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週間ニュース分析

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東芝の選択と集中;NANDフラッシュへの大きな投資

東芝の選択と集中;NANDフラッシュへの大きな投資

先週は、半導体投資として東芝が岩手工場にNANDフラッシュメモリーのラインを作るために大規模な投資を行うというニュース(2/19)が最もインパクトが大きい。東芝の選択と集中は着実にしかも加速している。このニュースは、これまでの四日市工場だけでNANDフラッシュを生産してきたが、岩手にもラインを作る(2/20)ことで災害などの危険分散の意味がある。 [→続きを読む]

ISSCCは携帯機器ニュースで盛りだくさん

ISSCCは携帯機器ニュースで盛りだくさん

先週は、国際半導体回路会議であるISSCC(International Solid-State Circuits Conference)がサンフランシスコで開かれたため、チップを試作したというニュースが多かった。今更、チップの試作だけで驚く半導体業界の人はいないだろうが、かつてのISSCCとは違い、ここで発表されたものが商品化されるまでの期間は短くなっている。 [→続きを読む]

富士通、半導体分社化のビッグニュース

富士通、半導体分社化のビッグニュース

先週(1月15日~18日)のニュースの最大の目玉は、アップル社の厚さ4mmという超薄型パソコンであり、MacWorldの話題をさらったといわれている。このニュースを解説する前に、ビッグニュースが先週の土曜日に飛び込んできて、21日朝、プレスリリースを発表した富士通の半導体ビジネスについて解説する。 [→続きを読む]

国際パートナーシップの締結・成果が出てきた年始め

国際パートナーシップの締結・成果が出てきた年始め

先週は、グローバルなパートナーシップに基づく開発体制に関するニュースが目立っていた。1月7日に、台湾の不揮発性メモリーメーカーのマクロニクス社(旺宏電子)と、ドイツのDRAMメーカーのキマンダがNANDフラッシュメモリーを共同開発するというニュースから始まった。マクロニクスはマスクROMやNORフラッシュは手がけてきた。キマンダはDRAMだけを生産してきた。この両社が始めて挑戦するNANDフラッシュを共同で開発する。 [→続きを読む]

東芝のアグレッシブな設備投資、新時代の予感

東芝のアグレッシブな設備投資、新時代の予感

年末から年始にかけてのビッグニュースは、何といっても原油の値上げであろう。1バーレルが100ドルにもなった。原油に大きく依存しているものづくり産業は、原油価格によって大きなダメージを受ける。各種の化学品は言うまでもなく、半導体工場を動かす電力はきわめて大きい。これからは、原油に頼らないエネルギーとしての太陽電池や、バイオエタノール、バイオディーゼルなどの新しい燃料の開発ニュースが今年は増えていくだろう。 [→続きを読む]

グローバル市場への進出を強化する海外メーカー

グローバル市場への進出を強化する海外メーカー

国際電子デバイス会議(IEDM)が米国ワシントンDCで開かれた週だけに、半導体デバイスに関する記事が多かったが、日本の半導体メーカーばかり追いかけている点が気になった。米国や欧州の最新技術は一体どうなのか、国内半導体メーカーの開発ニュースばかりを網羅している。新聞記事では焦点はほとんど相互の関連性がなく、羅列に終わっている。 [→続きを読む]

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