大和田敦之の日米の開発現場から
私はアントレプレナーと言う言葉が好きだ。日本では起業家と訳すらしい。基本的には発明があってそれを事業化することが出来る人だ。即ち「無から有」を産む。もちろん、ホンモノの起業家は成功して従業員を雇い売り上げを拡大し利益を上げ納税し、かつ会社は繁栄し長続きすることが必要だ。
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青色ダイオードについて書いたが、発光ダイオードが三原色揃い踏みを完成したので当然ながらLED照明が可能になった。
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今年も盛夏に突入し毎日の酷暑が続いている。地球温暖化が肌で感ぜられる毎日である。筆者は半導体が地球温暖化を減速することに貢献できると思っている。出来ることの一つをズバリ言えば白熱電球を止めてLED照明にするのだ。このブログで前に
米国の製造業が衰退していると言われている。
20世紀にはキラ星のごとく輝いていた。その輝きは眩しく超弩(ド)級のものだといえよう。超弩級と言い得るためには米国が発明し世界をリードした20世紀の製品2つを挙げれば十分だろう。その1は半導体であり、その2は自動車である。
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インターネットが相当に普及して来たという実感を持っている。International Telecommunication Union (ITU) の普及率データ(2006年)では我が国は68.27%で世界9位と意外に低いランクだが、他国の例では7位韓国、8位北米でそれぞれ71.11% 及び69.10%である。
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景気が減速している。5月8日の発表で内閣府は「回復の動きに足踏みがみられる」として懸念を表した。原油高が突出しガソリン価格のみならず輸送費や食料品価格などにも波及して来た。
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台灣積體電路社(TSMC)の業績は順調のようだ。この4月に発表された直近の四半期の売上高は、875億台湾ドル、即ち邦貨では2853億円である。経常利益は、同284億台湾ドル(邦貨 922億円)で利益率は32.2%とかなり高い。
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http://www.semiconportal.com/archive/blog/insiders/oowada/post-100.htmlおよびhttp://www.semiconportal.com/archive/blog/insiders/oowada/pv.html)であり、もう一つは太陽熱を用いるSolar Thermal Power 発電である。水力発電は将来発展しない。太陽熱発電に挑戦する人々は、私の知る限り日本に存在しないため、我が国では太陽熱発電を知る人が少ない。
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お金は空から降ってくることはないが、燃料が降って来る発電は3つあり、それは水力と2種類の太陽発電である。太陽発電の一つは半導体を応用したPV(
シリコンバレーの今の繁栄がこのまま続くのは幻想だ、と考える人々が少なからずいると考える。最初にシリコンバレーの実力を再認識するために先ずシリコンバレーに本社を置く一流企業をいくつか見てみよう。
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PVとはPhotovoltaicsの省略形であって太陽電池を意味する。この技術も基盤はわれらの愛する半導体である。PVが大きなブームになって来た。
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