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2024年最新のOSATトップテンランキング

2024年最新のOSATトップテンランキング

最新2024年のOSAT(半導体後工程専門の請負サービス業者)ランキングが発表された。トップはASE、2位Amkorとこれまでとさほど変わっていないものの、中国勢の伸びが著しい。中国トップのJCETは前年比(YoY)で19.3%増となり、ASEの同0.7%減、Amkorの同2.8%減と比べると成長が著しい。OSAT10社全体ではYoY3%増の415.6億ドルになった。 [→続きを読む]

2025年3月単月の世界半導体販売額は過去最高の628億ドル

2025年3月単月の世界半導体販売額は過去最高の628億ドル

2025年1〜3月期(1Q)における世界半導体販売額が前年同期比18.8%増の1677億ドルに達した。これはWSTSの販売額をベースに米半導体工業会(SIA)が発表したもの。前四半期比(QoQ)でみると、2.8%減だが、1Qの販売額としては過去最高額になる。通常、前4Qより翌1Qの方が販売額は10〜15%少ない。その点、2.8%しか減少しないことから、今年の半導体景気はかなりの上向きで少なくとも2桁成長は固いといえそうだ。 [→続きを読む]

ウェーハ面積が減少しても半導体製品の売り上げが上がる理由

ウェーハ面積が減少しても半導体製品の売り上げが上がる理由

2025年第1四半期(1Q)における世界の半導体ウェーハ面積は、前年同期比2.2%増の28.96億平方インチだったとSEMIが発表した(参考資料1)。1年前の24年1Qは28.34億平方インチだったからわずかに上昇した。しかし、前四半期比(QoQ)で見れば9.0%の減少である。中期的に見れば2022年3Qの37.41億平方インチというピーク値にはまだ届いていない。 [→続きを読む]

成長し続けるEDA市場、2024年通年では前年比13.1%増の192.65億ドル

成長し続けるEDA市場、2024年通年では前年比13.1%増の192.65億ドル

EDA(電子設計自動化)産業が2024年第4四半期も成長し続けていることがわかった(図1)。第4四半期におけるEDAツールの販売額は、前年同期比11%増の49.27億ドルになった。SEMIのEDAグループである、ESD Allianceが発表したもの。2024年全体では前年比13.1%増の192.65億ドル(約2兆7900億円)となった。 [→続きを読む]

Gartnerが2024年半導体企業ランキングの最終版を発表

Gartnerが2024年半導体企業ランキングの最終版を発表

市場調査会社のGartnerが2025年2月はじめに発表した世界半導体ランキング(参考資料1)は、Samsungが1位でIntelが2位、そしてNvidiaが3位という結果だった。しかし、今回発表されたランキングではNvidiaがトップに来た。もちろんAIデータセンターが同社のGPU(グラフィックスプロセッサ)の取り合いになっているからで、Nvidiaの急成長はずっと前から周知の事実だった。 [→続きを読む]

最新の世界ファブレス半導体ランキング、AI関連企業が急伸

最新の世界ファブレス半導体ランキング、AI関連企業が急伸

2024年のファブレス半導体のトップ10ランキングが発表された。これは市場調査会社のTrendForceが発表したものだが、1位は言うまでもなくNvidiaであり、2位Qualcomm、3位Broadcom、4位AMD、5位MediaTek、6位Marvellまでは前年と順位は変わらない。トップ10社合計の売上額は前年比49%増の2498億ドルとなった。 [→続きを読む]

TSMCの独占化進む、2024年第4四半期にはシェア67.1%にアップ

TSMCの独占化進む、2024年第4四半期にはシェア67.1%にアップ

最新、2024年第4四半期における世界ファウンドリ企業ランキングが発表された。1位のTSMCは市場シェアを広げ続け、前四半期の64.7%から67%超にもなった。一人勝ちはまだ続いている。2位はSamsungだが、3位のSMIC、4位UMC、5位GlobalFoundries、6位Huahong Groupという順位は定着してきた。ラピダスはいつこのトップ10ランキングに入るのだろうか。 [→続きを読む]

2024年世界半導体企業ランキング、トップはやはりNvidiaの1305億ドル

2024年世界半導体企業ランキング、トップはやはりNvidiaの1305億ドル

2024年世界半導体企業ランキングをセミコンポータルが独自に調べた。1位はダントツでNvidia、2位はTSMC、3位Samsungとなっており、Nvidiaの強さが目立つ。この調査は、各社の2024年第4四半期の決算が発表され、同時に2024年通期の決算も明らかになったことで集めたもの。Nvidiaは2月〜翌年1月が年度となるため、Nvidiaの年度決算発表を待って作成した。 [→続きを読む]

2024年のシリコンウェーハ出荷面積は前年比で減少、その意味は何か

2024年のシリコンウェーハ出荷面積は前年比で減少、その意味は何か

2024年におけるシリコン半導体ウェーハの出荷面積が前年比2.7%減の122億6600万平方インチだったとSEMIが発表した。その年のウェーハ売上額は同6.5%減の115億ドルだった。出荷面積の減少よりも出荷売上額の減少の方が大きいということは、在庫調整がゆっくりで、ファブの稼働率を上げるような大量生産品目のデバイス需要が弱かったことを意味する。 [→続きを読む]

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