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セミコンポータルによる分析

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電池不要ワイヤレス送受信機の標準化に力を入れる欧州のエンオーシャン

電池不要ワイヤレス送受信機の標準化に力を入れる欧州のエンオーシャン

自然エネルギーを利用する電池の要らない無線回路を特長とするエネルギーハーベスティングの標準化団体である欧州エンオーシャンアライアンス(EnOcean Alliance)が日本市場で積極的に活動し始めた。電池を使わないワイヤレスのリモコンや自動的にビルの伝統を点滅消去するセンサー装置などを開発したドイツのエンオーシャン社がワイヤレスジャパン2010で開発キットを展示した。 [→続きを読む]

通信トラフィックの増加に対処するキャリヤ3社3様の戦略を経営陣が講演

通信トラフィックの増加に対処するキャリヤ3社3様の戦略を経営陣が講演

iPadやiPhoneなどの普及によってインターネットを通るデータのトラフィック量はあまりにも膨大になり、米AT&Tが2010年6月にiPhoneの定額制を廃止したことは記憶に新しい。通信キャリヤにとって頭の痛いトラフィックの増加を、日本の3大キャリヤがそれぞれ独自の方法で対処する。ワイヤレスジャパン2010の基調講演において、各社の経営陣が講演した。 [→続きを読む]

ファウンドリ専門の成長率は2010年半導体全体を大きく上回る42.3%増

ファウンドリ専門の成長率は2010年半導体全体を大きく上回る42.3%増

米市場調査会社のアイサプライ(iSuppli)は、2010年におけるシリコンファウンドリ専門の産業全体の売り上げは、当初予測を上回る対前年比42.3%増の298億ドルに達するという見通しを発表した。当初発表していた数字は39.5%増。半導体産業全体の伸びが30%前後とみられているため、それよりも高い伸びを示している。 [→続きを読む]

2010年1Q半導体製造装置ランキング、トップはアプライド、TELは2位をキープ

2010年1Q半導体製造装置ランキング、トップはアプライド、TELは2位をキープ

2010年第1四半期における半導体製造装置のトップ10ランキングが明らかになった。米市場調査会社のVLSI Research によると、トップはこれまで通りアプライドマテリアルズと変わらないが、第2位は東京エレクトロン(TEL)が第3位のASMLをわずかの差でかわした。ただし、前期2009年第4四半期はTELが3位だった。 [→続きを読む]

電子機器にコネクティビティを持たせることで市場を広げていく

電子機器にコネクティビティを持たせることで市場を広げていく

Hossein Yassaie氏、英Imagination Technologies社CEO 英国イマジネーションテクノロジーズが快走している。6月下旬に発表された2010年度(2009年5月〜2010年4月)の売り上げは、前年比26%増の8090万ポンド、利益は840万ポンド増の1330万ポンドとなった。5月にはTIの新しいアプリケーションプロセッサOMAP向けにグラフィックスIPコアをライセンス供与したばかり。来日した同社CEOのHossein Yassaie氏に今後の戦略について聞いた。 [→続きを読む]

世界の半導体販売額、過去最高の246億ドルを記録する一方、懸念材料も現る

世界の半導体販売額、過去最高の246億ドルを記録する一方、懸念材料も現る

2010年5月における世界の半導体は246億5245万ドルと過去最高額に達したと、米半導体工業会(SIA)が発表した。昨年の12月にこれまで最高の234億7714万ドルを記録した後、やや呼び戻しがあったが、230億ドルを得た3月から再び上昇傾向に載ってきた。4月に12月時を超える235億8279万ドルを記録し、この5月はさらにそれを上回った。 [→続きを読む]

並列プロセッサIPのソフトウエアモデムでLTE、WiMAX、LTE-Advancedに対応

並列プロセッサIPのソフトウエアモデムでLTE、WiMAX、LTE-Advancedに対応

Charles Sturman氏、英Cognovo社ファウンダ兼バイスプレジデント 昨年11月に設立、LTEやHSPAなど新しい携帯電話モデムをソフトウエア無線で提供する英国のIPコアベンチャーCognovo社のセールス&マーケティング担当VPのCharles Sturman氏がセミコンポータルを訪問した。ソフトウエア無線を利用するモデムを実現するシリコンの開発プラットフォームである。その狙いを聞いた。 [→続きを読む]

新生CMOS on SapphireのRFチップで携帯電話市場のGaAsを置き換えていく

新生CMOS on SapphireのRFチップで携帯電話市場のGaAsを置き換えていく

Rodd Novak氏、米Peregrine Semiconductor社 チーフマーケティングオフィサー CMOS/SOSのSOSはSilicon on Sapphireの略だが、CMOS/SOSはサファイヤ基板の上にシリコンをエピタキシャル成長させたデバイスである。懐かしさを感じる人もいるだろうが、米国のベンチャーPeregrine Semiconductor(ぺリグリン・セミコンダクタ)が高性能・低価格を売り物に高周波トランシーバスイッチやパワーアンプを設計している。このほど180nmプロセスでIBMと提携した。SOSビジネスを急成長させている同社のCMOであるRodd Novak氏にその狙いを聞いた。 [→続きを読む]

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