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セミコンポータルによる分析

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AIアプリを簡単に作成、チップ評価もできる開発ツール、フィックスターズ開発

AIアプリを簡単に作成、チップ評価もできる開発ツール、フィックスターズ開発

AIのアプリケーションソフトウエアをチップ上に焼き付けるための開発ツールを使って、自分の行いたい機械学習などのAIを簡単に実行できるようになる。ソフトウエア開発会社のフィックスターズは、SaaSのソフトウエアからAIチップにソフトを焼き付け機械学習させる開発ツールをリリースした。これまでは機械学習をチップに組み込み、実行させることはそれほど簡単ではなかった。 [→続きを読む]

Micron、1α nmプロセスのLPDDR4 DRAM製品を限定ユーザーにサンプル出荷

Micron、1α nmプロセスのLPDDR4 DRAM製品を限定ユーザーにサンプル出荷

Micron Technologyが初めて1α(アルファ) nm(15nm以下とみられる)のプロセスで設計・製造したDRAMの量産を発表した。これまでDRAMプロセスでは、20nm以下の設計ルールを1x (19〜18)nm 、1Y nm (17〜16)、1z (16〜15) nm、と小刻みに刻んできた。今回は1z nmよりも1段微細なプロセスで作ったということになる。 [→続きを読む]

TI、ワイヤレスバッテリモニターチップセットでEVの軽量化を図る

TI、ワイヤレスバッテリモニターチップセットでEVの軽量化を図る

Texas Instrumentsは車載グレード(ASIL D)のバッテリマネジメントシステムを開発、そのチップセットを発表した。このチップセットは、バッテリの充放電状態をモニターしながらその情報をローカルマイコンに送り、さらにホストマイコンにワイヤレスで送るというシステムを構成する(図1)。ワイヤーをできる限り排除した構成になっており、EVを軽量化できる。 [→続きを読む]

車載半導体不足に各国政府までが台湾に増産要請

車載半導体不足に各国政府までが台湾に増産要請

このところ、車載用半導体の供給不足のニュースが続いている。2週間前にも採り上げたが(参考資料1)、今回各国政府までが台湾政府に半導体増産を要請していると日本経済新聞が報じた。自動車用部品は数万点にも及び、どれが欠けても自動車製品を作ることができない。またArmのNvidia買収で、独禁法を管轄する当局が中国だけではなく米欧英も許可を出さない可能性が高い。 [→続きを読む]

米国が強化する半導体製造

米国が強化する半導体製造

アリゾナ州に台湾TSMCの工場を誘致したことをきっかけに、米国の半導体製造を強くするためのレポートや法案が続々出ている。米国の半導体製造能力は1990年には世界の37%もあったのに現在は12%まで落ちているからだ。それらのレポートを読み解きながら、米国がなぜも製造強化に動き出したのか、探ってみる。 [→続きを読む]

Gartnerの2020年世界半導体トップテン、キオクシアが9位に

Gartnerの2020年世界半導体トップテン、キオクシアが9位に

2020年の世界半導体市場は前年比7.3%増の4498億ドルになったと、Gartner社が発表した(参考資料1)。同社はTSMCのようなファウンドリを含めていないため、半導体メーカーの合計が半導体市場を表している。上位10社は売上額100億ドル以上の企業となっている。日本のキオクシアが第9位に入った。 [→続きを読む]

TSMC、半導体企業第2位が射程に

TSMC、半導体企業第2位が射程に

先週はTSMCの決算発表があり、2020年第4四半期(10〜12月期)の売上額が126.8億ドル、営業利益率が43.5%、と絶好調の様相を見せた。半導体ランキング(参考資料1)でも1位のIntelとSamsungとの差よりも、2位SamsungとTSMC間の差がずっと小さくなる見込みだ。Samsungの決算報告は来週なので正確なことは言えないが、TSMCの好調さが際立っている。 [→続きを読む]

IntelのCEOに、技術に強いPat Gelsinger氏が就任へ

IntelのCEOに、技術に強いPat Gelsinger氏が就任へ

かつてIntelのCTO(最高技術責任者)を務めていたPatrick Gelsinger氏(図1)が新CEOに決まった。Intelに30年以上在籍し、同社のプロセス技術をけん引してきた。創業者のRobert Noyceやムーアの法則で有名なGordon Moore氏、ビジネス書籍「パラノイアだけが生き残る」を記したAndy Grove氏などから、技術と経営を学んでいた。これまでIntelのCEOだったBob Swan氏は2月15日に退任する。 [→続きを読む]

ソフトウエアツール+AIチップで現場にAI導入を支援するジルファルコン

ソフトウエアツール+AIチップで現場にAI導入を支援するジルファルコン

エッジAIチップが注目される中でいち早く量産に持ってきた企業が昨年3月に東京にオフィスを構えた。シリコンバレー生まれのGyrfalcon Technology社は小さなAIチップを誰でもすぐに使えるようにするためのソフトウエアスタックも昨年11月に発表、その販売会社ジルファルコン・テクノロジー・ジャパンを立ち上げた。日本でのAIを身近にしたいという思いがある。 [→続きを読む]

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