東芝の選択と集中;NANDフラッシュへの大きな投資

先週は、半導体投資として東芝が岩手工場にNANDフラッシュメモリーのラインを作るために大規模な投資を行うというニュース(2/19)が最もインパクトが大きい。東芝の選択と集中は着実にしかも加速している。このニュースは、これまでの四日市工場だけでNANDフラッシュを生産してきたが、岩手にもラインを作る(2/20)ことで災害などの危険分散の意味がある。 [→続きを読む]
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先週は、半導体投資として東芝が岩手工場にNANDフラッシュメモリーのラインを作るために大規模な投資を行うというニュース(2/19)が最もインパクトが大きい。東芝の選択と集中は着実にしかも加速している。このニュースは、これまでの四日市工場だけでNANDフラッシュを生産してきたが、岩手にもラインを作る(2/20)ことで災害などの危険分散の意味がある。 [→続きを読む]
先週は、国際半導体回路会議であるISSCC(International Solid-State Circuits Conference)がサンフランシスコで開かれたため、チップを試作したというニュースが多かった。今更、チップの試作だけで驚く半導体業界の人はいないだろうが、かつてのISSCCとは違い、ここで発表されたものが商品化されるまでの期間は短くなっている。 [→続きを読む]
1月28日の週は、2007年10-12月決算で、エルピーダをはじめDRAMメーカーがほとんどすべて赤字に転落したことを報告した。エルピーダはこの4半期に89億円の赤字を記録したが、台湾のDRAMメーカーは、力晶半導体、南亜科技、華亜科技、茂徳の4社ともすべて赤字だった。 [→続きを読む]
1月21日の週は、富士通の半導体部門の分社化が最大のニュースだったため、先週のニュース解説で採り上げた。その後、32nmに向けた開発は東芝、NECグループと一緒に行うことが伝えられた。 [→続きを読む]
先週(1月15日~18日)のニュースの最大の目玉は、アップル社の厚さ4mmという超薄型パソコンであり、MacWorldの話題をさらったといわれている。このニュースを解説する前に、ビッグニュースが先週の土曜日に飛び込んできて、21日朝、プレスリリースを発表した富士通の半導体ビジネスについて解説する。 [→続きを読む]
先週は、グローバルなパートナーシップに基づく開発体制に関するニュースが目立っていた。1月7日に、台湾の不揮発性メモリーメーカーのマクロニクス社(旺宏電子)と、ドイツのDRAMメーカーのキマンダがNANDフラッシュメモリーを共同開発するというニュースから始まった。マクロニクスはマスクROMやNORフラッシュは手がけてきた。キマンダはDRAMだけを生産してきた。この両社が始めて挑戦するNANDフラッシュを共同で開発する。 [→続きを読む]
年末から年始にかけてのビッグニュースは、何といっても原油の値上げであろう。1バーレルが100ドルにもなった。原油に大きく依存しているものづくり産業は、原油価格によって大きなダメージを受ける。各種の化学品は言うまでもなく、半導体工場を動かす電力はきわめて大きい。これからは、原油に頼らないエネルギーとしての太陽電池や、バイオエタノール、バイオディーゼルなどの新しい燃料の開発ニュースが今年は増えていくだろう。 [→続きを読む]
先週の大きなニュースは、薄型ディスプレイ分野における業界再編であろう。簡単にこのニュースを解説するとともに、見逃したかもしれない英文のNewsEdgeから日本の新聞には載っていないが、業界関係者には興味をそそるニュースをピックアップする。 [→続きを読む]
国際電子デバイス会議(IEDM)が米国ワシントンDCで開かれた週だけに、半導体デバイスに関する記事が多かったが、日本の半導体メーカーばかり追いかけている点が気になった。米国や欧州の最新技術は一体どうなのか、国内半導体メーカーの開発ニュースばかりを網羅している。新聞記事では焦点はほとんど相互の関連性がなく、羅列に終わっている。 [→続きを読む]
この週は、大容量磁気記録技術と、セミコンジャパン開幕に合わせて新しい半導体製造装置、さらにテレビとチューナの分離による壁掛けテレビ応用の3つの話題が目立った。 [→続きを読む]
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