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2月に最もよく読まれた記事はGartnerの世界半導体ランキング

2月に最もよく読まれた記事は、「Gartnerの2020年世界半導体トップテン、キオクシアが9位に」であった。Gartnerのランキングではファウンドリ企業を含んでいないが、これはファウンドリの売り上げはファブレスやIDMにとってコストとなり、半導体の市場規模を表さなくなるからである。Gartnerの企業の合計が半導体市場規模を表している。

第2位の「TSMCの日本進出の事実は、この記事にある」は、1月28日に開催したFree Webinarのビデオそのものである。これまでのさまざまな報道を積み上げていくと事実が見えてくる、という手法を使って事実に迫った。TSMCは2月9日の取締役会で日本進出が承認されている。

第3位の「車載半導体不足にTSMCやUMCは対応できるか」は、クルマメーカー、半導体メーカー、TSMC、各国政府の思惑を整理してみた記事である。TSMCの売り上げに占める車載半導体の割合や、本音に少しずつ迫ることができる。

第4位は「米国に新19の半導体ファブ、製造シェア12%から27%に拡大へ〜対中強化策」は、泉谷渉氏のブログで、米国の半導体製造強化について述べている。

第5位は「日経、半導体製造の重要性を1面トップで紹介」は週間ニュース分析で取り上げた。日経が半導体製造を持たないとリスクになるというトーンでまとめた記事だが、製造だけよりも半導体ビジネスそのものを持たなければ世界から取り残されてしまう恐れの方が圧倒的に大きい。

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