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WSTS、25年の半導体市場を半年前の11%成長から22%成長へと大きく上方修正

WSTS、25年の半導体市場を半年前の11%成長から22%成長へと大きく上方修正

WSTS(世界半導体市場統計)が2025年の世界半導体市場を前回(2025年6月発表)の11.2%成長/年から大幅に上方修正し22.5%成長と予測した。これにより世界の半導体市場は前回の7008.7億ドルから7722.4億ドルへと拡大する見通しとなった。ここまで大きな変更を導いた原動力はやはりAIデータセンター市場である。3年前まで産業用分野の一つに過ぎなかったデータセンター市場がAIと共に急拡大し、大きな市場を形成しつつある。 [→続きを読む]

2025年第3四半期のDRAMメーカートップは前期に続きSK Hynix

2025年第3四半期のDRAMメーカートップは前期に続きSK Hynix

2025年第3四半期における世界のDRAM市場は、前四半期比(QoQ)30.9%増の414億ドルに跳ね上がった。従来DRAMの契約価格の上昇とビット出荷数の増加、そしてHBMの数量が増加したことなどが要因だと、市場調査会社TrendForce は見ている。また、DRAMメーカーの順位争いは、SK hynixが前四半期に続きトップを維持しており、Samsungも生産量を増やしたもののトップを奪い返せない状況が続いている。 [→続きを読む]

シリコンウェーハの出荷面積、2025年ようやくプラスに転じる方向へ

シリコンウェーハの出荷面積、2025年ようやくプラスに転じる方向へ

2025年における世界のシリコン半導体ウェーハ出荷面積が前年比5.4%増の128億2400万平方インチになりそうな見通しをSEMIが発表した。これまで2023年には前年比-14.3%、24年もさらに-2.5%と減少傾向が続いてきたが、ようやく浮上する見通しとなった(図1)。26年も25年と同様、ゆっくり回復しつつある見込みで、さらに5.2%増の134.9億平方インチとなる見込みだ。 [→続きを読む]

半導体・電子設計産業は堅調に成長、直近の1年は10.4%増の202億ドルに

半導体・電子設計産業は堅調に成長、直近の1年は10.4%増の202億ドルに

2025年第2四半期(4〜6月)における世界のESD(Electronic System Design)市場規模がまとまった。それによると前年同期比8.6%増の50.894億ドルに成長した。これはSEMI Technology Communityの一部門であるESD Allianceが発行したElectronic Design Market Data(EDMD)レポートで明らかになった。 [→続きを読む]

TSMCのファウンドリ市場シェア、70%を超えた

TSMCのファウンドリ市場シェア、70%を超えた

TSMCの世界ファウンドリ市場シェアが70%に達した。これは台湾系の市場調査会社TrendForceが2025年第2四半期における世界のファウンドリ企業売上額上位10社ランキングから判明したこと。ファウンドリ市場全体で前四半期比(QoQ)14.6%増の417億ドルを記録した。もちろん過去最高である。1位のTSMCから10位のPSMCまで順位は変わっていないが、SMICを除き全てプラス成長を示した。 [→続きを読む]

先端パッケージの市場規模、2032年に約800億ドルへ

先端パッケージの市場規模、2032年に約800億ドルへ

先端半導体パッケージ市場予測が発表され、今後8年間の平均年成長率(CAGR)が6.8%になりそうだ。先端パッケージング技術は、TSMCのCoWoS(Chip on Wafer on Substrate)やFOWLP(Fan-Out Wafer Level Package)、チップレットなど従来の組立後工程とは違い、これまで以上の高集積を実現する中工程の技術である。 [→続きを読む]

2025年上半期世界半導体ランキング、日本勢はソニーの14位が最高

2025年上半期世界半導体ランキング、日本勢はソニーの14位が最高

セミコンポータルは、2025年上半期の世界半導体企業トップテンランキングを発表した。1位はNvidiaで890億ドル、2位がTSMCの556億ドル、3位Samsung、4位SK hynix、5位Intelとなった。以下、6位Qualcomm、7位Micron Technology、8位Broadcom、9位AMD、10位MediaTekとなった。1位Nvidiaの5〜7期は未発表だが予測値である。 [→続きを読む]

WSTS、今年の世界半導体市場を15.4%成長の7280億ドルと上方修正

WSTS、今年の世界半導体市場を15.4%成長の7280億ドルと上方修正

世界の半導体市場は2025年第2四半期(2Q)も好調に推移している、とWSTS(世界半導体市場統計)が発表した。世界の半導体各社から2025年4~6月期の決算報告がほぼ出そろい、WSTSの見積もりにも確度が増すことになる。第2四半期(2Q)販売額は前年同期比(YoY)20%増の1800億ドルとなった。これで25年前半は、YoY18.9%の3460億ドルとなった。 [→続きを読む]

Siウェーハ面積がようやく上向きに、半導体IC生産増に期待

Siウェーハ面積がようやく上向きに、半導体IC生産増に期待

2025年第2四半期(2Q)におけるシリコンウェーハの面積がようやくプラス成長に転換、前年同期比(YoY)で9.6%増の33.27億平方インチとなった。前四半期比(QoQ)でも14.9%増となり、上向きの状況になってきた。やっと在庫調整が終わり、これからの成長へと向かう構えを見せている。 [→続きを読む]

2025年第1四半期におけるESD市場はYoYで11%成長

2025年第1四半期におけるESD市場はYoYで11%成長

2025年第1四半期(1Q)における世界のESD(電子機器・半導体設計)市場は、前年同期比(YoY)11%増の50億9830万ドルに達した(図1)。特にIP(知的財産)の伸びが著しく、YoYで29.6%増の20億4480万ドルになった。これは、SEMIのESD Allianceが発表したもの。「EDA産業の2025年1Q は強い成長期間だった」とSEMI Electronic Design Market DataエグゼクティブスポンサーのWalden Rhines氏は述べる。 [→続きを読む]

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