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80nm未満IC、300mmウェーハの稼働率はさほど減少しなかったSICASの統計

80nm未満IC、300mmウェーハの稼働率はさほど減少しなかったSICASの統計

今回のSICAS(世界半導体生産キャパシティ統計)のデータから見えてくるものは、生産能力と実投入数との大きなかい離、すなわち稼働率の減少である。2008年第4四半期と2009年第1四半期の落ち込みは激しく、半導体合計でそれぞれ68.4%、55.6%と減少した。昨年の第2四半期までは稼働率は90%前後で推移していたが、第3四半期に減少し、前回その傾向を指摘した。 [→続きを読む]

中国の半導体、1〜3月は個数ベースで14%減、内需拡大策で家電・3G携帯に期待

中国の半導体、1〜3月は個数ベースで14%減、内需拡大策で家電・3G携帯に期待

中国の半導体産業が2008年、対前年比0.4%減の1246億8200万元(1兆9949億円)と20年間で初めてのマイナス成長を記録した。数量ベースでは1.3%増の微増であった。2009年の1〜3月期の金額のデータはまだないが、個数では対前年同期比で14%減と言う大幅なマイナスを記録した。 [→続きを読む]

SEAJの半導体製造装置のB/Bレシオは2ヵ月連続で上昇、3月は0.70に

SEAJの半導体製造装置のB/Bレシオは2ヵ月連続で上昇、3月は0.70に

日本半導体製造装置協会(SEAJ)が最近発表した3月の製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は、3ヵ月の移動平均で0.70となり、上昇傾向を見せている。B/Bレシオこの1月に0.37ととてつもない最低値を記録した後、2月に0.52とやや上向き、3月に0.70という数値になった。まだ、販売額よりも低い受注額ではあるが、上向いていることは事実である。 [→続きを読む]

世界の半導体製造装置市場、対前年比の落ち方が上向きに転じた

世界の半導体製造装置市場、対前年比の落ち方が上向きに転じた

SEMI(国際半導体製造装置材料協会)とSEMIジャパン、SEAJ(日本半導体製造装置協会)がまとめた3月の販売額は対前年比-70.7%の12億8000万ドルにとどまった。2月の7億2900万ドルよりは上がっているが、もともと3月、6月、9月、12月にピークを迎える季節要因があるため、伸びて当然である。ただピークに来る3月の数字が前回ピークの12月の数字よりも落ちている点が気になる。それでも底を打ったといえそう。 [→続きを読む]

「もはや回復のフェーズに」、共通する業界アナリストの見方−SPIフォーラムから

「もはや回復のフェーズに」、共通する業界アナリストの見方−SPIフォーラムから

「不況、不況とあおり過ぎ、もはやモノが足りなくて生産増強している所もある、もう不況の底は打った」といった景気状況がはっきり見えてきた。セミコンダクタポータルが主催したSPIフォーラム「半導体エグゼクティブセミナー この不況はいつ回復するか、何を準備しなければいけないのか」では、ドイツ証券副会長の武者陵司氏、UBS証券アナリストの山本義継氏、アイサプライ・ジャパン副社長の南川明氏という日本を代表するアナリストが現状と未来について語り、新しいビジネスモデルで成長を続けるクアルコムジャパンの前田修作氏がその戦略を明かした。 [→続きを読む]

2月における世界の半導体製造装置市場、これが本当の底を表している可能性大

2月における世界の半導体製造装置市場、これが本当の底を表している可能性大

半導体製造装置の2009年2月の世界市場における販売額が最低を更新した。全世界で7億2872万ドルと対前年同期比で-74.6%と、もっとも低い比率だ。その絶対額もここ1年で最も低い。このデータを発表したのは、SEMIとSEAJおよびSEMIジャパンの3者。各国ごとの集計も採っている。 [→続きを読む]

半導体製造装置のB/Bレシオはどん底、津田建二の緊急提言

半導体製造装置のB/Bレシオはどん底、津田建二の緊急提言

日本半導体製造装置協会SEAJが発表した2月の半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は、かつて記録したことのない0.35という数字にまで落ち込んだ。B/Bレシオは先行きを示す一つの指標ではあるため、製造装置の売れ行きが今年は全く良くない、ということを示している。しかし、ここまで落ち込む意味を考えた方がよさそうだ。 [→続きを読む]

半導体製造装置の日本市場における1月のB/Bは最悪記録を更新、0.37

半導体製造装置の日本市場における1月のB/Bは最悪記録を更新、0.37

SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した、2009年1月の日本市場における半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)はこれまでの最低記録をさらに更新し0.37となった。3ヵ月間の移動平均の販売額は290億3800万円であったが、受注額は111億5300万円と低くなった。受注額が低いということは、今後の収入が少ないという意味である。製造装置の景気回復はまだ見えてこない。 [→続きを読む]

1月の世界の半導体製造装置市場、販売額は対前年比が最低を記録

1月の世界の半導体製造装置市場、販売額は対前年比が最低を記録

この1月における世界の半導体製造装置の販売統計が発表された。それによると、販売実績は前年比で見る限り、大きくマイナスに振れていることには変わりはない。それどころか、1月実績は対前年比63.1%減の12億2537万ドルに下がった。対前年比としてはここ1年間の最低である。これまでの最低は、2008年11月の57.6%減だった。 [→続きを読む]

ファブレス2強が飛躍した2008年の半導体メーカーランキング−IC Insightsから

ファブレス2強が飛躍した2008年の半導体メーカーランキング−IC Insightsから

米市場調査会社IC Insights社が3月に発表した、2008年の半導体メーカーランキングによると、大きく沈むメーカーが多い中、ファブレスの2強、クアルコムとブロードコムが飛躍的に伸びた。クアルコムは2007年の13位から8位にトップテン・ランキン入りし、ブロードコムはトップ20圏外から17位に入った。 [→続きを読む]

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