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SICASの3QにおけるMOS ICの生産能力・実投入数から見える稼働率の減少

SICASの3QにおけるMOS ICの生産能力・実投入数から見える稼働率の減少

SICAS(世界半導体生産キャパシティ統計)が発表した2008年第3四半期(7~9月)のMOS ICの生産能力は、214万枚/週、実投入枚数は187万枚/週となり、ウェーハプロセス稼働率は87.5%になった。前四半期は89.5%、その前の第1四半期は90.7%であったことから、稼働率は急激に低下したことがわかる。急にブレーキがかかった状態に似ている。 [→続きを読む]

日本製製造装置、受注額・販売額とも前年の30%台にまで凹んだ10月

日本製製造装置、受注額・販売額とも前年の30%台にまで凹んだ10月

日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した、10月の日本製製造装置の受注販売状況によると、BBレシオ(販売額に対する受注額の比)は0.81という低迷を続けている。しかしもっと深刻なのはBBレシオではない。もはやBBレシオは意味を持たないほど、受注額、販売額とも低いレベルにやってきた。 [→続きを読む]

WSTSが2008年の見通しをさらに下方修正、2.5%増の2619億ドルに

WSTSが2008年の見通しをさらに下方修正、2.5%増の2619億ドルに

WSTS(世界半導体市場統計)が2008年から2010年までの見通しを発表した。それによると、2008年の半導体市場は対前年比2.5%増の2619億ドルにとどまる。2007年が3.2%増の2556億円と比較的低成長だったため2年連続伸び悩んでいる。今年の5月には2008年の伸びを4.7%増、2009年の伸びを5.8%増、2010年には8.8%増と見込んでいた。今回の秋の予測は下方修正し、2009年は-2.2%の2561億ドル、2010年に6.5%増と再び成長すると見込んでいる。 [→続きを読む]

受注も販売額も大きくへこんだ景気後退期が続く半導体製造装置市場

受注も販売額も大きくへこんだ景気後退期が続く半導体製造装置市場

日本半導体製造装置市場における9月の受注額、販売実績が日本半導体製造装置協会(SEAJ)から発表された。受注額は3カ月移動平均値で457億円、販売額は710億円で、B/Bレシオ(販売額に対する受注額の割合)は0.75と、前月の0.83から下がった。これは、日本製の製造装置と外国製製造装置の日本国内市場へ納めた実績と受注見通しを示したもの。B/Bレシオは3月に0.69までへこんだものの、4月0.98、5月0.97、6月1.12と市況回復の兆しを見せていたが、7月に0.79と再び落ち込み、低迷状態を示している。 [→続きを読む]

厳しい時期が続く半導体製造装置市場、8月のB/Bレシオは0.83、受注額激減

厳しい時期が続く半導体製造装置市場、8月のB/Bレシオは0.83、受注額激減

日本市場の半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)が低迷している。6月に1年ぶりに1.0を超えたのにもかかわらず、7月は0.79、8月も0.83と1.0を下回った。8月の受注額は前年同期比44.4%減、販売額は59.0%減と受注、販売ともに前年を下回った。厳しい時期が続く。 [→続きを読む]

8月の世界半導体製造装置販売額、3ヵ月連続対前年40%減の底深さ

8月の世界半導体製造装置販売額、3ヵ月連続対前年40%減の底深さ

SEAJ(日本半導体製造装置協会)とSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)およびSEMIジャパンが共同で、2008年8月における世界の半導体製造装置販売統計を発表した。これによると、8月の実績は19億3353万ドルで、ついに20億ドルを切った。これで、4月から6ヵ月連続して対前年同期比でマイナスとなり、39.5%減は過去1年間で最大の下げ幅となった。 [→続きを読む]

7月の世界の半導体製造装置販売、大幅な前年同期比割れ続く

7月の世界の半導体製造装置販売、大幅な前年同期比割れ続く

SEAJ(日本半導体製造装置協会)とSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)およびSEMIジャパンが共同で、2008年7月における世界の半導体製造装置販売統計を発表した。これによると、7月の実績は25億108万ドルで、対前年同期比で37.6%減と、ここ1年間で最低の落ち込みとなった。2月に対前年比7.3%増を記録してからは、5ヵ月連続で下降線を描きながら前年比割れが続いている。前月の対前年同期比33.7%減よりもさらに、特にここ2ヵ月の減速が目立つ。 [→続きを読む]

日本製装置のB/Bレシオ、世界市場においても13ヵ月ぶりに1を超える

日本製装置のB/Bレシオ、世界市場においても13ヵ月ぶりに1を超える

日本半導体製造装置協会(SEAJ)が日本製半導体製造装置の受注・販売統計の7月分を発表した。3ヵ月移動平均で算出されるB/Bレシオは、4月の0.76から上昇し続け、13ヵ月ぶりに1を超えた。しかし、受注高・販売高ともに前年同期比割れが続き、油断できない状況が続いている。 [→続きを読む]

半導体製造装置のB/Bレシオ、1年ぶりに1.0を超すが要注意

半導体製造装置のB/Bレシオ、1年ぶりに1.0を超すが要注意

日本市場における半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)が昨年の7月以来、1年ぶりに1.00を超えた。SEAJ(日本半導体製造装置協会)がまとめたこの数字は、この6月における3ヵ月間の移動平均の結果であるが、販売額717億6200万円に対して受注額は748億5600万円となった。受注額はこの3月の底(500億円台)から4月に這い上がった700億円台のレベルをまだキープしている。 [→続きを読む]

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