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NXP、クルマ用ECU開発の共通化プラットフォームを提案

NXP、クルマ用ECU開発の共通化プラットフォームを提案

NXP Semiconductorがクルマ用ECUの開発を容易にする新しいプラットフォームを提案した。これは、ハードウエアをできるだけ共通化し、ソフトウエアをリユースしやすい形で保存するという考え方に基づく。従来のツギハギだらけのクルマのECUのファブリックを階層構造に変えていく。低コストで機能追加に対応できる新しいクルマ向けアーキテクチャといえそうだ。 [→続きを読む]

Intel、CPU・FPGA・専用ASICのヘテロコンピューティングを推進

Intel、CPU・FPGA・専用ASICのヘテロコンピューティングを推進

Intelが一昨年Alteraを買収、傘下に組み込んだ後、初めてともいえるCPUとFPGAのコラボレーションについて明らかにした。Intelはデータカンパニーになることを標ぼうしており、コンピューティングを加速する6つの成長分野を定め、それらに対応できるソリューションとして、CPUとASIC、FPGAからなる汎用のヘテロジニアスコンピューティングアーキテクチャ(図1)を提案した。 [→続きを読む]

Imagination、CNN推論用アクセラレータAIコアを提供

Imagination、CNN推論用アクセラレータAIコアを提供

英国のIPベンダー、Imagination Technologiesは、推論専用のAI向けIPコア「PowerVR 2NX NNA」のライセンス提供を開始した。クラウドを通すとレイテンシが遅くなるエッジやフォグなどの用途に使うだけではなく、モバイルにも使えるほど消費電力は少ないという。「セキュリティAIをエッジに持ってくる」と同社PowerVR 担当DirectorのChris Longstaff氏は強調する。 [→続きを読む]

ソフトバンクが5G通信の実験を公開

ソフトバンクが5G通信の実験を公開

第5世代の携帯電話通信方式、いわゆる5Gの実験をこのほどソフトバンクが公開した。5Gの周波数帯がまだ決まっておらず、3.7/4.7GHz帯、28GHz帯、さらにミリ波の60〜70GHz帯などが候補に上がっている。これらの周波数帯を使った実験をNTTドコモなどが先駆けて行ってきたが、ソフトバンクも負けずに128本MIMO技術をすでにLTEに取り入れた。 [→続きを読む]

Bluetooth Mesh、IoTメッシュネットワークの主役を狙う

Bluetooth Mesh、IoTメッシュネットワークの主役を狙う

Bluetoothデバイスを数千台もつなげられる新規格Bluetooth Meshは、2017年7月にその仕様が公開され、相互運用性(インターオペラビリティ)のテストが完了した。このほど、Bluetooth SIGのマーケティング担当VPのKen Kolderup氏が来日、デモ企業と共にBluetooth MeshをIoTに有力なネットワークであると強調した。 [→続きを読む]

ON Semi、USB Type-Cチップセットを続々開発

ON Semi、USB Type-Cチップセットを続々開発

使い勝手の良さを重視しながらもUSB Type-Cソリューションで最大スピード10Gbpsを実現したICチップセットにON Semiconductorが注力している。Type-C規格は100Wの電力まで供給でき、コネクタの上下がリバーシブルという特長がある。現在のスマートフォンの電源は急速充電でさえ12W程度だから、Type-Cは急速充電可能な規格にもなる。 [→続きを読む]

消費電力を増やさず排気時間を20%短縮した真空ポンプ

消費電力を増やさず排気時間を20%短縮した真空ポンプ

アルバックは、消費電力を上げずに大気圧から10Paの真空に排気する時間を41秒と短縮したドライポンプを開発、2018年1月から発売する。この真空ポンプは半導体製造には粗引きポンプとして使えるほか、電子部品製造向け、食品、衣料、宇宙産業などの用途も狙っている。 [→続きを読む]

Wind River、IoT解析ツールをRTOSに組み込む

Wind River、IoT解析ツールをRTOSに組み込む

IoTは、単なるセンサ端末だけの市場ではない。センサからのデータをクラウドで収集・管理・分析して端末を設置した顧客へフィードバックすることで初めて価値を生む。データ処理・見える化を受け持つソフトウエアプラットフォームは欠かせない。Intelの一部門となったWind Riverは、データ解析ソフトAXON PredictをRTOSのVxWorksに組み込んだ製品を発売した。 [→続きを読む]

ローム傘下のラピス、2方式のIoT専用LPWA通信ICを開発

ローム傘下のラピス、2方式のIoT専用LPWA通信ICを開発

旧沖電気工業の半導体部門を源流とし、現在ローム傘下にあるラピスセミコンダクタが、得意な通信技術を生かし、IoT専用のLPWA(Low Power Wide Area)通信チップ「ML7404」を開発した。妨害波に強いIEEE802.15.4kと、普及しつつあるSigFoxの両モデムを内蔵することで、対応範囲を広げる狙いだ。 [→続きを読む]

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