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長見晃の海外トピックス

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後退&リスク環境下の2023年出だし:厳しい市場状況&本格開催CES関連

後退&リスク環境下の2023年出だし:厳しい市場状況&本格開催CES関連

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜6日夕方時点、世界全体で6億6285万人に達し、7日前から約329万人増と、前週比30万人減である。中国のコロナ感染発表が実態より過少、と世界保健機関(WHO)が指摘、我が国は1月8日から中国からの入国に対しPCR検査など行う措置である。市況後退そして米中、米欧対ロシアの対立という地政学リスクに覆われる中での2023年がスタート、早々厳しい市場状況が随所にあらわれて、乗り切りとともに今後に備える動きが見られている。年初恒例、Las VegasでのCES(consumer electronics show)が、3年ぶりの本格規模での開催、業界各紙の記事より、全体概要、展示&プレゼン、提携発表など取り出している。 [→続きを読む]

後半急減の半導体市場、米中摩擦等国益の中核としての半導体:2022年

後半急減の半導体市場、米中摩擦等国益の中核としての半導体:2022年

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜30日夕方時点、世界全体で6億5956万人に達し、7日前から約359万人増と、前週比53万人減である。ほぼ1年前の12月25日午前時点では2億7875万人であった。現在は、中国で感染急増の一方、入国時の強制隔離撤廃など規制緩和が行われようとしており、その中国からの入国受け入れで各国の対応が分かれているところである。 米中摩擦、コロナ禍が引き続く中、ロシアがウクライナに侵攻、各国・地域の防衛意識が否応なく高まって、安全保障に向けた国益の中核を担う半導体のプレゼンスが一層注目された2022年である。2021年に史上最高を大幅に更新した販売高は、2022年前半はその増勢を維持したものの、後半は急な減少が見られているが、年間最高更新は確実な現時点の見方である。以下、この1年の半導体業界の動きを振り返っていく。 [→続きを読む]

米中対立の地政学的インパクト、各国各社それぞれの反応、越年へ

米中対立の地政学的インパクト、各国各社それぞれの反応、越年へ

新型コロナウイルスによる累計感染者数は23日金曜夕方時点、世界全体で6億5597万人、1週間前からから412万人増、前週比11万人増である。WHOの集計では、我が国が7週連続感染最多となっているが、今月だけで莫大な数という情報が見られる中国の状況が気がかりとなる。数年にわたる米中摩擦にコロナ禍、本年はウクライナ侵攻が加わって、地政学的インパクトの覆いが厚くなる一途の現時点、経済安全保障の中核の1つと見なされる半導体およびそれが引き出す関連について、各国そして各社のそれぞれの立場、立ち位置での反応が引き続き相次いで取り出している。急に後退局面に入った半導体市場がいつ回復するか、不透明な先行きを追いながらの越年模様である。 [→続きを読む]

米中深まる対立:輸出禁止リスト、WTO提訴:狭間での各国対応模様

米中深まる対立:輸出禁止リスト、WTO提訴:狭間での各国対応模様

新型コロナウイルスによる累計感染者数は16日金曜夕方時点、世界全体で6億5185万人、1週間前からから401万人増、前週比15万人増である。中国では、経済混乱、感染拡大の中、「ゼロコロナ」政策の緩和追加が示唆されている。米中対立がまた一段と深まって、米国Biden政権は、中国のメモリ半導体メーカー、YMTCはじめ30社超をEntity List、事実上の禁輸リストに加えるとする一方、中国はこれに前後して、米国政府の包括的な半導体輸出制限は半導体の通常の国際貿易を妨害するものとして世界貿易機関(WTO)に提訴している。この対立の狭間で、世界の各国・地域それぞれに自らの半導体強化に向けた様々な対応模様が噴出しており、以下取り出していく。 [→続きを読む]

10月販売高、引き続き減:TSMCアリゾナ拠点建設式典 & $40B投資関連

10月販売高、引き続き減:TSMCアリゾナ拠点建設式典 & $40B投資関連

新型コロナウイルスによる累計感染者数は9日金曜夕方時点、世界全体で6億4784万人、1週間前からから386万人増、前週比24万人増と横這いである。中国では、「ゼロコロナ」政策の経済への打撃から、新たな緩和策が示されているが、先行き予断を許さない情勢である。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)より月次世界半導体販売高が発表され、この10月について$46.9 billion、前月比0.3%減、前年同月比4.6%減と、前月に続きともにマイナスである。1月から10月までの累計がほぼ$500 billionに達し、昨年記録した年間最高の$541 billionを上回るのは確実と思われる。TSMCのアリゾナ拠点建設を祝う式典、および従来比3倍超の投資発表に注目である。 [→続きを読む]

