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泉谷渉の視点

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外資系メーカーが日本へ続々進出〜世界に誇る労働力と最強の素材力を評価

外資系メーカーが日本へ続々進出〜世界に誇る労働力と最強の素材力を評価

東日本大震災の影響がまだ残っているこの日本に、続々と外資系メーカーが進出し始めていることは一種の驚きだ。半導体では、すでに米テキサスインスツルメンツは米スパンションが進出していた福島県会津若松の工場を買収しており、先ごろイスラエルのジャズセミコンダクターが兵庫県西脇に進出を決めた。 [→続きを読む]

2011年半導体成長率は全く読めず〜「伸びず」から10%超と強気の予測まで

2011年半導体成長率は全く読めず〜「伸びず」から10%超と強気の予測まで

政府関係者の2011年度の経済成長の見通しは呆れかえるほどに甘い。どう考えても、GDPでマイナス1%クラスの急速な落ち込みが、4月から9月までは続くことは確実な情勢だ。OECD(経済協力開発機構)は、日本の2011年の実質経済成長率は東日本大震災の影響でマイナス0.9%に落ち込むと下方修正している。昨年11月の見通しでは1.7%増としていたところを、冷静に分析し、修正したのだ。 [→続きを読む]

東北・北関東に国家的支援の経済特区作れ!〜西日本/海外への工場流出歯止め策

東北・北関東に国家的支援の経済特区作れ!〜西日本/海外への工場流出歯止め策

筆者が、かの3/11の大衝撃ともいうべき地震を経験した時、東京・西荻窪の商店街にいた。ただちに電話がかかってきたのはデジタルカメラメーカーと車載関連メーカーであった。いずれもルネサスエレクトロニクスの被害状況をすぐ知りたいということであった。 [→続きを読む]

東日本大震災がIT産業に与える影響は巨大〜日本製材料が供給不足で作れない

東日本大震災がIT産業に与える影響は巨大〜日本製材料が供給不足で作れない

「東日本大震災の甚大な被害はどこまで及ぶのかわからない。今は救命と応急手当的な復旧に全力を上げている段階だ。電力供給不安による工場の稼働率低下は避けられないだろう。それよりも何よりも恐ろしいのは半導体や液晶などの重要材料を供給している東北エリアの工場が大打撃を受けていることだ。このままでは、インテルもサムスンも東芝も思ったようには半導体が作れないという懸念が増大している」 [→続きを読む]

IBM、NECもレノボに敗北〜スマートフォン/タブレットの登場でPC時代閉幕か

IBM、NECもレノボに敗北〜スマートフォン/タブレットの登場でPC時代閉幕か

「IBMがかつて世界NO.1の半導体メーカーであったことを知る人は、いまやさすがに少なくなった。そしてまた、PCはIBMが生み出したものだということを覚えている人もほとんどいないだろう。」深いため息をついてこう語るのは、いまや半導体アナリストとして国内最古参のキャリアを持つ南川明氏(アイサプライ・ジャパン副社長)である。 [→続きを読む]

なぜ日本にベンチャーは育たないか〜Siバレーのオープンイノベーションに学べ

なぜ日本にベンチャーは育たないか〜Siバレーのオープンイノベーションに学べ

「日本のベンチャーキャピタルの投資は、2007年3月期に2800億円まで拡大したものの、2011年3月期に至って800億円まで急降下した。これはひどい。ひどすぎる。起業家精神は萎縮する一方で、大企業は本気でベンチャーを活用しようとはしていない。」日本アジア投資の熊本剛氏は吐き捨てるようにつぶやいた。 [→続きを読む]

臆病な日本の経営者は世界の投資競争から逃げる〜手元流動65兆円を決断せず

臆病な日本の経営者は世界の投資競争から逃げる〜手元流動65兆円を決断せず

「日本の一部上場企業の手元流動資金はついに65兆円まで積みあがっている。あのニッポン絶頂期にあった80年代後半の水準をも上回っているのだ。それなのに大型の設備投資に踏み切らない。研究開発投資をケチる。必要なマンパワー増強をやらないばかりか、給料カットに奔走する。何という情けない姿か」。 [→続きを読む]

Li+電池で世界トップシェアの日本勢は設備投資急加速〜産学連合もスタート

Li+電池で世界トップシェアの日本勢は設備投資急加速〜産学連合もスタート

リチウムイオン電池は、現状において需要の8割以上が携帯機器に使われている。しかし、全体のパイが拡大していく中で、将来的には8割が自動車向けになるとの見方があるのだ。2010年から始まったエコカーブームは、リチウムイオン電池の需要拡大を促し、各社とも車載向けに積極的な投資をスタートしている。ただ、安全性と信頼性という観点から多くのハイブリッド車は現状でニッケル水素電池を採用しており、リチウムイオン電池の主用途は、やはり、今のところは電気自動車(EV)に限られている。 [→続きを読む]

半導体での日韓協力は今後の重要課題だ〜忠北テクノパークはJASVAと連携強化

半導体での日韓協力は今後の重要課題だ〜忠北テクノパークはJASVAと連携強化

「日韓戦といえば、サッカーにしろ、野球にしろ、殺伐とした雰囲気が流れる。ライバル関係と言えば言葉はいいが、もう少し違う感情がそこに流れている。ところが最近では環境やエネルギー関連の分野で日韓連合軍を組むケースも出てきており、産業ベースで言えばこれまでとはかなり異なる領域へ突入していったようだ。」経済産業省幹部が目を見開いて言った言葉である。 [→続きを読む]

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