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ムーアの法則はもはや時代遅れ(続)

ムーアの法則はもはや時代遅れ(続)

−半導体産業は腕力から知力の時代へ 東京・品川で先週、開催されたARM Forum 2007に出席した。このコンファレンスからもムーアの法則はもはや意味がないことがはっきり見えてきた。半導体LSIはトランジスタ数の多さを競い合っているのではない。機能の多さ、消費電力の少なさ、性能の高さ、ソフトウエアの軽さ、これらの総合性能を争っている。数十億トランジスタ/チップのレベルまで来ると、もはや腕力から知力の時代へと移っているのではなかろうか。 [→続きを読む]

「陽だまりの樹(ひだまりのき)」症候群

「陽だまりの樹(ひだまりのき)」症候群

表題は筆者の造語であるが、『陽だまりの樹』1とは日本を代表する漫画家手塚治虫2氏の作品名であり、その中で手塚氏は曾祖父にあたる手塚良庵の生きざまを柱に、幕末から明治維新にかけての激動の時代を描いている。 本題から少し離れるが、手塚氏と曾祖父の手塚良庵との出会いが非常に劇的であるので紹介したい。 [→続きを読む]

オープンなコラボレーションは半導体だけではない

オープンなコラボレーションは半導体だけではない

半導体に限らず、これからのエレクトロニクス産業ではコラボレーションがキーワードになりそうだ。IBMのマイクロエレクトロニクス部門がコラボレーションを進めるのに加え、オランダのフィリップス社もオープンイノベーションを標ぼうしている。いずれも一言で言い表すとすれば、一つのシステムを開発するのに必要な知恵を出し合える仕組みを作ることオープンなコラボレーションである。 [→続きを読む]

機会損失を経営指標に織り込め

機会損失を経営指標に織り込め

先日、ある外国系の半導体IPプロバイダの日本法人社長と話をしていたら、大手半導体企業に自社のIPを売り込みに行くと、「このIPなら自分で開発できます」と技術部長は上司の役員に言うそうだ。つまり、IPを外部から買うよりも自分で開発した方が安くつくと考えているのだという。 [→続きを読む]

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