サムスンのサンディスク買収を巡る、最近の動き

9月はじめのビッグニュースとして、サンディスクをサムスンが買収するという話題を取り上げたが、その後の続報として、サンディスクが買収提案を拒否したというニュースが先週あった。今回の買収劇の様相が少しずつ明らかになりつつある。日経4紙のニュースだけではなく、米国メディアも含めて明らかになった点をまとめて紹介しよう。 [→続きを読む]
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9月はじめのビッグニュースとして、サンディスクをサムスンが買収するという話題を取り上げたが、その後の続報として、サンディスクが買収提案を拒否したというニュースが先週あった。今回の買収劇の様相が少しずつ明らかになりつつある。日経4紙のニュースだけではなく、米国メディアも含めて明らかになった点をまとめて紹介しよう。 [→続きを読む]
先週末にビッグニュースが飛び込んできた。NECエレクトロニクスがIBMの32nm世代のコモンプラットフォーム計画に参加するというニュースが9月11日にIBMから送られてきた。この計画に参加していた、シンガポールのチャータードセミコンダクタ、フリースケール・セミコンダクタ、インフィニオン・テクノロジーズ、サムスン電子、STマイクロエレクトロニクス、東芝の共同アライアンスにNECも加わることになる。 [→続きを読む]
先週末、ビッグニュースが飛び込んできたため、今回はこのサンディスクをサムスンが買収するという噂について考えてみる。このニュースは日本時間9月6日の日本経済新聞で初めて見たのではあるが、どうやらほぼ同時期に世界中にこのニュースが複数の筋から流れたようだ。というのは米Electronic Newsのスザンヌ・デフリー記者が噂とブログに書きながら、すぐに「複数のニュース機関とアナリストたちによると」、というソースを引き出しながらニュースを流したからだ。 [→続きを読む]
このところ、このコラムで取り上げるニュースの大半が消費電力を下げる、あるいは消費電力がもともと小さいデバイス、といった記事が多かった。太陽電池、LED照明などがそれだ。先週は、サーバー市場の出荷実績に関する調査が2件発表された。1件はガートナー社の世界市場であり、もう1件はIDCジャパンがまとめた国内市場向けのサーバーの出荷額である。世界では新しいサーバー市場に参入してきた企業が現れている。 [→続きを読む]
先週は、Intel Developer's ForumやFlash Memory Summitなどがあったせいか、インテルに関するニュースがいつもよりもずっと多い。ウィークリーニュースに登場しただけでも7本もある。パソコン時代に陰りが見え、組み込み系のプロセッサを必死に開発してきたインテルが満を持して投入したAtomの売れ行きが予想以上に良く、Atomプロセッサと組み合わせて使うフラッシュメモリーSSDも強化することで半導体メーカートップの座を死守しようとする姿がよく見える。 [→続きを読む]
8月11日の週は、いわゆるお盆休みに入り、日本全国夏休みの週となった。もちろん、夏休みをとれない方も数多くおられる。この1週間の関東の電車は比較的すいていたが、乗客が全くいないわけではなく、やはり夏休みをとれない方が通勤していたことになる。この週はビッグニュースが少ない。小さなニュースを寄せ集めてみると、LED照明と太陽電池への動きが見られた。 [→続きを読む]
先週はビッグニュースというものはないが、気になる動きが3つあった。携帯電話向けの国産OS(operating system)開発の断念、デジタルラジオ放送開始を狙った企画会社の設立、ウェーハを薄く削った後に発生するシリコンのゴミからシリコンを回収するというニュース、である。エルピーダメモリの決算や中国での合弁企業について新聞は大きく取り上げていた。 [→続きを読む]
液晶、プラズマに次ぐ第三のフラットパネルテレビとして、有機ELテレビが急浮上してきた。先週7月29日付けの日本経済新聞で松下電器産業が40インチクラスの大画面有機ELテレビを2011年に量産する予定を発表、数百億円を投資して2009年春に試作ラインを姫路工場に設けると報道している。 [→続きを読む]
先週は、環境というキーワードに沿ったビジネス、製品、製造技術などに動きが目立つ週であった。シャープは、太陽電池に力を入れている一方で、LEDを照明に使おうというビジネスにも力が入っている。オランダのフィリップスや東芝、松下電器産業のグループなども早くからLED照明ビジネスを拡大していく旨を発表する中で、シャープはLED照明にフォーカスするのが大きな違いだ。 [→続きを読む]
電力やエネルギー、そして半導体をコアコンピタンスとする東芝が、予想通り太陽電池に進出するというニュースが先週流れた。これまで、同じ半導体を使う太陽電池のビジネスなのに、シャープや三洋電機、三菱電機、京セラといった半導体ビジネスでは大手とはいえないグループがリードしてきた。この分野に半導体売上世界第3位の東芝が参入する。 [→続きを読む]
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