Semiconductor Portal

セミコンポータルによる分析

» セミコンポータルによる分析

Keysight、半導体測定器を拡充、EDA管理ツールやIC内ワイヤーの非破壊検査

Keysight、半導体測定器を拡充、EDA管理ツールやIC内ワイヤーの非破壊検査

半導体の高周波特性やさまざまなパラメータ特性を測定する計測器を設計・製造しているKeysight Technologyが、今年で10回目となるプライベート展示会Keysight Worldを東京・JPタワーホール&カンファレンスで開催した。ここでVLSI 設計データのライフサイクルマネージメントやチップレットの設計ツール、静電容量方式によるボンディングワイヤーの非破壊検査などを紹介している。 [→続きを読む]

半導体製品の出荷数量が増え始めた、ウェーハ面積が増加に転じる

半導体製品の出荷数量が増え始めた、ウェーハ面積が増加に転じる

SEMIのSMG(シリコンメーカーグループ)は、2024年第2四半期におけるシリコンウェーハの出荷面積が前四半期比(QoQ)7.1%増の30億3500万平方インチになったと発表した。シリコンウェーハの面積はチップを製造する半導体メーカーに納入されるため、その出荷面積は半導体チップの出荷数量に反映される。 [→続きを読む]

Intel、Samsungが各々Lunar Lake、メモリで期待するAIパソコン市場

Intel、Samsungが各々Lunar Lake、メモリで期待するAIパソコン市場

先週、IntelおよびSamsungの2024年度第2四半期(4〜6月期)の決算がそれぞれ発表された。Intelは、売上額が前四半期、前年四半期とほぼ同じ128億ドルだったが、営業利益はほぼゼロという結果であった。Samsungの半導体部門の売上額は、前年同期比ほぼ2倍、前期比でも23%増の28兆5600億ウォン(1ウォン=0.00073ドル)で、営業利益は6.45兆ウォンだった。 [→続きを読む]

24年6月の半導体製造装置の販売額は1年前の32%増

24年6月の半導体製造装置の販売額は1年前の32%増

2024年6月における日本製半導体製造装置の出荷額が前年比31.8%増の3439億9000万円になったとSEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した。ただ、2023年10月からずっと右肩上がりだったが、前月比では14.2%減となっており、やや一服状態になっている。不況の始まりではなさそうだ。それを以下に示そう。 [→続きを読む]

メモリビジネスは好調に、産業向け非メモリはまだ不調続く

メモリビジネスは好調に、産業向け非メモリはまだ不調続く

メモリビジネスは好調、産業向け非メモリビジネスはまだ不調。このようなビジネス状況が浮かび上がった。2024年第2四半期(4〜6月期)におけるメモリの韓国SK hynixの売上額は、前年同期比(YoY)2.25倍の16兆4230億ウォン(1ウォン=0.11円)と好調だったのに対して、マイコンとSoC、アナログのルネサスエレクトロニクスの売上額は同2.7%減の3588億円となった。 [→続きを読む]

スタートアップSambaNova、次世代AIのエージェンティックAIを実現

スタートアップSambaNova、次世代AIのエージェンティックAIを実現

Nvidia同様、データセンターやオンプレミスなど企業向けAIチップの中でデータフローコンピューティングを積極的に利用するSambaNova社が次世代AIというべき、多数の専用モデルを自律的に実行できるエージェンティックAIを目指していることがわかった。一つのAIチップで多数のモデルを実行できる。消費電力は大幅に下がることになる。 [→続きを読む]

24年第2四半期におけるスマホの出荷台数が6.5%上昇、回復進む

24年第2四半期におけるスマホの出荷台数が6.5%上昇、回復進む

世界の半導体市場が徐々に回復してきている様子をスマートフォンの出荷台数から見ることができる。2024年第2四半期(4〜6月期)におけるスマホの出荷台数が前年同期比6.5%増の2億8540万ドルになったとIDCが報告した。ハイエンド品の多いSamsungとAppleはほぼ横ばいだが、ローエンド品の多い中国の小米とVivoのスマホはそれぞれ同27%、22%成長した。 [→続きを読む]

大手通信機器Nokiaに見る、ネットワークにおけるAIと生成AIの利用法

大手通信機器Nokiaに見る、ネットワークにおけるAIと生成AIの利用法

Nokiaは携帯電話やスマートフォンの基地局における通信機器を開発製造する会社だ。もはやかつてのような携帯端末メーカーではない。通信品質を上げ、携帯電話ユーザーの満足度を上げるためにこれまでもAIを使ってきたが、このほどAIの利用をデジタルツインに適用したり、生成AIで通信状況を聞いたり、異常を検出したりなど、拡大させている。6G通信にはAIが欠かせないと見る。 [→続きを読む]

2024年のNANDフラッシュ売上額は前年比77%増の674億ドルに成長

2024年のNANDフラッシュ売上額は前年比77%増の674億ドルに成長

2024年におけるNANDフラッシュとDRAMのメモリの売上額は前年比でそれぞれ77%、75%と大きく伸びるだろうと、TrendForceが発表した。在庫がほぼ一掃され需給状況が改善、平均単価も上がってきたためだ。メモリはようやく回復が本物になり、来年は大きく成長すると見込んでいる。 [→続きを読む]

TSMCの売り上げ構成にみるデータセンター市場のトレンド

TSMCの売り上げ構成にみるデータセンター市場のトレンド

TSMCが2024年第2四半期(4月〜6月期)の売上額が史上最高の208.2億ドルに達したと7月18日に発表した。粗利益率は53.2%、営業利益率は42.5%と絶好調である。売上額は前年同期比32.8%増、前期比10.3%増となった。にもかかわらず半導体株は全体的に下がったと日本経済新聞は伝えた。ソフトバンクは英国バースに本社を構えるGraphcoreを買収した。Open AIがBroadcomらと協議を始めたという報道もある。 [→続きを読む]

<<前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 次のページ »