8月に最もよく読まれた記事は、キオクシアの株式上場を解説したもの
2024年8月に最もよく読まれた記事は、「キオクシア、東証へ上場を申請、日経報じる」であった。これは8月24日に日本経済新聞が報じた記事だが、現在の半導体市況、キオクシアの状況などから最適なタイミングであることを論じた記事。
2番目によく読まれた記事は「キオクシア、ソニー、TELの決算報告から読み取れるもの」であった。これは半導体各社の決算報告がまとまって発表されたタイミングでその内容を論じた。この秋には生成AIパソコンが続々発売され、半導体需要も活性化する。キオクシア、ソニー、東京エレクトロン、それぞれのビジネス戦略は異なるが、市況は徐々に良くなってきている。
第3位の「2024年前半の世界半導体売上、トップはNvidia、2位TSMCに」は、半導体メーカーの決算報告が出揃い、一部は見込み推定であるが、決算での売上額をそのまま使った。決算時期が必ずしも1〜12月ではないため、今期(4〜6月)に近い数字を拾った。例えば、5〜7月の企業(例えばNvidia)はこの時点では未発表だったため推定とした。
第4位は「 Intel、Samsungが各々Lunar Lake、メモリで期待するAIパソコン市場」である。この記事では、この秋から発売されるAIパソコンに向け、Intelは新SoCチップに期待し、Samsungはメモリ回復に自信を見せている。
第5位:「先進ロジック半導体メーカー3社の最新微細化ロードマップを読み解く」は服部毅氏のブログで、先端プロセスを使う製造プロセス企業のロジックに向けた微細プロセスについて論じている。