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セミコンポータルによる分析

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KDDIと京セラなどの出資を受け、低消費電力のIoTシステムを広げていくUnaBiz

KDDIと京セラなどの出資を受け、低消費電力のIoTシステムを広げていくUnaBiz

シンガポールのUnaBiz社がKDDIと京セラコミュニケーションシステムなどからプレシリーズCラウンドにおいて2500万ドルの資金調達に成功した。UnaBiz社は、累積で1350万台のIoTデバイスを接続した企業であり、IoT専用のネットワークLPWA(Low Power Wide Area)事業者Sigfoxを2022年に買収したIoTプロバイダーである。さらなる低消費電力化の追求を最大のミッションとしている。 [→続きを読む]

6月の世界半導体販売額、単月では史上2番目の金額に

6月の世界半導体販売額、単月では史上2番目の金額に

世界の半導体市場は2024年第2四半期(4〜6月期:2Q)には前年同期比(YoY)18.3%増の1499億ドルに成長したと米SIA(半導体工業会)が発表した。対前期比(QoQ)では6.5%増で着実に回復していることを物語っている。3カ月の移動平均値での6月の販売額は499.8億ドルとなったが、単独の値を求めることはできる。 [→続きを読む]

Keysight、半導体測定器を拡充、EDA管理ツールやIC内ワイヤーの非破壊検査

Keysight、半導体測定器を拡充、EDA管理ツールやIC内ワイヤーの非破壊検査

半導体の高周波特性やさまざまなパラメータ特性を測定する計測器を設計・製造しているKeysight Technologyが、今年で10回目となるプライベート展示会Keysight Worldを東京・JPタワーホール&カンファレンスで開催した。ここでVLSI 設計データのライフサイクルマネージメントやチップレットの設計ツール、静電容量方式によるボンディングワイヤーの非破壊検査などを紹介している。 [→続きを読む]

半導体製品の出荷数量が増え始めた、ウェーハ面積が増加に転じる

半導体製品の出荷数量が増え始めた、ウェーハ面積が増加に転じる

SEMIのSMG(シリコンメーカーグループ)は、2024年第2四半期におけるシリコンウェーハの出荷面積が前四半期比(QoQ)7.1%増の30億3500万平方インチになったと発表した。シリコンウェーハの面積はチップを製造する半導体メーカーに納入されるため、その出荷面積は半導体チップの出荷数量に反映される。 [→続きを読む]

Intel、Samsungが各々Lunar Lake、メモリで期待するAIパソコン市場

Intel、Samsungが各々Lunar Lake、メモリで期待するAIパソコン市場

先週、IntelおよびSamsungの2024年度第2四半期(4〜6月期)の決算がそれぞれ発表された。Intelは、売上額が前四半期、前年四半期とほぼ同じ128億ドルだったが、営業利益はほぼゼロという結果であった。Samsungの半導体部門の売上額は、前年同期比ほぼ2倍、前期比でも23%増の28兆5600億ウォン(1ウォン=0.00073ドル)で、営業利益は6.45兆ウォンだった。 [→続きを読む]

24年6月の半導体製造装置の販売額は1年前の32%増

24年6月の半導体製造装置の販売額は1年前の32%増

2024年6月における日本製半導体製造装置の出荷額が前年比31.8%増の3439億9000万円になったとSEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した。ただ、2023年10月からずっと右肩上がりだったが、前月比では14.2%減となっており、やや一服状態になっている。不況の始まりではなさそうだ。それを以下に示そう。 [→続きを読む]

メモリビジネスは好調に、産業向け非メモリはまだ不調続く

メモリビジネスは好調に、産業向け非メモリはまだ不調続く

メモリビジネスは好調、産業向け非メモリビジネスはまだ不調。このようなビジネス状況が浮かび上がった。2024年第2四半期(4〜6月期)におけるメモリの韓国SK hynixの売上額は、前年同期比(YoY)2.25倍の16兆4230億ウォン(1ウォン=0.11円)と好調だったのに対して、マイコンとSoC、アナログのルネサスエレクトロニクスの売上額は同2.7%減の3588億円となった。 [→続きを読む]

スタートアップSambaNova、次世代AIのエージェンティックAIを実現

スタートアップSambaNova、次世代AIのエージェンティックAIを実現

Nvidia同様、データセンターやオンプレミスなど企業向けAIチップの中でデータフローコンピューティングを積極的に利用するSambaNova社が次世代AIというべき、多数の専用モデルを自律的に実行できるエージェンティックAIを目指していることがわかった。一つのAIチップで多数のモデルを実行できる。消費電力は大幅に下がることになる。 [→続きを読む]

24年第2四半期におけるスマホの出荷台数が6.5%上昇、回復進む

24年第2四半期におけるスマホの出荷台数が6.5%上昇、回復進む

世界の半導体市場が徐々に回復してきている様子をスマートフォンの出荷台数から見ることができる。2024年第2四半期(4〜6月期)におけるスマホの出荷台数が前年同期比6.5%増の2億8540万ドルになったとIDCが報告した。ハイエンド品の多いSamsungとAppleはほぼ横ばいだが、ローエンド品の多い中国の小米とVivoのスマホはそれぞれ同27%、22%成長した。 [→続きを読む]

大手通信機器Nokiaに見る、ネットワークにおけるAIと生成AIの利用法

大手通信機器Nokiaに見る、ネットワークにおけるAIと生成AIの利用法

Nokiaは携帯電話やスマートフォンの基地局における通信機器を開発製造する会社だ。もはやかつてのような携帯端末メーカーではない。通信品質を上げ、携帯電話ユーザーの満足度を上げるためにこれまでもAIを使ってきたが、このほどAIの利用をデジタルツインに適用したり、生成AIで通信状況を聞いたり、異常を検出したりなど、拡大させている。6G通信にはAIが欠かせないと見る。 [→続きを読む]

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