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2015年1月

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熱を帯びるIoT/wearable市場に向けた多種多彩なアプローチ

熱を帯びるIoT/wearable市場に向けた多種多彩なアプローチ

昨年末から一気に活況の度合いを上げているInternet of Things(IoT)およびwearable electronicsの熱気が、今年に入っても続くとともに、いろいろな切り口での一層具体的なアプローチが世界の方々から噴出している様相がある。IoTが進化した新たなインターネットのイノベーション、Internet of Everything(IoE)という表し方の打ち上げも見られて、どこまでどのように進展していくか、大きな注目である。Apple Watchの発表に向けた敏感な市場の期待、反応が、1つに物語るところとなっている。 [→続きを読む]

Altera CEOが描く2015年の展望〜IoTの思わぬ展開に

Altera CEOが描く2015年の展望〜IoTの思わぬ展開に

AlteraのCEO兼会長であるJohn Daane氏(図1)が2015年の産業界を展望する。やはり大きな動きとしてIoT(Internet of Things)を採り上げている。FPGAメーカーがIoT分野で力を発揮できるのは、センサとも言われるIoT端末を束ねてインターネットへデータを送信するゲートウェイよりも上のレイヤー、すなわちクラウドの世界である。FPGAはクラウドの中心である、データセンターとネットワークを進展させるドライバとなる (セミコンポータル編集室)。 著者:John Daane , CEO and Chairman, Altera Corp [→続きを読む]

カーエレ展にみるルネサスのソリューション提案

カーエレ展にみるルネサスのソリューション提案

1月中旬、東京国際展示場で開催された、国際カーエレクトロニクス技術展(図1)では、ルネサスエレクトロニクスがチップをほとんど見せずにチップで何ができるか、というソリューション提案を示した。これまでのルネサスならチップを見せ、そのスペックやプロセスを訴求していたが、今回は、世界の半導体企業と同様、ソリューション提案戦略に変わった。 [→続きを読む]

半導体産業の好調は続く

半導体産業の好調は続く

2014年の世界の半導体産業は7.9%成長したと米市場調査会社ガートナーが発表した。1月13日、14日、それぞれ日経産業新聞と日刊工業新聞が報じたものだが、他の調査会社の数字9%成長よりはやや低い。ガートナーの発表した数字は、半導体市場が3398億ドルとしており、メモリがけん引したと伝えている。昨年の好調はまだ続いている。 [→続きを読む]

早々、モバイルプロセッサ3社を巡る喧噪、実力本位の凌ぎ合い

早々、モバイルプロセッサ3社を巡る喧噪、実力本位の凌ぎ合い

半導体ランキングでトップのインテルに続く3社であり、モバイル機器用プロセッサの設計、製造をリードするSamsung、TSMCおよびQualcommを巡って、新年早々騒がしい動きが浮上している。2014年の最高業績を発表したTSMCであるが、Apple社の新規A9プロセッサ製造についてプロセス技術で先行するSamsungが大方の受注を獲得して反転攻勢とのこと。Samsungの自前プロセッサ開発、Qualcommの欠陥問題と、真偽の度合い如何、情報戦の様相も感じられるが、実力本位の凌ぎ合いで3社もつれ合う急展開の情勢を受け止めている。 [→続きを読む]

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