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自動車用半導体売上ランキング、自動車半導体不足は解消されたのか

自動車用半導体売上ランキング、自動車半導体不足は解消されたのか

2021年の世界自動車向け半導体企業トップ10社ランキングが発表された。それによると、第1位はドイツのInfineon Technologies、2位オランダのNXP Semiconductor、3位にルネサスエレクトロニクス、という順になった。これは、市場調査会社の米Semiconductor Intelligenceが発表したもの。ルネサス以外の日本企業は8位にロームが入っている。 [→続きを読む]

日本製半導体製造装置は7月に入り一転、YoY、QoQともプラス成長へ

日本製半導体製造装置は7月に入り一転、YoY、QoQともプラス成長へ

2022年7月における日本製半導体製造装置の販売額は前年同期比(YoY)31.8%増、前期比(QoQ)でも12.6%増の3205.67億円と上向いている。製造装置は、3月の3148.72億円をピークに少しずつ下がってきたために要注意と前月は表現したが、7月の業績はまずまずというか、過去最高でもある。これはSEAJが発表したもの。 [→続きを読む]

今年の半導体設備投資は下方修正でも前年比21%増の1855億ドル

今年の半導体設備投資は下方修正でも前年比21%増の1855億ドル

2022年の半導体設備投資額は、前年比21%増の1855億ドルとなりそうだ。年初の予想1904億ドル(参考資料1)よりも若干低下したものの、前年より324億ドルも多いという予想である。これは米市場調査会社IC Insightsが発表したもの。ただし、図1の上段にある2008-2026Fの中の2026Fは2022Fの誤りである。Fは予想(Forecast)を表している。 [→続きを読む]

SOIを含むシリコンウェーハ市場は2022年、12%成長の160億ドルに

SOIを含むシリコンウェーハ市場は2022年、12%成長の160億ドルに

シリコンウェーハとSOI(Silicon on Insulator)ウェーハの合計市場が2022年に前年比12%増の160億ドルになりそうだ、と半導体関係材料の市場調査会社TECHCETが発表した。ウェーハ出荷面積は同6%増の151億平方インチになるとしている。TECHCETは半導体や半導体製造に必要な材料を専門とする市場調査会社。 [→続きを読む]

2022年第2四半期の半導体ランキング見積り、Intelは3位に転落

2022年第2四半期の半導体ランキング見積り、Intelは3位に転落

7月最終週にカレンダー年を決算年度にしている半導体メーカーから第2四半期(4〜6月)の決算が発表された。ファウンドリ企業、ファブレス企業、メモリ企業からも発表があり、大手で最も高い成長を示したのがAMDで、前年同期比70%増、営業利益率は30%と健全な財務を示した。その結果、最新の世界半導体ランキングの予測ができ、Intelは第3位に落ちた。 [→続きを読む]

Siウェーハ面積、ほぼ目いっぱいの状況続く

Siウェーハ面積、ほぼ目いっぱいの状況続く

2022年第2四半期におけるSiウェーハ出荷面積が前四半期比0.68%増とほぼ横ばいの37億400万平方インチであるとSEMIが発表した。Siウェーハ面積は、厳密には歩留まりに左右される面はあるが、それがほぼ一定だとすると半導体チップの数量を表す指標となっている。2021年第3四半期から37億平方インチ前後で推移している。 [→続きを読む]

6月の日本製半導体製造装置販売額は前月比7.5%減に

6月の日本製半導体製造装置販売額は前月比7.5%減に

SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した2022年6月の日本製半導体製造装置は、前年同月比14.1%増の2845億8400万円となった。1年前と比べるとプラス成長ではあるが、前月比では7.5%の減少となった。毎月の北米製半導体製造装置は2021年12月を最後にSEMIが公表しなくなったため、SEAJの発表する数字で景況ぶりを見ていくことにする。 [→続きを読む]

Gartner、今年の半導体市場を7.4%成長に下方修正

Gartner、今年の半導体市場を7.4%成長に下方修正

米市場調査会社のGartnerは、2022年の半導体デバイス市場は前年比7.4%増の6392億ドルになりそうだと、下方修正した(参考資料1)。WSTSが6月の市場予測で、16.3%増と上方修正したばかりだが、ここに来て急ブレーキがかかったようだ(参考資料2)。Gartnerは四半期前には今年の半導体市場は13.6%成長と予測していた(参考資料3)。 [→続きを読む]

22年のウェーハ処理装置は過去最高、でも3月より下方修正の1010億ドル

22年のウェーハ処理装置は過去最高、でも3月より下方修正の1010億ドル

SEMIは7月12日に2022年と2023年における半導体製造装置の予測を発表し(参考資料1)、2022年には1175億ドルの過去最高を記録するとした。しかし実は下方修正になっている。ウェーハ処理用の製造装置市場は、3月発表では前年比18%増の1070億ドルだったが、今回は同15.4%増の1010億ドルと低下しているのだ。 [→続きを読む]

半導体景気を予測するセンサとして注目されるTSMCの業績発表

半導体景気を予測するセンサとして注目されるTSMCの業績発表

「Micronの発表と台湾の半導体業界は、炭鉱のカナリアの役割をするのだろうか?」と題したニュースをIC Insightsが発表した(参考資料1)。最近のMicronが会計年度の次の四半期(6-8月期)見通しの落ち込みと台湾の半導体業界の6月の落ち込みで、半導体景気を予測できるのだろうか、という意味である。炭鉱のカナリアは有毒ガスのセンサとしてかつて使われていた。 [→続きを読む]

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