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セミコンポータルによる分析

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半導体のエコシステムがグローバルに動く、TSMCも熊本工場検討へ

半導体のエコシステムがグローバルに動く、TSMCも熊本工場検討へ

TSMCが半導体工場を熊本県に建設する検討に入ったと6月11日の日本経済新聞が報じた。経済産業省の度重なるお願いに検討することになったようだ。熊本にはソニーの半導体工場に加え、東京エレクトロンをはじめとする半導体製造インフラが整っている。半導体不足への対処という面は大きい。半導体製造は政治的な意味合いも強くなり始めている。 [→続きを読む]

半導体商社コアスタッフに聞く、昨今の半導体不足

半導体商社コアスタッフに聞く、昨今の半導体不足

日本製の半導体・電子部品をオンライン販売で出荷するという強みを生かした半導体商社のコアスタッフがコロナ禍で業績を伸ばしている。接触できないゆえのオンラインの強みを生かし、半導体不足と余剰在庫のまだら模様に立ち向かう。最近の半導体不足をどう見るか、半導体商社コアスタッフの考えを聞いた。 [→続きを読む]

台湾ファブレス急伸、直近の世界ファブレストップ10ランキング

台湾ファブレス急伸、直近の世界ファブレストップ10ランキング

2021年第1四半期における世界のファブレス半導体ランキングを市場調査会社TrendForceが発表した。1位のQualcommは前年同期比53.2%増の62.8億ドルとトップを維持したが、2位にはNvidiaが入り同75.6%増の成長、51.7億ドルに達した。Broadcomは同18.8%増と20%弱の成長の44.9億ドルを売り上げても3位に落ちた。ファブレスの勢いはファウンドリを超える(参考資料12)。 [→続きを読む]

WSTS、2021年の世界半導体市場が50兆円を軽く突破の20%成長と予測

WSTS、2021年の世界半導体市場が50兆円を軽く突破の20%成長と予測

2021年の世界の半導体市場は前年比19.7%増の5272億ドル(約57兆5000億円)になりそうだ、とWSTS(世界半導体市場統計)が予測を発表した。その内、日本市場はわずか7.8%の411億ドルとなり、日本には半導体を使う電子機器メーカーが圧倒的に少ないことを示している。WSTSの市場は、チップを第三者に渡す場所、と定義している。 [→続きを読む]

Keysight、ミリ波向け最大110GHzまでの信号アナライザをリリース

Keysight、ミリ波向け最大110GHzまでの信号アナライザをリリース

第2世代の5Gシステムや低軌道衛星間通信などこれからのミリ波通信システムを観測するため、最大110GHzまで測定できるミリ波信号アナライザ「N9042B UXA」をKeysight Technologyが開発、発売した。アナライザ本体では最大周波数50GHz、帯域幅4GHzだが、周波数エクステンダ「V3050A」を追加すると110GHzまで測定可能になる。 [→続きを読む]

経済産業省がまとめた半導体戦略を読む

経済産業省がまとめた半導体戦略を読む

経済産業省が「半導体・デジタル産業戦略」を6月4日にまとめ、発表した。6月4日の日本経済新聞が朝刊でデジタル産業基盤について簡単に紹介しただけだが、6月7日の日刊工業新聞は、半導体やデジタルインフラ(データセンター立地推進)などについて触れた。打ち出した戦略は、半導体、デジタルインフラ、デジタル産業の3本についてである。簡単にそれらを紹介しよう。 [→続きを読む]

アナログICの2020年世界半導体ランキング

アナログICの2020年世界半導体ランキング

2020年におけるアナログICの世界トップ10社ランキングを市場調査会社のIC Insightsが発表した。トップのTexas Instrumentsは、前年比6%増の108億8600万ドルとなり、2位のAnalog Devicesが同1%減の51億3200万ドルであったため、差を広げたことになる。全アナログIC市場は、570億ドル(6兆2100億円)であった。 [→続きを読む]

Micron、将来見据えた176層NANDフラッシュとDRAM製品を出荷

Micron、将来見据えた176層NANDフラッシュとDRAM製品を出荷

Micron Technologyは、昨年最大176層のNANDフラッシュメモリの開発を発表していたが(参考資料12)、このほどComputex Taipei 2021にて、そのチップを搭載したPCIe Gen4 SSDの出荷開始を発表した。加えて、DRAMでは最先端の微細化ノードである1α nmのDDR4x LPDRAMを出荷した。 [→続きを読む]

直近の世界ファウンドリトップ10社ランキング、パワーチップが躍進

直近の世界ファウンドリトップ10社ランキング、パワーチップが躍進

2021年第1四半期における世界のファウンドリは、前期である2020年第4四半期よりも1%増の227.5億ドルの売上額を示した。例年、第1四半期は、前年の第4四半期(クリスマス商戦)よりも落ちるのが常であったが、今年は異変が起きている。1位のTSMCから5位のSMICまで順位は変わらないが、PSMCのファウンドリ事業が前四半期比14%成長した。 [→続きを読む]

5月は「最新の世界半導体上位15社ランキング」が最もよく読まれた

5月は「最新の世界半導体上位15社ランキング」が最もよく読まれた

2021年5月に最もよく読まれた記事は、「最新の世界半導体上位15社ランキング」であった。米市場調査会社IC Insightsが発表したもので、製造装置や材料メーカーの役に立つようにファウンドリも加えている。2021年第1四半期では、NvidiaとAMDが大きく業績を伸ばした。共にファブレス半導体メーカーだ。 [→続きを読む]

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