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セミコンポータルによる分析

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世界経済減速の影響が中国市場にも現れる、家電輸出が10.7%減に

世界経済減速の影響が中国市場にも現れる、家電輸出が10.7%減に

世界経済の減速を受けて、中国でのエレクトロニクス製品、半導体製品の生産が減速していることがはっきりしてきた。中国家電協会によれば、2008年1~8月の家電輸出の伸び率は前年同期比で10.7%減とブレーキがかかっている。10月に「中国共産党第十七期中央委員第3回全体会議」と、それに続く「中国国務院(政府)常務会議」において、4兆元(56兆円)もの財政出動を決め、内需拡大を推進し始めた。 [→続きを読む]

第3回SEMI太陽光発電技術シンポジウムから見る現状と将来展望(3)

第3回SEMI太陽光発電技術シンポジウムから見る現状と将来展望(3)

単結晶太陽電池は今住宅用として主流を行く。屋根に設置するソーラーシステムとして他のセルと比べると屋根の平均面積40平方mに収まるほど効率の高いセルが入手できないからである。セルだけではなくソーラーシステムとしてみればトータルコストはむしろ単結晶の方が安いとスペースエナジー社は主張する。材料メーカーの視点からの講演を紹介する。 [→続きを読む]

Broadcomが次世代携帯向けWi-Fi/Bluetooth/FM送信機集積チップを開発

Broadcomが次世代携帯向けWi-Fi/Bluetooth/FM送信機集積チップを開発

ファブレス半導体で米Qualcommに次ぎ第2位のBroadcom社が携帯電話向けにWi-FiやBluetooth、FM送受信回路を1チップに集積したICを開発、サンプル出荷している。なぜ、これらの機能を携帯に載せ、1チップに集積したか。その中身を見ると、次世代の携帯電話機で何をしようとしているのかが見えてくる。これまでの国内携帯電話にはカメラやテレビ、ゲームなどの機能が載っているが、電話料金を気にせず写真や音楽などの重いファイルを誰もが取り込むことは通信キャリヤにしても気の進まないことである。 [→続きを読む]

第3回SEMI太陽光発電技術シンポジウムから見る現状と将来展望(2)

第3回SEMI太陽光発電技術シンポジウムから見る現状と将来展望(2)

アモルファスシリコン太陽電池をいち早く開発、電卓に応用した三洋電機は結晶シリコンを使った太陽光発電ビジネスでも常に上位にいる。効率の高いHIT構造の太陽電池は20%近い効率で商用化した実績を持つ。研究段階ででは22.5%もの効率を誇る。三洋電機の講演を紹介する。 [→続きを読む]

第3回SEMI太陽光発電技術シンポジウムから見る現状と将来展望(1)

第3回SEMI太陽光発電技術シンポジウムから見る現状と将来展望(1)

セミコンジャパン2008に併せ、第3回SEMI太陽光発電シンポジウムが幕張で開催された。太陽光発電は、長期的な展望に立った技術であるため、現状と将来への展望について、業界を代表し、研究開発的な立場から産業総合研究所太陽光発電研究センター、セルやモジュールを生産するメーカーとして三洋電機、セルの鍵となる材料のシリコン立場からスペースエナジーからの発表をまとめた。まず、産総研の講演から紹介する。 [→続きを読む]

生産性向上は産業界のためになると信じるISMIが450mm活動状況を明らかに

生産性向上は産業界のためになると信じるISMIが450mm活動状況を明らかに

「200mmから300mmウェーハへ移行するときもそうだったが、難しい問題にぶち当たるとすぐにできない、という人がいるが、エンジニアはイノベーティブな手法を開発し難問を解決した。そのときの難問はリソグラフィのスループットだった。しかし、300mmスキャナーが発明されたことで200mmと同じスループットを手に入れた。何もしないうちからデキナイという人は好きじゃない」。SEMATECH傘下のISMI(International SEMATECH Manufacturing Initiative)の製造技術部門バイスプレジデントのScott Kramer氏は言い切る。 [→続きを読む]

SICASの3QにおけるMOS ICの生産能力・実投入数から見える稼働率の減少

SICASの3QにおけるMOS ICの生産能力・実投入数から見える稼働率の減少

SICAS(世界半導体生産キャパシティ統計)が発表した2008年第3四半期(7~9月)のMOS ICの生産能力は、214万枚/週、実投入枚数は187万枚/週となり、ウェーハプロセス稼働率は87.5%になった。前四半期は89.5%、その前の第1四半期は90.7%であったことから、稼働率は急激に低下したことがわかる。急にブレーキがかかった状態に似ている。 [→続きを読む]

厚さ50μmのリチウムイオン電池を作製できる技術、装置をアルバックが開発

厚さ50μmのリチウムイオン電池を作製できる技術、装置をアルバックが開発

リチウムイオン2次電池の厚さがなんと0.1mm以下と紙のように薄いバッテリが可能になる。あまりにも薄いバッテリなので、ICカードやウェラブルコンピュータ、生体用デバイスなど、折り曲げ可能なフレキシブルな電池を実現できる。アルバックはアルバックマテリアルと共同で50μm以下の薄膜でリチウムイオン電池を生産できる技術と装置を開発した。 [→続きを読む]

製造装置、2009年もマイナス成長とSEMIの見通しだが、材料市場は沈まない

製造装置、2009年もマイナス成長とSEMIの見通しだが、材料市場は沈まない

SEMICON Japanに先駆けて開催された記者会見においてSEMI会長のStanley Myers氏は、来年の半導体製造装置市場の見通しを対前年比21%減の243億ドルに落ち込むだろうとの見方を示した。2008年の見通しも2007年の428億ドルから28%減の301億ドルに落ち込むため、2年連続2ケタのマイナス成長になるだろうとした。2010年にようやく318億ドルに回復すると述べた。 [→続きを読む]

マイクロソフトがカーインフォテインメント向け基本ソフトWA、MAを統合へ

マイクロソフトがカーインフォテインメント向け基本ソフトWA、MAを統合へ

米マイクロソフト社は、カーナビゲーションあるいはカーコンピュータ向けのソフトウエアプラットフォームであるWindows Automotive(WA)とMicrosoft Auto(MA)を来年中に統合することを明らかにした。自動車用とはいってもパワートレインや車体関係ではなく、カーナビに組み込むインフォテインメント関係のコンピュータプラットフォームを動かすためのソフトである。これによりカーインフォテインメントの市場制覇を狙う。 [→続きを読む]

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