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セミコンポータルによる分析

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ルネサスの火災事故の生産開始は1カ月後、ロードマップ示す

ルネサスの火災事故の生産開始は1カ月後、ロードマップ示す

ルネサスエレクトロニクスは、那珂工場での火災事故からの復旧状況について、3月30日に記者とアナリストに向け明らかにした。火災発生から発表の第1報、2報、最初の会見に続く第2回の会見である。事故への対応が極めて速く、しかも透明性が高い。これまでの日本企業にはない、隠さず話す姿勢が歓迎されている。 [→続きを読む]

再認識;保護回路部品は万が一のリスクを回避できる安心を提供

再認識;保護回路部品は万が一のリスクを回避できる安心を提供

電子回路やICが電圧サージや過電流、過熱で壊れないようにする保護回路は、本来なくても回路やICは動作する。にもかかわらず余分なコストを払っても万が一の災害に備えるのが保護回路である。しかし、日本では万が一に備えた保護回路は余計なコストと考える風潮が強い。このため保護回路を付けない電子回路が多かった。Littelfuseはそのような逆境の日本市場で存在感を示し始めている。 [→続きを読む]

半導体事業の成長性の認識が高まる、データ社会をけん引

半導体事業の成長性の認識が高まる、データ社会をけん引

最近になって、半導体産業の成長性が見直されている。火を付けたのは米国のバイデン大統領だ。半導体チップを手にしながらその重要性を説いた演説を行い、即Intelが200億ドルの投資で米国に2工場を新設すると発表した。この1週間、半導体投資が活発に行われた。クルマのEV化においても鴻海が部品各社に呼びかけ、1200社のサプライチェーンを揃えた。 [→続きを読む]

EV化でますます進むクルマのモジュール化

EV化でますます進むクルマのモジュール化

電気自動車(EV)がますますモジュール化に進みそうだ(図1)。最近のEVのバッテリパックはクルマの床一面に敷き詰める方式が主流になっている。内燃エンジン車に比べ、EVだけでもECUの数が増えることに加え、自動運転も絡んでますますECUの数が増える方向になる。モジュール化は自動車でも進みつつある。(動画あり) [→続きを読む]

2020年のファブレス半導体ランキング、トップ10社は26%成長

2020年のファブレス半導体ランキング、トップ10社は26%成長

2020年における世界ファブレス半導体メーカーのランキングが発表された。QualcommがBroadcomから再び首位を取り戻し、前年比33.7%増の194億700万ドル(約2兆円強)となった。トップ10ファブレス半導体の合計成長率は同26.4%という数字になった。このランキングは市場調査会社TrendForceが発表したもの。 [→続きを読む]

Intelの200億ドル投資は、製造力強化の序の口

Intelの200億ドル投資は、製造力強化の序の口

Intelの新CEOとなったPat Gelsinger氏(図1)は、米アリゾナ州に200億ドル(2兆円強)を投資、2つの工場を設立すると発表した。さらに1年以内に米国か欧州にも新工場を設立する可能性も示唆している。欧州アイルランドにIntelの半導体製造工場がすでにある。Gelsinger氏は、Intelの垂直統合が半導体製造に必要な4つのテクノロジーを備えている唯一の企業だという。 [→続きを読む]

Google、オフィスとデータセンターに70億ドル投資、CEO語る

Google、オフィスとデータセンターに70億ドル投資、CEO語る

Googleとその持ち株会社であるAlphabetのCEOであるSundar Pichai氏は、今年米国内でオフィスとデータセンターに70億ドル(約7600億円)を投資する、とブログで語っている(参考資料1)。これにより1万人の雇用を生み出し、データセンターを拡張する。オフィスへの投資(人員)には10億ドルを使う。Googleは男女・人種の差別撤廃を訴求している。 [→続きを読む]

北米製半導体製造装置の販売額が2ヵ月連続史上最高、日本製も上向きに

北米製半導体製造装置の販売額が2ヵ月連続史上最高、日本製も上向きに

2021年2月の半導体製造装置の販売額は北米製、日本製とも前年同月比、前月比ともプラス成長になった。特に北米製は前年比32%増、前月比3.2%増となる31億3500万ドルと2カ月連続の史上最高となった。日本製も前年同月比8.8%増、前月比3.7%増の1875億1600万円と2カ月連続で上向いた。 [→続きを読む]

ルネサス那珂工場の火災の真相に迫る

ルネサス那珂工場の火災の真相に迫る

ルネサスエレクトロニクスの那珂工場の300mmウェーハラインのN3棟で火災が起きた。3月19日の午前2時47分頃に発生、即座に消防、警察、その他関係機関に通報、同日午前8時12分頃、消防により、鎮火を確認した。セミコンポータルがこの知らせを知ったのは、当日深夜のプレスリリース(参考資料1)である。 [→続きを読む]

EVで大きく変わる自動車システムと備える半導体

EVで大きく変わる自動車システムと備える半導体

自動車のシステムがEV(電気自動車)で大きく変わりそうだ(図1)。エンジン部がないだけではなく、IT/半導体をふんだんに使ったモジュール化が多く使われることになる。そのカギを握るパワー半導体は単なるインバータだけに使われる訳ではない。充電器や電源などにも組み込まれる。パワーだけではない。アナログ、D-A/A-Dコンバータ、マイコンも増える。IntelやQualcomm(参考資料1)、Xilinx(参考資料2)なども参入している。競争は熾烈になりそうだ。 [→続きを読む]

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