9月に最もよく読まれた記事は、キオクシアの上場延期
2024年9月に最もよく読まれた記事は「キオクシア、東証へ上場を申請、日経報じる」であった。2ヵ月連続のトップとなった。キオクシアの上場延期が報道され、その理由が予想される株価が予想価格に達しないという見込みのようだ。
第2位は「セミコン台湾、3つの先端パッケージング技術が注目される」であった。元々後工程主体のセミコン台湾だが、最近は先端パッケージが注目されており、台湾としては3次元ICのHBMや、高集積化を目指すパネルレベルパッケージなどで活況のようだ。
第3位では「世界の半導体製造装置、中国が需要もないのに買いだめ続く」では、これまでのApplied Materialsと東京エレクトロンから中国向けの製造装置が地域別では最大だったが、中国市場が活発になっているわけではないことから、買い溜めに走っていると理解した。製造装置市場全体でもその傾向がはっきりした。
第4位の「2024年前半の世界半導体売上、トップはNvidia、2位TSMCに」では、2024年第2四半期における決算が発表されたことを受け、できる限り1〜6月に近い期間の半導体売上ランキングを探ってみたもの。それによるとNvidiaのトップはゆるぎないことがわかった。
第5位の「キオクシア、ソニー、TELの決算報告から読み取れるもの」では、日本の主要半導体3社の決算報告は三者三様であったことから、その時の半導体市場の景気はどうなっているかを探った記事である。