設計できるかどうかが、重要になってくる。一部の先進ユーザに向けて性能を競争する時代ではなくなった。いわば素人に近いユーザでもマイコンを設計できるツールを開発しサポートすることが半導体企業の重要な役割となった。 [→続きを読む]

スマホ向けモバイル(+IP)放送受信用チップをイスラエルのファブレスが発売

スマホ向けモバイル(+IP)放送受信用チップをイスラエルのファブレスが発売

イスラエルの放送受信用チップを設計しているファブレスのSiano Mobile Silicon社が4月1日から日本国内で始まったスマートフォン向けのテレビ放送、「NOTTV」に向けた受信チップを日本市場に向けて発売する。電話インタビューを通し、同社マーケティング担当VPのRonen Jashek氏にその勝算を聞いた。 [→続きを読む]

MEMSマイクを敢えて2チップ構成にして成長分野へ応用広げるAkustica

MEMSマイクを敢えて2チップ構成にして成長分野へ応用広げるAkustica

米東部のMEMS専門メーカーであるAkustica社は、音声認識、テレビ会議などへの応用を強く意識したアナログ出力のMEMSマイク、AKU340を開発した。音声に混入するノイズを低減する機能(ノイズキャンセラ)はスマホでは欠かせなくなってくる。そのためには複数個のMEMSマイクが必要。なぜか。電話インタビューでその狙いを聞いた。 [→続きを読む]

カメレオンのように変身、進化を続けるインターシル、成長の10分野に特化

カメレオンのように変身、進化を続けるインターシル、成長の10分野に特化

Wi-FiのIEEE802.11bという最初の無線LANチップを出荷したインターシル(Intersil)。このチップがコモディティとなるとすぐさま手放し、アナログに特化する。アナログ&ミクストシグナルと、パワーマネジメントに特化することを宣言して4年たった。このほど、半導体チップの機能ではなく民生市場に向けた部門を設けた。 [→続きを読む]

ウォルフソン、携帯機器の音を追求するソリューション企業へ変身中

ウォルフソン、携帯機器の音を追求するソリューション企業へ変身中

英国スコットランドのエディンバラを拠点とするウォルフソンマイクロエレクトロニクス(Wolfson Microelectronics)が、スマートフォンやタブレットPCなど電池動作の携帯機器に使われるオーディオをより高音質で聴けるシステムをセットメーカーに提供する。このファブレス半導体は、システムシリューション企業に変身しつつある。 [→続きを読む]

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