販売高予測、本年最高更新から2023年は減少へ:米国SIAの課題提起

販売高予測、本年最高更新から2023年は減少へ:米国SIAの課題提起

新型コロナウイルスによる累計感染者数は2日金曜夕方時点、世界全体で6億4398万人、1週間前からから362万人増、前週比24万人増と、依然増え加減ではある。世界経済に懸念を生じている中国の「ゼロコロナ」政策は、段階的緩和を探っている。半導体市場も本年を締めて、来年を見通すタイミング、予測がいくつかあらわされているが、前半の活況が後半急に落ち込んでいく中、本年の販売高は昨年を若干上回って史上最高を更新、そして来年は昨年並み以下に減っていく、との見方となっている。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)が、レポート“The Growing Challenge of Semiconductor Design Leadership”を発表、課題提起に注目している。 [→続きを読む]

本年後半の市場急減関連データ:APEC出席TSMC創設者、Morris Chang氏

本年後半の市場急減関連データ:APEC出席TSMC創設者、Morris Chang氏

新型コロナウイルスによる累計感染者数は25日金曜夕方時点、世界全体で6億4036万人、19日土曜朝から338万人増、前週比65万人増と、増加の度合いを強めている。中国では1日の 感染者数が過去最高を記録、経済への打撃の懸念が高まっている。半導体市場の本年後半に入っての急落急減のデータが、DRAMについてIC Insightsから、第三四半期半導体売上げランキングについてOmdiaから、それぞれあらわされ、メモリの落ち込みが特に目立つ内容である。11月19日までタイで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、台湾代表としてTSMCの創設者、Morris Chang(張忠謀)氏が出席、米中両国首脳との接触も見られた中での記者会見に注目している。 [→続きを読む]

需要失速&米規制の中、半導体関連インパクトおよび今後への対策&対応

需要失速&米規制の中、半導体関連インパクトおよび今後への対策&対応

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜19日朝時点、世界全体で6億3698万人、金曜11日夕方から273万人増、前週比28万人増と、むしろ増え加減である。我が国の1日の感染者数が約2ヶ月ぶりの大台越え、「新たな波が始まった」という声が聞かれている。米中、戦争、北朝鮮と日々激動が見られる中、半導体業界では、PCはじめ需要の失速、そして米国の対中規制の余波が引き続いて、様々なインパクトに見舞われる中での各方面の対策&対応の動きが見られている。直近四半期でのPC市場激減、中国の半導体メーカーへの米国規制の検討の動きの下、米国・マイクロンのメモリ半導体を2割減産、オランダ・ASMLの韓国および台湾における動き、など注目している。 [→続きを読む]

相次ぐ動き:次世代半導体新会社、対中国設計変更、工場売却阻止、…

相次ぐ動き:次世代半導体新会社、対中国設計変更、工場売却阻止、…

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜11日夕方時点、世界全体で6億3425万人、1週間前から245万人増、前週比18万人増と、プラスに転じている。我が国でも「第8波」につながる拡大傾向が見られ、インフルエンザとともに警戒を要している。米中摩擦、米国の対中国輸出新規制そして各国・地域の製造強化の渦中、経済安全保障の中核としての半導体が一層クローズアップされる動きが相次いでいる。我が国では、政府支援の次世代半導体新会社が本格始動、2027年の国内量産を目指している。米国の新規制に抵触しないよう、設計変更を施す動きが見られている。ドイツは自国半導体工場の中国への売却を阻止、リトアニアの台湾代表処など、注目暇なしである。 [→続きを読む]

米国の対中規制関連:同盟国への追随要請、やむにやまれぬ動きなど

米国の対中規制関連:同盟国への追随要請、やむにやまれぬ動きなど

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜4日夕方時点、世界全体で6億3180万人、1週間前から227万人増、前週比38万人減である。感染下げ止まりが続く中、米欧とアジアで異なる派生型の流行が見られ、見通せない先行きである。米国の中国に対する次世代半導体技術輸出規制の波紋が続いており、米国Biden政権は我が国はじめ同盟国に対し、歩調を合わせて追随するよう要請している。中国でのビジネスが非常に大きいだけに、該規制がどのような条件範囲に及ぶのか、関係各国・地域における政府および半導体関連業界の対応が模索されている状況がうかがえている。ギリギリの線での打開策を探るやむにやまれぬ動きが、それぞれに行われている模様である。 [→続きを読む]

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