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セミコンポータルによる分析

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2025年の成長源泉はやはりAI、エッジAIoT、AI PC、生成AI、エージェント

2025年の成長源泉はやはりAI、エッジAIoT、AI PC、生成AI、エージェント

新年明けましておめでとうございます。 今年がどのような年になるか、興味のあることだが、やはりAI(人工知能)の世界になるようだ。日本経済新聞をはじめ世界のメディアを見るとやはりAIにまつわる記事が多いようだ。そしてAIと半導体がカギを握るようだ。全世界企業の時価総額ランキングでは1月5日現在、トップテンに半導体企業が3社も入っている(図1)。 [→続きを読む]

世界のファウンドリ市場、TSMCの寡占化はますます加速

世界のファウンドリ市場、TSMCの寡占化はますます加速

世界のファウンドリ市場で、TSMCの寡占化はますます進みそうだ。2025年にはその市場シェアは、24年の64%から67%に増え、70%も間近になってきた、と市場調査会社のTrendForceは見ている。台湾全体のシェアは25年には73%にも達すると予測する。ファウンドリビジネス全体の売上額は25年には20.3%成長の1638.55億米ドルになりそうだという。セミコンジャパンに合わせて東京有明で開催されたセミナーで明らかにした(図1)。 [→続きを読む]

アドバンテスト、SiC/GaN向け高電圧パワー半導体テスターを開発

アドバンテスト、SiC/GaN向け高電圧パワー半導体テスターを開発

アドバンテストは、ダイシングフィルム上でパワー半導体をテストできるシステムを開発した。数百V、数十Aという高電圧・大電流を扱うパワー半導体では、安全性をしっかり確保することが何よりも最優先。このため、テスター装置の経験豊かなイタリアCREA(Collaudi Elettronici Automatizzati S.r.l.)社を2022年8月に買収、SiCやGaNなどのワイドギャップ・パワー半導体のテスターに進出した。 [→続きを読む]

スマート社会やモビリティなど新応用向け半導体チップの設計者を募る台湾

スマート社会やモビリティなど新応用向け半導体チップの設計者を募る台湾

セミコン・ジャパン2024期間中に、ファブレス半導体産業の先輩でもある台湾からの使節団によるセミナーがあった。「2024 AI & Semiconductor Forum」(参考資料1)と題したセミナーで、台湾国家科学及技術委員会(NTSC)が主催した。この委員会の蘇振綱(Chen-Kang Su)常務副主任委員(副大臣相当)が来日、その狙いを聞いた。 [→続きを読む]

JEITAの電子情報産業市場は8%成長の3.99兆ドル

JEITAの電子情報産業市場は8%成長の3.99兆ドル

JEITA(電子情報技術産業協会)が12月19日に発表した世界の電子機器とソフトウエアやソリューションを合わせた電子情報産業の市場は、2025年に前年比8%増の3兆9909億ドルになる。TSMCの熊本工場が稼働し始めているが、九州に続々半導体プロセスに使う装置や材料の企業が続々集まっている。ラピダスにEUV装置が入り始め、関連企業もEUVに備えている。キオクシアは18日、東京証券取引所の東証プライム市場に上場した。 [→続きを読む]

半導体関連企業を呼び込むアイルランド、セミコン・ジャパン2024で来日

半導体関連企業を呼び込むアイルランド、セミコン・ジャパン2024で来日

イギリスの西側にある島国のアイルランド。ラグビーやサッカーが盛んな国であるが、ここに大手半導体メーカーの工場がある。Intel Corp.とAnalog Devices Inc.の工場だ。特にIntelの工場には米国外の工場として最新工場であり、ADIの工場は1976年に設立され現在も稼働している。アイルランド政府産業開発庁(IDA Ireland)は企業誘致を活発に展開している。その企業技術部門のシニアVP(バイスプレジデント)であるAnne-Marie Tierney Le-Roux(アンマリー・ティアニー・レルー)氏(図1)がセミコン・ジャパン2024に来日、話を聞いた。 [→続きを読む]

2025年の世界半導体市場は15%以上成長〜IDCの見方

2025年の世界半導体市場は15%以上成長〜IDCの見方

世界の半導体市場は2025年に少なくとも15%以上成長する、と市場調査会社のIDCが予測を発表した。これによると2024年は19.7%と見積もっているが、25年はAIおよびデータセンターの成長に支えられて伸びると予想する。これは他の市場調査会社と同様で、AIが成長すると共にGPUなどのロジックプロセッサやHBMメモリが成長すると見る。 [→続きを読む]

製造装置・材料の展示会から半導体総合技術展に変わってきたセミコンJ

製造装置・材料の展示会から半導体総合技術展に変わってきたセミコンJ

半導体製造装置や材料の展示会であるセミコン・ジャパンが半導体総合展の様相を見せてきた。DAC(設計自動化会議)というEDA(電子設計自動化)産業がSEMIの中に組み込まれ、半導体設計と製造が近づいている。先週開催された2024年のセミコンは、海外からはIPベンダーやファブレス半導体企業なども参加するようになった。ラビダスのようなファウンドリも昨年に続き出展社側に来ている。 [→続きを読む]

STMicro、推論専用NPU集積のマイコンを量産開始

STMicro、推論専用NPU集積のマイコンを量産開始

STMicroelectronicsは、ニューラルプロセッサを集積したマイコンを製品化した。AI性能600 GOPS(Giga Operations per Second)、その電力効率は3 TOPS/Wとなっており、AI性能重視とはいえISP(画像処理プロセッサ)やコーデックなども集積したSoCライクなマイコンとなっている。ここまで高性能な画像を対象としたAIプロセッサをマイコンに組み込んだのはなぜか。 [→続きを読む]

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