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歪んだ映像を補正するビデオ処理専用ICをジオセミが開発中、監視カメラ応用

歪んだ映像を補正するビデオ処理専用ICをジオセミが開発中、監視カメラ応用

ボストンでの爆発事件の犯人を捜すのに威力を発揮した監視カメラ。監視カメラ市場では、360度あるいは180度の魚眼レンズカメラが求められている(図1)。1台で広い範囲をカバーできるからだ。その魚眼広角カメラ用途に向けた専用のチップをジオセミコンダクタ社が開発中。このほどGlobalpress主催のE-Summit2013でそのチップの一部を明らかにした。 [→続きを読む]

Agナノワイヤーの透明導電膜がなぜ商用化できたか、CEOが語る

Agナノワイヤーの透明導電膜がなぜ商用化できたか、CEOが語る

銀(Ag)ナノワイヤーを利用する新しい透明導電性材料のメーカーである、カンブリオス社CEOのJohn LeMoncheck氏(図1)がその技術について語った。印刷技術を利用して電極を形成するため、従来のITO(インジウムすず酸化物)よりもコストを下げられる可能性が高く、大面積のフラットパネルディスプレイや照明に向く。ファインテックジャパンで発表した。 [→続きを読む]

SiTime、性能も機能も水晶振動子の上を行くMEMS発振器を製品化

SiTime、性能も機能も水晶振動子の上を行くMEMS発振器を製品化

MEMS発振器は、性能も機能も水晶を完全に抜くようになった。米サイタイム(SiTime)社は、1Hzから32.768kHzまでの周波数を選択でき、しかも1.5mm×0.8mmと極めて小さな発振器を製品化した(図1)。プラスチックパッケージのCSPを使えるというメリットも大きい。水晶は高価なキャンかセラミックのパッケージしか使えない。 [→続きを読む]

100Gbpsシステム向けチップ設計を容易にするTabulaの仮想3次元FPGA

100Gbpsシステム向けチップ設計を容易にするTabulaの仮想3次元FPGA

米国ですい星のように登場した3次元FPGAのベンチャー、Tabula社(参考資料1)がこのほどその進展状況を明らかにした。22nmのインテルのトライゲートFET技術を使う、このFPGAの具体的な製品ABAX2 Pシリーズと、ユーザーが新規開発するためのプログラムツールのStylusコンパイラを発表した。 [→続きを読む]

ルネサス、クルマ向けSoCを充実、近未来のクルマに搭載する機能を満載

ルネサス、クルマ向けSoCを充実、近未来のクルマに搭載する機能を満載

ルネサスエレクトロニクスは、カーエレクトロニクス市場をすべて取るという強い意志をマイコンRH850に込めたことを昨年9月に伝えたが(参考資料1)、今度はカーエレの頭脳ともいうべきSoCであるR-Car H2を発表した。ルネサスはクルマのITやコンピューティング能力を必要とするモジュールへの応用を狙う。 [→続きを読む]

最大40本の指を36型画面まで検出可能なタッチスクリーンコントローラ

最大40本の指を36型画面まで検出可能なタッチスクリーンコントローラ

パワーマネジメントをはじめとするアナログ・ミクストシグナルLSIを手掛けるドイツのファブレス半導体メーカー、ダイアローグセミコンダクタ(Dialog Semiconductor)が11インチ〜36インチの大画面ディスプレイでタッチスクリーンを実現する半導体コントローラDA8901を開発(図1)、今年後半から出荷していく。 [→続きを読む]

PCBレイアウト設計から熱設計まで一気にシミュレーションできるツール

PCBレイアウト設計から熱設計まで一気にシミュレーションできるツール

プリント回路基板(PCB)のレイアウト設計から熱設計まで一貫してシミュレーションできて、しかも短期間で評価可能な熱設計シミュレータFloTHERM XTをメンターグラフィックスが開発した。PCB設計データから熱の流れをシミュレーションする場合にフォーマットを変換する必要はないため、開発期間(Time to market)を短縮できる。 [→続きを読む]

ゲインスパン社、ネットワークプロトコルも提供するZigBee/Wi-FiコンビIC

ゲインスパン社、ネットワークプロトコルも提供するZigBee/Wi-FiコンビIC

米カリフォルニア州シリコンバレーを拠点とするゲインスパン社は、ネットワークスタックも提供するサービスと、それを組み込むWi-Fi(802.11ベース)と802.15.4ハードウエアを集積した通信用SoCである、GS2000を開発した。用途はHEMSやBEMSなどのスマートハウス(ビル)やIoT(Internet of Things)に向ける。 [→続きを読む]

IoTよりむしろInternet of Everything、クアルコムのジェイコブス氏が強調

IoTよりむしろInternet of Everything、クアルコムのジェイコブス氏が強調

携帯電話、スマートフォンなどの通信ネットワークに関する世界最大の展示会といわれるMobile World Congressが2月25日から開催され、初日の基調講演において、世界3位の半導体メーカーに成長したクアルコムのPaul Jacobs氏が講演した。昨年同社はチップで何ができるかの例として、ARやヘルスケア、教育などへの応用を話したが、今年はスマホがもっと身近になることを述べた。 [→続きを読む]

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