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セミコンポータルによる分析

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24年第1四半期ファウンドリランキング、中国勢が成長

24年第1四半期ファウンドリランキング、中国勢が成長

2024年第1四半期(1Q)におけるファウンドリのトップテンランキングに変則が見られた。トップのTSMCと2位のSamsungは変わらないが、前回5位の中国SMICが3位に浮上、前回3位のGlobalFoundriesが5位に落ち、順位が入れ替わった。10社全体では、前四半期比4.3%減の291.7億ドルとなったが、いつもの季節要因による落ち込みによる。 [→続きを読む]

High-NAのEUVリソグラフィ装置の次となるか、Hyper-NAのEUV開発計画

High-NAのEUVリソグラフィ装置の次となるか、Hyper-NAのEUV開発計画

リソグラフィ最大手ASMLはIntelのオレゴン工場にHigh-NA(Numerical Aperture:開口数)のEUV装置を初出荷したが、海外複数のメディアによると、早くも次のHyper-NAのEUV装置開発が始まりそうだ。従来のEUV装置のNAは0.33でHigh-NA装置は0.55、そしてこれから開発するHyper-NAは0.75となり、これまで以上に微細加工が可能になる。 [→続きを読む]

新生Imagination Technologies、RISC-V CPUとGPUのIPで勝負

新生Imagination Technologies、RISC-V CPUとGPUのIPで勝負

英国のIP(Intellectual Property)ベンダーの一つ、Imagination Technologiesの経営陣が来日、Imaginationの変貌ぶりを伝えた。CPUはRISC-V、GPUはかつての主力製品POWERVRのポートフォリオをローエンドからハイエンド、さらにAシリーズからDシリーズへと進化させている。AIはCPU+GPUがカギとなる。応用もかつての主要1社から多岐に渡る。 [→続きを読む]

Nvidiaの時価総額が3兆ドルを超え、AIシフトが株式市場でも顕著に

Nvidiaの時価総額が3兆ドルを超え、AIシフトが株式市場でも顕著に

先週、台湾の台北市でComputex Taipei 2024が開かれ、通常の基調講演とは別に開催日の前々日にNvidiaのJensen Huang CEOの基調講演が行われ、セミコンポータルでも報道した(参考資料1)。大会中Nvidiaは大きく注目を集め、時価総額はピーク時で3兆ドルを突破した。日本でシャープ堺工場の跡地をめぐる提案が2社から出てきた。半導体人材の育成も活発化してきた。 [→続きを読む]

世界の半導体市場、2024年は回復基調、本格的回復は2025年に

世界の半導体市場、2024年は回復基調、本格的回復は2025年に

世界の半導体市はが2024年は前年比16%増の6112.3億ドルに成長するという見通しをWSTS(世界半導体市場統計)が発表した。2025年にはさらに12.5%成長し、6873.8億ドルになると予測した。WSTSに加盟する半導体メーカーは48社、抜けている企業は推察して世界の半導体市場としている。 [→続きを読む]

5月に最もよく読まれた記事は、TechInsightsの半導体トップ25位を解説したもの

5月に最もよく読まれた記事は、TechInsightsの半導体トップ25位を解説したもの

2024年5月に最もよく読まれた記事は、「2023年半導体企業および半導体装置メーカー売上高ランキング最終版を読み解く」であった。これは服部毅氏のブログで、半導体製品売上額のランキングを発表した1位から25位までのTechInsightsの資料を解説したもの。 [→続きを読む]

Analog Devices、GaNパワーFETを駆動するシリコンICでGaN回路設計を容易に

Analog Devices、GaNパワーFETを駆動するシリコンICでGaN回路設計を容易に

Analog Devicesは、GaNパワーFETのゲートをドライブするためのシリコンのドライバICを2023年に新製品として発売していたが、このほどその背景について明らかにした。GaNパワーFETはシリコンのパワーMOSFETと比べて、絶縁耐圧が10倍高く、電子移動度も2000cm2/Vsと高く高速動作に適している。一方、高速すぎて使いにくい点もある。 [→続きを読む]

Arm、モバイルにも簡単な生成AIを搭載できるサブシステムIPを開発

Arm、モバイルにも簡単な生成AIを搭載できるサブシステムIPを開発

IntelやAMD、Qualcommまでがパソコン向けのAI機能内蔵のSoCプロセッサを発表し、パソコンにAI機能がこれから入っていく時代になるが、スマートフォンのようなモバイルにもAI機能が入っていく時代になりそうだ。モバイル半導体IPの覇者ArmがAI機能を搭載できる新IP「Arm Compute Subsystems(CSS)for Client」を発表した。電力効率が高いことが最大の特長となる。 [→続きを読む]

Computexの前日、Nvidia CEOの基調講演、GPUを動かすソフトが話題に

Computexの前日、Nvidia CEOの基調講演、GPUを動かすソフトが話題に

本日(6月3日)から台北市で行われるComputex Taipei 2024だが、昨夜、NvidiaのCEOであるJensun Huang氏の基調講演が開催され、会場が埋め尽くされた。ここではGPUを動かすためのソフトウエアであるCUDAの進化と、AI推論向け新サービスNIM(Nvidia Inference Microservices)を発表した。また、ラピダスへの融資に政府保証を与える方針だと日本経済新聞が報じた。 [→続きを読む]

先端パッケージファウンドリの米NHanced社、最新ハイブリッドボンダー設置

先端パッケージファウンドリの米NHanced社、最新ハイブリッドボンダー設置

チップレットや3次元ICの先端パッケージング技術のファウンドリ企業である米NHanced Semiconductorsは、すでに工場を設立、次世代のハイブリッドボンディング装置を導入した、と発表した。米イリノイ州に本社を置くNHancedは、チップレット、3D-ICだけではなく先端パッケージに必要なシリコンインターポーザやフォトニクスなども扱う。 [→続きを読む]

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