リモコンの1チップソリューションにもハイテクが満載、シリコンラボの新IC

これまでディスクリートで組まれていた回路を1チップで提供する。ごく当たり前のマーケットにも大きなビジネスチャンスがある。米国の中堅ファブレスメーカー、シリコンラボラトリーズ(Silicon Laboratories)は、車庫扉のリモコンをICとコンデンサ1個だけで作れるリモコンチップSi4010(図1)をリリースした。サンプル出荷中だ。 [→続きを読む]
これまでディスクリートで組まれていた回路を1チップで提供する。ごく当たり前のマーケットにも大きなビジネスチャンスがある。米国の中堅ファブレスメーカー、シリコンラボラトリーズ(Silicon Laboratories)は、車庫扉のリモコンをICとコンデンサ1個だけで作れるリモコンチップSi4010(図1)をリリースした。サンプル出荷中だ。 [→続きを読む]
先週、キヤノンが全額出資子会社のSEDを9月30日に解散することを発表したが、電界放射ディスプレイや有機ELディスプレイの存在意義が今一つ損なわれる動きがはっきりしてきた。液晶ディスプレイは応答速度が遅いというのはこれらのディスプレイの存在意義の一つだった。しかし、液晶が遅くても半導体チップでそれをカバーできる。米IDT社は240Hzまでのフレームレートに対応できるコンバータICの性能を明らかにした。 [→続きを読む]
MEMSデバイスにシステム的な考えが必要になってきた。アップル社のiPhoneや任天堂のWiiで使われたMEMSの加速度センサーには、センサー信号から楽しさをどう表現するかというアルゴリズムが重要だった(関連記事1)。今後、MEMSの品種や応用が増えてくるのにつれ、センシング技術とソフトウエアの融合とそのエコシステム構築がMEMS開発のカギを握るようになってきそうだ。 [→続きを読む]
米市場調査会社のアイサプライは、カナダのリサーチインモーション社が発売した新モデルのブラックベリー「Torch 9800」を分解、高周波(RF)送受信機回路にルネサスエレクトロニクスの製品が入っていることを明らかにした。 [→続きを読む]
日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した7月の日本製半導体製造装置のB/Bレシオは、3ヵ月の移動平均において1.53と、好調な様子を示している。一方日本製FPD製造装置は4ヵ月ぶりに1.01と1.00を超えたが、受注額に勢いがない。 [→続きを読む]
世界半導体キャパシティ統計(SICAS)の第2四半期のシリコンウェーハの生産能力、実投入数の統計データが発表された。これによると、第2四半期(4〜6月)における稼働率は前期の93.2%を超え、95.6%にも達していたことがわかった。生産ラインは目いっぱいで、もはやパンパンである。 [→続きを読む]
パワー半導体からパワーICまでを網羅する広義の「パワーマネジメント半導体」が2010年には40%近い成長を遂げる、と米市場調査会社のアイサプライが報告した。2009年が-15.8%と大きく沈んでしまったという反動はあるが、2009年の224億ドルから2010年は314億ドルと飛躍すると予想する。 [→続きを読む]
米ナショナル セミコンダクター社が、リチウムイオンバッテリの有効利用や、ソーラーパネルの出力低下の防止、LED照明システムの効率向上など環境を配慮したパワーエレクトロニクスに注力している。環境にやさしいソーラーやLEDとはいえ効率が悪くては環境にやさしいとはいえない。効率アップによる新市場は最終ユーザーのメリットも大きい。 [→続きを読む]
MEMS市場は現在(2010年)の79億ドルから2015年に165億ドルに成長すると、フランスの市場調査会社ヨール・デベロップメント(Yole Developpement)社が予測を発表した。数量ベースでは、2015年に10億個を超すという。第21回マイクロマシン/MEMS展で発表された。 [→続きを読む]
2010年第2四半期のシリコンウェーハの出荷面積は過去最大の23億6500万平方インチとなったことをSEMI(国際半導体製造装置材料協会)が発表した。2008〜2009年の不況からの回復が進んできたが、この第2四半期はようやく不況前のピークを越えた。 [→続きを読む]
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