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技術分析(半導体応用)

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複数の周波数帯・プロトコルが共存する応用がトレンドとなるワイヤレス技術

複数の周波数帯・プロトコルが共存する応用がトレンドとなるワイヤレス技術

LTE時代には、3GやHSPA(high speed packet access)、などさまざまな通信方式が共存することがはっきりしてきた。7月5日〜6日、パシフィコ横浜で開かれたWTP(Wireless Technology Park)では、KDDI研究所が方式の異なる無線通信の中から最適な方式を選ぶコグニティブ無線をさらに発展させ、データレートを改善する試みをはじめ、さまざまな通信方式や周波数帯が共存する環境での無線技術が新しいトレンドとなってきた。 [→続きを読む]

インホイールモータEVは日産リーフと同じ電池容量で1.6倍の航続距離を達成

インホイールモータEVは日産リーフと同じ電池容量で1.6倍の航続距離を達成

電気自動車(EV)の車輪ごとにモータを取り付け、そのモータで駆動する「インホイールモータ方式」がEVの泣き所であった航続距離を長くできることを、クルマを試作したシムドライブ社が実証した。同社は慶應義塾大学教授の清水浩氏がこの方式のEVの早期実現のために、ベネッセホールディングス会長の福武總一郎氏らと共に設立した研究開発会社。 [→続きを読む]

NXP、カーエレクトロニクスの無線技術に注力し徐々にシェア向上につなげる

NXP、カーエレクトロニクスの無線技術に注力し徐々にシェア向上につなげる

オランダのNXP Semiconductor社は、カーラジオやカーステレオなどのカーエンターテインメントや車載ネットワークなど高周波無線技術でカーエレクトロニクス分野を伸ばしてきた。これまでの自動車の無線技術をさらに生かし、クルマ同士の通信や、クルマと支柱の無線機器との間の通信などを強化するコネクテッドモビリティと呼ぶ通信に力を入れ始めた。 [→続きを読む]

グリーン先進国スペインのADDセミコンがスマートメーター用PLCチップを提案

グリーン先進国スペインのADDセミコンがスマートメーター用PLCチップを提案

震災後の電力復旧に一役買うかもしれない。電力線通信(PLC)を利用して電力の需給関係をモニターし、制御するためのスマートメーター用モデムチップのことである。日本では全くなじみのないであろう、スペインのファブレス企業ADDセミコンダクタ(ADD Semiconductor)社が低ビットレートのPLCデジタル通信によるスマートメーター用ICを開発した。 [→続きを読む]

英国特集2011・写真並みのグラフィックス、Bluetooth LE応用を携帯で実現

英国特集2011・写真並みのグラフィックス、Bluetooth LE応用を携帯で実現

スマートフォンやタブレットなどビジュアルな携帯機器では低消費電力化が不可欠であるが、携帯機器向けの半導体回路を設計してきた英国のイマジネーションテクノロジーズ社やCSR社は、消費電力をできるだけ抑えながら、よりリアルなグラフィックス開発や、Bluetooth LEの新分野を切り拓こうとしている。 [→続きを読む]

英国特集2011・性能を下げずに低消費電力を追求する携帯用パワーアンプ

英国特集2011・性能を下げずに低消費電力を追求する携帯用パワーアンプ

プロセッサコアの代表的IPベンダーであるARM社をはじめとする英国企業は、携帯機器向けに低消費電力をこれまでずっと追求してきた。IPコアやワイヤレスチップの低消費電力化は進んできたが、携帯電話用送信機のパワーアンプの低電圧化も進んでいる。携帯電話のインフラや電話機に使うパワーアンプの低消費電力化をレポートする。 [→続きを読む]

MIPSが64ビットのマルチスレッドIPコアを発表、2011年後半にICが登場

MIPSが64ビットのマルチスレッドIPコアを発表、2011年後半にICが登場

「32ビットの壁」がいよいよ、邪魔になってきた。32ビットのメモリーアドレス空間は4GB(2の32乗)が上限となっているが、32ビットシステムを使う限りこの壁を突破できない。英ARMのCortex-A15はメモリーアドレス空間のみ40ビット(1TB分)を確保しているが、米MIPSは上限をほぼ撤廃できる64ビットのプロセッサIPコア「Prodigy」を発表した。64ビットのIPコア時代の幕開けである。 [→続きを読む]

英国特集2011・各国LTEに向けRFからベースバンドまでソフトウエア無線活発1

英国特集2011・各国LTEに向けRFからベースバンドまでソフトウエア無線活発1

Mobile World Congress 2011では、始まったLTE時代をにらみ、世界各地で異なる周波数帯やデータ変調方式、全二重化方式など、プログラムによって即座に対応できるソフトウエア無線が本格化してきた。機能を固定しては市場を縮めてしまうため、LTEの専用ASICは大きな市場に照準を合わせるしかないが、プログラマブルICだと各国に対応できる。 [→続きを読む]

英国特集2011・M2M通信モジュールを生かし、市場拡大へのエコシステムを形成

英国特集2011・M2M通信モジュールを生かし、市場拡大へのエコシステムを形成

データ通信は、従来の通信機器を超えて発展している。M2M(machine to machine)と呼ばれる通信モジュールは、あらゆる機器に通信手段を持たせるのに使われ始めている。Mobile World Congress 2011のUKパビリオンではM2Mに関するハードウエアからソフトウエアに至るエコシステムを構成する要素技術が集まってきた。 [→続きを読む]

英国特集2011・半導体に焼きつけられるソフトを開発しているベンチャーたち

英国特集2011・半導体に焼きつけられるソフトを開発しているベンチャーたち

MWC(Mobile World Congress)のUKパビリオンでは、自力で出展できないがテクノロジーは自慢できるものを持つベンチャーが並んでいる。いくつか拾ってみると、OSやゲーム機が違っていても変換して使えるソフトウエアを開発したAntixLab社、携帯機器をトントンと叩き、叩く場所でコマンドを使い分けられるソフトウエアを開発したInput Dynamics社、携帯で切符を購入、そのまま改札口も通れるソフトウエアのMasabi社などが出展した。 [→続きを読む]

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