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泉谷渉の視点

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パワーデバイス爆発の条件は整った〜東芝の設備投資拡大が意味するもの

パワーデバイス爆発の条件は整った〜東芝の設備投資拡大が意味するもの

「東芝のパワーデバイスに対する設備投資拡大の機運が高まっている。よほど大きなアプリケーションを見つけているのだろう。メモリーに集中してきた投資がパワーにも軸足を移しつつあるという傾向は注目に値する」(アイサプライ・ジャパン 副社長 南川明氏)。 [→続きを読む]

民主党政権誕生は新エネルギーを加速〜CO2の30%削減はサプライズな決定だ〜

民主党政権誕生は新エネルギーを加速〜CO2の30%削減はサプライズな決定だ〜

「まさか本当にあのばかげた提案を発表するとは思わなかった。1990年度比でCO2の25%削減を由紀ちゃんが記者会見で述べ始めた時には、脂汗がだらだらと出た。ありえない。本当にありえない。これは、麻生内閣が言っていた2005年度比に直せば、実に30%減という気の遠くなるような数字になるのだ」。 [→続きを読む]

どっこい、日立半導体は大躍進の予感〜環境/新エネルギーをキーワードに

どっこい、日立半導体は大躍進の予感〜環境/新エネルギーをキーワードに

NECエレクトロニクスとルネサステクノロジの統合はうまくいかない、と言う人が多い。どだいNECマイコンとルネサスのSHマイコンの設計思想は、あまりにも違いすぎる。また、各半導体工場の製造プロセスもかなりの違いがあり、これを合わせ込むのも大変なことになるのだ。「どうせ今回の合併劇は事業所封鎖、大量の人員リストラをやりたいための方便でしかない」。こう考えるジャーナリストやアナリストも多い。 [→続きを読む]

期待のMEMSは半導体の1/40の市場規模〜ファンドリ30社がひしめき利益が出ない

期待のMEMSは半導体の1/40の市場規模〜ファンドリ30社がひしめき利益が出ない

「ナノテクノロジーの有望株と言われたMEMSデバイスは、ここにきて曲がり角を迎えている。現段階で6000億円から7000億円の市場はあると思われ、年間成長率も10%強で推移しており、半導体デバイスの約2倍。しかしながら、市場規模全体から言えばMEMSは半導体の約40分の1という小さな世界で、インパクトが少ない」(アイサプライジャパン 南川明副社長)。 [→続きを読む]

一体、いつになったら、半導体は戻るの?〜台湾は上昇、遅れるニッポン〜

一体、いつになったら、半導体は戻るの?〜台湾は上昇、遅れるニッポン〜

「過剰在庫は急減していると聞く。公的資金もすでにワールドワイドで、200兆円も投入されている。それでも、回復のシナリオはまったく見えない。一体、いつになったらもどるの?」国内大手半導体メーカーの基幹工場トップは、いらだちを隠せず、こうぶつぶつとつぶやいた。 [→続きを読む]

日本の電機再編は意味あるか〜ルネサス/NECエレの経営統合がもたらすもの〜

日本の電機再編は意味あるか〜ルネサス/NECエレの経営統合がもたらすもの〜

ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが統合するとの一部報道があり、世間を騒がせている。これをスクープした日本経済新聞の論調は、この両社を合わせた生産額は、およそ約130億ドルとなり、インテル、サムスンに次ぐ世界第3位の半導体メーカー誕生と持ち上げている。しかしながら、辛口で知られる高名なアナリストにこの経営統合をどう思いますかと聞いたところ、次のような答えが返ってきた。 [→続きを読む]

海水を真水に変える逆浸透膜が一気上昇〜半導体で培った技術が環境に向かう〜

海水を真水に変える逆浸透膜が一気上昇〜半導体で培った技術が環境に向かう〜

「海水を真水に変えるというのは人類にとって長い間の夢であった。以前より海水を蒸発させて真水を得る方法はあったが、今日において、私たちの技術がより効果的にそれを可能としたことは、喜ばしい限りだ。この技術は高分子分離膜(メンブレン)という新素材の登場で可能になった。膜ろ過により溶液に含まれる物質を分離、精製、濃縮するというものだが、実はこの技術のベースを作ってくれたのは、半導体産業なのだ。」こう語るのは、日東電工 メンブレン事業部滋賀事業所の所長・田坂謙太郎氏である。 [→続きを読む]

イタリア発の電池は飛躍的に発展した!!〜リチウムイオンのもたらすインパクト

イタリア発の電池は飛躍的に発展した!!〜リチウムイオンのもたらすインパクト

「半導体や液晶の材料が注目されるのはわかりますけど、今後の焦点はリチウムイオン電池の材料なのよ。それにしても、電池という技術はあの女好きのイタリア男から始まったということを知らない人が多いわ」。みずほインベスターズ証券にあって、電子材料系のアナリストとして売り出し中の山鹿亜紀子(やまがあきこ)氏の談話である。 [→続きを読む]

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