1月の世界の半導体製造装置市場、販売額は対前年比が最低を記録

販売実績を国別に見ると、より顕著な例が台湾だ。71.2%減の272万ドルしかない。中国も50%を割った56.4%減の111万ドルだ。販売額の絶対値が大きい国は日本であり、その額は498万ドルに達する。35.1%減となっている。

販売額を月ごと、各国ごとに見ると、減少傾向にまだ歯どめがかかっていない。昨年の11月よりも絶対額が増えているからといってよくなるわけではない。世界の半導体製造装置が3カ月周期でピークが来ている習性を考慮すると、2月の販売台数はこの１月実績よりもさらに下がることが予想される。ただ、対前年比が落ちないことを願う。