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泉谷渉の視点

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市況急回復に乗り遅れるニッポン半導体〜過剰品質のカルチャーは変わらない

市況急回復に乗り遅れるニッポン半導体〜過剰品質のカルチャーは変わらない

「ある日本のロジック半導体メーカーが、台湾のTSMCに生産委託したら、工程数が3分の2に短縮された。めちゃめちゃに安く作れるようになった。相変わらずの高品質維持で日本の半導体はいたずらに工程数が多すぎるのだ。機械も多く買わなければならないし、人も必要以上に多く使う。これでは日本の半導体が儲かるわけはない。」(アイサプライ・ジャパン 南川明副社長) [→続きを読む]

環境エネルギー企業の設備投資なら国は補助金を出す〜42件、300億円を投資

環境エネルギー企業の設備投資なら国は補助金を出す〜42件、300億円を投資

「これはまさにサプライズです。明治期の官営八幡製鉄所や富岡製糸工場の時代ならともかく、国が直接民間企業の工場建設に補助金をバラまくということはありませんでした。しかしながら今回は、環境エネルギー関連であれば、という条件付きではありますが、ついにその禁じ手を破ったのです」。 [→続きを読む]

2010年はLED設備投資が爆裂する!!〜韓台に対抗する日本勢の戦略に注目

2010年はLED設備投資が爆裂する!!〜韓台に対抗する日本勢の戦略に注目

「このまま手をこまねいていれば、日本が得意とするLEDのマーケットは韓国勢・台湾勢にやられまくってしまう。何故に大型設備投資の計画を打ち出さないのだろう」。LED(発光ダイオード)の化合物材料を供給する企業の営業マンがうめくように言った言葉である。確かに焦点になっている白色LEDについてはこれまで、日本の日亜化学工業、豊田合成など日本勢が圧倒的なシェアを誇ってきた。 [→続きを読む]

パワーデバイス爆発の条件は整った〜東芝の設備投資拡大が意味するもの

パワーデバイス爆発の条件は整った〜東芝の設備投資拡大が意味するもの

「東芝のパワーデバイスに対する設備投資拡大の機運が高まっている。よほど大きなアプリケーションを見つけているのだろう。メモリーに集中してきた投資がパワーにも軸足を移しつつあるという傾向は注目に値する」(アイサプライ・ジャパン 副社長 南川明氏)。 [→続きを読む]

民主党政権誕生は新エネルギーを加速〜CO2の30%削減はサプライズな決定だ〜

民主党政権誕生は新エネルギーを加速〜CO2の30%削減はサプライズな決定だ〜

「まさか本当にあのばかげた提案を発表するとは思わなかった。1990年度比でCO2の25%削減を由紀ちゃんが記者会見で述べ始めた時には、脂汗がだらだらと出た。ありえない。本当にありえない。これは、麻生内閣が言っていた2005年度比に直せば、実に30%減という気の遠くなるような数字になるのだ」。 [→続きを読む]

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