日本製半導体製造装置は受注額伸び緩く、FPD製造装置は要注意へ向かう

SEAJ(日本半導体製造装置協会)が12月19日に発表した、11月の半導体製造装置とFPD製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は、それぞれ0.89、1.37であった。数字だけ見ると、半導体は0.19ポイント上昇、FPDは0.41ポイント下降だが、半導体は警戒をまだ解くことはできない。FPDも要注意にやってきた。 [→続きを読む]
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SEAJ(日本半導体製造装置協会)が12月19日に発表した、11月の半導体製造装置とFPD製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は、それぞれ0.89、1.37であった。数字だけ見ると、半導体は0.19ポイント上昇、FPDは0.41ポイント下降だが、半導体は警戒をまだ解くことはできない。FPDも要注意にやってきた。 [→続きを読む]
フラッシュメモリ市場がDRAM市場を初めて抜きそうだ。米市場調査会社のICインサイツ(Insights)は、NANDとNORを含めたフラッシュメモリ全体の市場が2%増の304億ドルになり、280億ドルのDRAMを抜きそうだと発表した。 [→続きを読む]
IHSグローバル(旧IHSアイサプライ)が2012年世界半導体ランキング見通しを発表した。これによると、1位インテル、2位サムスンは変わらないが、3位にファブレスのクアルコムが入りそうだ。クアルコムとしてはこれまでの最高位である。この結果、昨年3、4、5位のTI、東芝、ルネサスがそれぞれ一つずつ順位を落とす。 [→続きを読む]
SEMIは2012年の半導体製造装置市場の見通しと、2014年までの予測を発表した。これによると、2012年の半導体製造装置販売額(新品)は前年比12.2%減の382億ドルになる見込みである。2011年は同9%増の435億ドルだった。 [→続きを読む]
今年、半導体市場で伸びるデバイスは、通信用ロジックとLEDになりそう、とWSTS日本協議会が12月までの見通しを発表した。今年の半導体デバイス全体では前年比3.2%減となりそうとみている。ただし、2013年、2014年はプラス成長すると予測する(図1)。 [→続きを読む]
SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した、10月の半導体製造装置とFPD製造装置のB/Bレシオは、それぞれ0.70、1.78であった。半導体は受注額の低下がようやく鈍ってきた。今回は販売額も減ったため、B/Bレシオは先月の0.65から0.70へわずか増加した。 [→続きを読む]
SEMIは、2012年第3四半期における半導体用シリコンウェーハの出荷面積は前年同期比1%増だが、前四半期比は2%減だったと発表した(図)。世界の半導体デバイス出荷額が2011年第4四半期を底に第1四半期から徐々に回復しつつあり、この第3四半期は前四半期比1.8%増だったことから見て、少ないウェーハで半導体デバイスを稼いだことになる。 [→続きを読む]
米国の市場調査会社であるICインサイツ(Insights)は、2012年における世界の半導体トップ20社ランキングの見通しを発表した。それによると、ファブレス/ファウンドリ企業が伸び、IDMがマイナス成長ということになりそうだ。 [→続きを読む]
先月SEAJが発表した半導体製造装置とFPD製造装置の販売額統計から減速傾向(参考資料1)、と表現したが9月もその傾向は続いている。半導体のB/Bレシオは0.65となった(図1)。やはり受注額の減少が続いているため警戒状態だ。一方、FPDは、2.45という異常に高いB/Bレシオ(図2)になっているが、販売額が全く追いついていない状態になっている。 [→続きを読む]
IT景気に陰りが見えてきた。2012年第3四半期におけるパソコンの出荷台数が前年同期比8〜9%程度、減少したことを市場調査会社2社が発表した。IDCは-8.6%、ガートナーは-8.3%になったとする。若干の違いはあるものの、共にほぼ同じ程度のパソコン出荷台数を見積もっている。 [→続きを読む]
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