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セミコンポータルによる分析

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ファウンドリトップ10ランキング、Intelが初めて第9位にランクイン

ファウンドリトップ10ランキング、Intelが初めて第9位にランクイン

2023年第3四半期における世界ファウンドリトップ10社ランキングが発表された。それによると、Intelのファウンドリサービス部門(IFS)が初めて第9位に入ってきた。1位のTSMCのシェアは58%に高まったが、昨年レベルと比べ14.5%減であり、まだ完全回復ではないが、前四半期比では10.2%増の171.49億ドルになっている。 [→続きを読む]

23年の世界半導体製造装置市場、上方修正で落ち込み減少するも24年は安定に

23年の世界半導体製造装置市場、上方修正で落ち込み減少するも24年は安定に

2023年の半導体製造装置市場は、昨年の1074億ドルから6.1%減の1009億ドルになる見通しである、とSEMIが発表した。これは7月のSEMICON Westの時に発表された数字よりも上向いており、景況は確実に回復に向かっていることを示している。ただ来年は微増の1053億ドルにとどまり、25年が本格的な回復で、1241億ドルを見込んでいる。 [→続きを読む]

パワー半導体、AIチップ、税制優遇など政府の手厚い支援、続出

パワー半導体、AIチップ、税制優遇など政府の手厚い支援、続出

ロームと東芝デバイス&ストレージ(図1)が申請していたパワー半導体の供給確保計画を経済産業省が認定し、両社に補助金が交付されることが決まった。首相および経産大臣がNvidia CEOのJensen Huang氏と会いGPUの日本への供給確保を要請した。政府はAIチップにも補助金を支援する。政府は半導体など生産量に応じて税優遇する仕組みを提案している。法人税の上限額を20%とする。 [→続きを読む]

Infineon、CAGR17%の高成長分野に絞り、センサ開発を推進

Infineon、CAGR17%の高成長分野に絞り、センサ開発を推進

Infineon Technologiesがセンサをこれまでのクルマ応用から、スマートフォンやレーダ、3D ToFイメージセンサ、CO2の環境センサへとさまざまな分野へ拡大してきた。もともと車載用途ではヨーレートセンサや加速度センサなどMEMS技術を駆使したセンサでは実績があった。最近はその用途を拡大している。MEMSマイクロフォンではトップに立った。 [→続きを読む]

Keysight、1台でsパラ、変調歪、NFを一度に測れるVNAアナライザを顔見せ

Keysight、1台でsパラ、変調歪、NFを一度に測れるVNAアナライザを顔見せ

5Gやミリ波などRFチップの高周波特性の測定では時間がかかることが多い。Keysight Technologyが先週、マイクロ波関係の展示会MWE2023で見せたENA-Xベクトルネットワークアナライザ(VNA)は、最大44GHzまでのsパラメータと変調歪解析、NF測定を1度の接続で全て測れる便利な測定器だ。日本初の公開である。 [→続きを読む]

パワー半導体を直接駆動できるマイコン内蔵ドライバICをNXPが製品化

パワー半導体を直接駆動できるマイコン内蔵ドライバICをNXPが製品化

パワートランジスタは、ゲートをドライブするためのドライバICやドライバICに指令を送るための制御用マイコンまでを一つのソリューションとして使われている。1パッケージにドライバICとマイコンなどを収容したモータ制御IC「S32M2」をNXP Semiconductorが製品化した。最終段のパワートランジスタに直結して使える。 [→続きを読む]

11月に最もよく読まれた記事は、最新の世界半導体ランキング

11月に最もよく読まれた記事は、最新の世界半導体ランキング

2023年11月に最もよく読まれた記事は、「最新世界半導体企業ランキング、直近の四半期決算から算出」であった。2023年7〜9月に発表される決算報告が多いため、これをベースにして、企業売上額を昨年のランキングを参考にしながらトップから14位くらいまでのランキングをセミコンポータルが作成した。日本勢は超円安の影響で上位には入れない。 [→続きを読む]

半導体工場の建設が着々と進み、大学での半導体教育も拡充へ

半導体工場の建設が着々と進み、大学での半導体教育も拡充へ

TSMCの日本進出や、ラピダス社の活動など半導体人材の不足が顕著になっている。米国の産学共同モデルと同様、ラピダスのある北海道では人材の確保を受け各大学が半導体教育に向けて動いている。TSMCの工場のある九州でも大学での半導体教育が盛んだ。熊本には半導体工場に材料を供給する関連企業が続々進出している。 [→続きを読む]

WSTSも2023年の半導体販売額を前年比9.4%減と上方修正、来年は13%増へ

WSTSも2023年の半導体販売額を前年比9.4%減と上方修正、来年は13%増へ

2023年と2024年の半導体市場の見通しをWSTS(世界半導体市場統計)が発表した。それによると、2023年は前年比9.4%減の5201億ドルと見込み、24年は同13.1%増の5884億ドルと予想した。2023年6月に予想した時は23年が同10.3%減の5151億ドルと見ていた(参考資料1)ため、今回の見込みは上方修正となる。2024年は13.1%増の5884億ドルと予測する。これは22年の過去最高額よりも大きい。 [→続きを読む]

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